Re:Vision

叡知を星と循環に託して

身土不二♉🌕2°満月

 

 

 2026年10月26日(13:12)月はおうし座2°太陽はさそり座2°で(不動宮軸の)満月になります。

 ハロウィン🎃がある週の満月(ハンターズムーン)です♪

おうし座=セルフケア(身体性と自己価値)

てんびん座=相互のケア(関係性と公正)

うお座=ユニバーサル・ケア(普遍倫理)

 太陽がさそり座に入ったのが23日の霜降。おひつじ座の海王星を起点に、10月24日にさそり座0°で新金星になった太陽と逆行金星が頂点(目的と方向性)、ふたご座4°天王星が結実点のYOD(神が指し示す方向性)ができている満月図です。

 結実点のふたご座天王星、今年は外在火のエネルギー過多の年。スマホやテレビからの情報は刺激が強く騒がしい。

 金星/水星のW逆行期間に秋の土用期間。自分自身の心身のケアと周囲の人々に対するケア(注目と世話)を行い、日々の感謝を行動で示すこと。

 そして秋土用の期間の土星座のエネルギー。地球への感謝も忘れない。

 他者を慈悲(下降的感情)には、自己超越の高度さが必要です。

 自己超越が高ければ高いほど、より多くの人を慈悲・包含することができます。

 セルフケアは、自己超越のための大事な土台です。


 

 「身土不二(しんどふじ)」とは、簡潔にいえば、人間の身体と、その人が生きる土地や環境は、切り離せない一体のものであるという考え方です。

 東洋思想や仏教、伝統的な食養生などに関わる言葉で、自然と人間の関係を考えるうえで重要な概念です。

1. 身土不二の言葉の意味

  • 身(しん):身体、人間の存在

  • 土(ど):土地、大地、生活する環境

  • 不二(ふに):二つではない、根本において分離していない

つまり、身体と土地は別々に存在しているように見えても、実際には深く結びついている、という意味です。

 

2. 仏教における本来の意味

 身土不二は、仏教の「依正不二(えしょうふに)」という考え方と関連づけて理解できます。

 依正不二とは、簡単にいえば、人間が生きる環境(依報)と、そこに生きる主体(正報)は、互いに切り離せないという考え方です。

 人間は環境の外側に独立して存在するのではなく、環境との関係のなかで生きています。

例えば、

  • 気候が身体の状態や生活習慣に影響する。

  • 土地で育つ植物や作物が、地域の食生活を形づくる。

  • 人間の営みが土地を変え、その土地が次の世代の暮らしを支える。

このように、人間と環境は相互に関係しながら成り立っているのです。

 ただし、身土不二という言葉は、現代では食養生の標語としても広く用いられており、仏教における本来の思想と、食生活への応用は区別して理解するとよいでしょう。

3. 食養生における身土不二

 食の分野では、身土不二は「自分が暮らす土地で、その季節に採れるものを食べる」という考え方として知られています。

 その土地の気候や季節に合わせて育った作物を食べることは、地域の食文化を守り、旬の食材を活用することにもつながります。

 ただし、地元の食材が必ずしも輸入食材より健康に優れている、ということが科学的に一律に証明されているわけではありません。 栄養バランスや食材の鮮度、調理法なども重要です。

4. 陰陽五行の思想と結びつけると

身土不二は、陰陽五行の自然観とも親和性があります。

陰陽五行の視点

身土不二とのつながり

木性

土地に根を張り、植物が成長する

火性

太陽の熱や光が、作物と人間の活動を支える

土性

大地が作物を育み、人間の生活基盤となる

金性

収穫や選別、実りを形にする

水性

雨や水循環が、生命を支える

 

 五行は、自然界の働きを相互の関係として捉える枠組みです。身土不二もまた、人間を自然から切り離さず、環境との関係のなかで理解する視点として捉えられます。

 ここで大切なのは、五行を単なる五つの物質の分類と見るのではなく、生成・成長・成熟・収穫・循環という、相互に関係する働きとして捉えることです。

5. 現代の暮らしに置き換えると

 身土不二は、食べ物だけに限定せず、暮らし全体に広げて考えることもできます。

  • 土地の気候に合わせて暮らす。

  • 季節の変化に応じて身体の使い方を変える。

  • 地域の植物や農作物を育て、土地の恵みを生活に取り入れる。

  • 自分の生活を支える自然環境を守り、次の世代につなぐ。

 これは、人間が自然を一方的に利用するのではなく、自然との関係のなかで生活を営むという姿勢です。

 身土不二の核心は、身体と土地を別々のものとして考えないこと。

 身体は土地から食べ物を得て、空気や水を取り込み、気候の影響を受けながら生きています。そして人間の営みもまた、土地の姿を変えていきます。

 その意味で身土不二は、自然と人間を対立させるのではなく、互いに支え合う関係として捉える思想だといえるでしょう。

 

ハッピーハロウィン♪

 

 

秋土用入り♑25°🌓上弦

 

 

