5月12日23時28分、月はみずがめ座21°で下弦の月になります
今年最大の大きさの下弦の月です。
激しかった日蝕&月蝕の意図を統合していくにあたって、感情面とリアル面の両方でテストがなされる下弦の月タイム。
変化のしにくい(密度の高い)地の星座おうし座の、サバイバルが必要であるがゆえの変化の必然を、現実の生活のうえに定着させていく。
20日のおうし座28°新月に向けて、修正や疑念、あたらしく設定すべき事を考え始めもする下弦のフェーズ。
木星がおひつじ座新月が起こった29度に到達し、旧来からのセキュリティに挑戦すべき、サバイバルの緊張感のある下弦スクエアです。
おうし座21°太陽は北ノード☊から離れ、蝕のシーズンも終わろうとしています。
おうし座太陽が18°56′で天王星と合するのは5月10日(04:55)。
おうし座の性質には、縄張り意識や独立独歩を好むところがあるので、自分自身や自己価値を独立・開放する、意識の目覚めがある。
高品質で価値のある土台の上に物事を創造したいい、必要な創造性は将来にわたって持続可能であるべきで、安定した結果を自給自足で確立すべきだと考えている、おうし座の太陽と天王星。
そして天王星は、経済リフォームについての解決策を見つける
水星順行は5月15(12:35)
天王星は2025年にふたご座に抜けるので、太陽(王様)が天王星と合をして、アイデアを物質化&具現化する意図を設定できる機会、経済的リフォームの解決策を求める恩恵は残り3回です
天王星はサプライズの星なので、びっくりすることがあるかもしれません
木星や海王星は、おうし座でスピリットを物質化しますが、天王星はおうし座で、新しいアイデア(考え方)や科学を物質化します。
天王星がサインを移動する7年という月日はとても重要です
土星の30年サイクルを見ても、土星は7年ごとに90°や180°など重要なアスペクトを形成します
今回の食シーズンで、自分にはサバイバルのため変容する必要がある、という変化の目覚めや気づきがあった人ほど、変容への覚悟を感情的にプロセスする必要がある下弦の月です。
みずがめ座の月には、ライフに新しいパラダイムや解決策をもたらすため、生活のドラマや感情から一度デタッチ(離れて)して、感情をマインドでプロセスするニーズがあります。
(日本語の心という言葉には、探求心、好奇心といったように、マインドの意味がもとから含まれているので、心のなかを感情とマインドに分けて理解するのは難しさがあるかもしれません)
マインドによる感情プロセスとは、水瓶座的な視座から感情を理解すること
俯瞰図的な観察や教育をつうじて、知恵と洞察力を獲得し、それを使って自分の感情を適時、適切に管理すること。
自分を見失うドラマや激情が嫌。
ところが金星や火星はかに座にあって、自分の感情にコネクトして、いまのリアルなニーズや、変化の痛みにじっくり向き合う必要がある。
みずがめ座は未来を見つめ、おうし座&かに座はセキュリティの愛着が絶対に必要。
冥王星もまた資源:リソースについて、セキュリティの脆弱さや不安に向き合えないなら、未来に進めないよ、もっと成長できないよ、と言ってるアンビバレントな二つの方向性がある。
木星のおうし座入がこの下弦フェーズ5月17日
かに座金星&火星からの、うお座側への水のトラインは、自分の脆弱さと向き合い、もう機能していない構造を手放し、宇宙に信頼降伏:サレンダーして、自己を慈愛=セルフケアすることを求めている。
自分の感情の理解、感情体の変容をとおして、エゴのダイナミックな発達を経験するかもしれない。
火星の行動原理の背景はおひつじ座木星、自分の譲れないビリーフ(信念)システム
しかし、かに座火星は、時には弱さを認め、戦いを放棄せよ、と海王星に言われている。
集合へ奉仕する前に、自分の心にタッチすること、親密な人々とパーソナルな生産性を与え合う。
おうし座さそり座の月のノード軸を中心としてカイト型ができ、自己価値に人間らしい慈愛と宇宙の慈悲がもたらされます。
より健康的な生活の基準を引き上げる鍵は、感謝とケアであること。
月は冥王星を通過し、太陽はみずがめ座ルーラー天王星から3度進む。
独立独歩や変化の加速を望む衝動は大きいものがあります。
自分らしさを阻んできた障害を解決し、さらに進歩するため解決策は何か?
答えはかに座の金星
どんなに未来のアイデアが素晴らしくても、まずセキュリティや安定こそ発達や進化の基盤。
感情的なニーズを明確にし、感情的なプロセスへのマインド的理解を進めることで、ライフの質をアップグレードする。
サバイバルの危機的状況を前にして、マインドか感情か、どちらか一方がもう一方を圧倒して、機能不全に陥る不均衡を作り出すのではなく
危機にある今こそ、いちど自分のルーツと自給自足に戻って、高い視座からマインドと感情を調和させる。
天王星があるおうし座の自己価値。
変化が急速すぎて心が現実を理解する時間が足りない、プロセスが追いついていない、という冥王星の不満や恐れを認めてあげて、その都度、自分の基本的な価値観に戻る。
繰り返し内省しながら、ライフという知恵の樹の、深い根をおろしていく。
加速的に自己実現する以前に、心身のバランスが取れていること、より健康的な生活の基準を引き上げていくことが、いまの大事な目標だと気づかせてくれる。
そしてみずがめ座天王星が教える、感情の安定と発達を促進するもう 1 つの優れた方法は、リソースと洞察が共有されるコミュニティを創造し、
人々が集まる場所に、自分が安住できる平和の地を見出すことです。
おうし座の縄張り意識は、不特定多数の他者との交わりを嫌うが、みずがめ座のマインドによる理解力が、頑固さの欠点を克服させます