 2026年10月19日(01:13)月はやぎ座25°太陽はてんびん座25°で上弦の月になります。

 上弦の月の翌日10月20日(火)は今年の秋土用入り(秋の土用の始まり)です。

 「土用」といえば夏の「うなぎ(丑の日)」が有名ですが、本来は季節の変わり目(立春・立夏・立秋・立冬の直前約18日間)に年に4回巡ってくる暦の節目のことです。

  陰陽五行説では、季節をそれぞれ「春=木」「夏=火」「秋=金」「冬=水」に当てはめます。

 余った「土」は季節の変化や調整を担う気とされ、次の季節へとスムーズに渡すための緩衝期間として各季節の終わりに配置されました。

   秋の土用は、秋(金)から冬(水)へ移り変わる立冬(11月7日)の手前の準備期間にあたります。 

  • 金星逆行: 2026年10月3日〜11月13日。さそり座からてんびん座へ戻ります。

  • 水星逆行: 2026年10月24日〜11月13日。さそり座内で逆行します。

  • 同時逆行: 10月24日〜11月13日。

 金星がすでに逆行を始め、まもなく水星も逆行を始める時期にいますが、土星座のやぎ座で上弦、そして26日に土星座のおうし座2°満月、季節の変わり目の中で心身の調子を整えるフェーズです。

 満月に向かって月は満ちていき、サイクルは繰り返され、私たちのライフも最適に循環していきます。

 10月20日の「土用入り」から、立冬の前日にあたる11月6日(金)までの18日間が秋の土用期間となります。

2026年 秋の土用スケジュール

項目 日程
土用入り 10月20日(火)
土用明け 11月6日(金)
立冬(冬の始まり) 11月7日(土)
間日(土いじりOKの日) 10月24日(土)、10月26日(月)、10月28日(水)、11月5日(木)
辰の日(食養生の日) 10月21日(水)、11月2日(月)

 土用入りの時期に意識したいポイント

 五行説において、土用は「金」の気を持つ秋から「水」の気を持つ冬へ向けて、気が変化・調整される重要な節目のタイミングです。

  • 無理のないスタートを

    土用入り直後は季節の変わり目特有の寒暖差や気の乱れが出やすいため、過度な変化や無理な作業を避け、体調を整える準備期間に充てるのが適しています。

土用期間中の過ごし方・注意点

 季節の転換期で気が乱れやすく、体調を崩しやすい時期とされるため、昔から独特の風習や控えるべきことが伝わっています。

  • 避けたほうがよいとされること

    • 土いじり・土を動かすこと: 穴掘り、建築の基礎工事、植え替え、大規模な庭仕事・農作業など(土を司る神様「土公神」が宿るためとされる)。
    • 新しいこと・大きな決断: 引っ越し、開業、転職など。
    • 無理な大仕事: 体調を崩しやすい時期のため、過労を避ける。
  • 土いじりをしてよい「間日(まび)」
    土公神が天上へ出かけるとされる「間日」には、土いじりをしても問題ないとされています。
    2026年の秋の土用の間日は以下の4日間です。

    • 10月24日(土)[未の日]
    • 10月26日(月)[酉の日]
    • 10月28日(水)[亥の日]
    • 11月5日(木)[未の日]
  • 縁起のよい食べ物(辰の日の食養生)
    夏の土用は「うの付くもの/赤いもの」ですが、秋の土用は「辰の日(たつのひ)」に「た」のつく食べ物や青い食べ物(青魚など)を食べると体に良いとされています。

    • 今年の「辰の日」: 10月21日(水)・11月2日(月)
    • おすすめ食材: 大根、玉ねぎ、鯛、サンマ・サバなどの青魚など
 冬へ向けて体調を整えたり、身の回りを片付けたりする「冬支度の期間」としてリラックスして過ごすのがおすすめです。 

 

 

 

 

 

関係性理論♎17°🌑新月

 

 

 2026年10月11日(0:50)月と太陽はてんびん座17°21′で(活動宮の)新月になります。

  二十四節気では、10月は8日に寒露→23日に霜降。

 寒露は「秋が深まり、野草に冷たい露が結ぶ」時期、霜降は「霜が降りるころ」と定義されています。

 
 10月に観測できる主な流星群は、「10月りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)」と「オリオン座流星群」の2つです。

10月は夜間の気温が下がり空気が澄み渡るため、星空観測に適したシーズンとなります。

1. 10月りゅう座流星群(旧・ジャコビニ流星群)

  • 見ごろ(極大): 10月8日深夜~10月9日明け方
  • 出現数: 1時間あたり数個程度(控えめ)
  • 特徴:

    • 母天体は「ジャコビニ・チンナー彗星」。
    • 流れ星の速度が秒速約20kmとゆっくり流れるのが大きな特徴です。
    • 過去に数千個規模の「流星嵐」を起こしたことで有名ですが、平年は比較的静かな流星群です。
    • 放射点(流れ星が飛び出して見える中心)が北の空(りゅう座)にあり、一般的には夜明け前よりも夕方~宵の口から観察しやすい珍しい流星群です。

2. オリオン座流星群

  • 見ごろ(極大): 10月21日深夜~10月22日明け方
  • 出現数: 1時間あたり10個前後
  • 特徴:

    • 母天体は有名な「ハレー彗星」。
    • 流れ星のスピードが秒速約66kmと非常に速く、明るい火球や痕(痕跡)を残しやすいのが特徴です。
    • ピーク(極大)の山がなだらかなため、極大日の前後2~3日間も観察のチャンスがあります。
    • 放射点のあるオリオン座が東の空に高く昇ってくる22時以降〜深夜・明け方前が一番の見ごろになります。

💡 綺麗に観測するためのコツ

  1. 特定の方角だけにこだわらない

    • 放射点(りゅう座・オリオン座)を中心に全方位へ放射状に流れるため、街灯などの明かりを避け、空全体を広く見渡すのがコツです。
  2. 目を暗闇に慣らす

    • スマホの画面や明るい街灯を見ず、15分ほど暗闇に目を慣らしてから夜空を見上げてください。
  3. しっかり防寒対策を

    • 10月の夜間は急速に冷え込みます。長時間の屋外観測になるため、上着や温かい飲み物を用意して臨みましょう。

  金星は10月3日から逆行、水星は10月24日から逆行。

news.tv-asahi.co.jp

news.infoseek.co.jp

 

  星からの下降的な影響は無い。

 AI革命が進む現代社会において情報の取り扱いの困難さに人間が上昇的意図をもって取り組むべき時。

 

minaminosimano.hatenablog.com

 

minaminosimano.hatenablog.com

 

 来年2027年10月に金星は再びさそり座へ戻ってきます。

 金星は通常、約1年6か月(約584日)のサイクルで全黄道(12星座)を一周します。そのため、さそり座を一度離れたあと、およそ1年余りをかけて各星座を巡り、2027年秋に再びさそり座へと巡ってきます。

さそり座に関する金星の運行スケジュール

  • 今回(2026年〜2027年初頭)

    • 2026年9月10日:さそり座へ入宮
    • 2026年10月3日〜11月14日:金星逆行(途中10月25日に天秤座へ一度戻る)
    • 2026年12月4日:順行で再びさそり座へ戻る
    • 2027年1月7日:さそり座を抜けていて座へ移動
  • 次回(2027年秋)

    • 2027年10月8日:再びさそり座へ入宮
    • 2027年11月1日:いて座へ移動

2026年と2027年の「さそり座金星」の違い

  • 2026年秋〜冬(今回の滞在)
    逆行を挟むため、通常なら約1か月で通過するところを約4か月間(1月7日まで)という異例の長期間、さそり座・天秤座エリアに留まります。深い見直しや再確認をじっくり行う特別なフェーズです。
  • 2027年10月(次回の滞在)
    2027年中に金星の逆行はありません。そのため、2027年10月8日〜11月1日の約3週間という通常のスピードでスムーズにさそり座を駆け抜けていきます。
 今回の逆行期間中に見つめ直した愛や価値観のテーマが、1年後の2027年10月に再びさそり座へ金星が巡ってきた際、より整理された形で実りや答えとして現れやすくなります。

  金星は来年逆行しませんが、水星は来年10月7日さそり座4°から10月28日てんびん座19°まで逆行します。

 


 

 「関係性」と「感情プロセス」は心理学ではかなり深く結びついています。特に重要なのは、感情を「自分の内部だけで起きるもの」と見るのではなく、人と環境・他者との関係の中で生成・変化・調整されるプロセスとして見る考え方です。

1. まず「感情プロセス」とは何か

感情プロセスは、単に「嬉しい・悲しい・怒る」という感情そのものではありません。

大まかには、

出来事
→ その出来事が自分にとって何を意味するか
→ 感情が生じる
→ 身体・行動・思考が変化する
→ 感情を調整する
→ その経験に意味を与える

という時間的な流れです。

たとえば、誰かから返信が来ない場合、

「忙しいだけだろう」

と受け取れば不安は小さいかもしれません。

一方、

「嫌われたのかもしれない」

と受け取れば、不安や悲しみが強くなり、さらに「確認したい」「距離を置きたい」などの行動につながる。

 つまり感情は、出来事そのものだけでなく、その出来事と自分との関係の意味づけによって動きます。

 これは感情研究でいう appraisal(評価・意味づけ)や relational meaning(関係的意味)と非常に近い考え方です。

 Lazarusは感情を、評価、対処、行動・反応の流れ、そして「関係的意味」というプロセスから捉えています。(Wiley Online Library)


2. ここに「関係性理論」が入ってくる

関係性の観点から見ると、

感情は「私の中にあるもの」が外に出てくるだけではない

と考えられます。むしろ、

私 × 他者 × 状況

という関係の中で感情が生まれ、変化していく。

たとえば、

相手が近づく
↓
私は安心する
↓
安心したので自分から話す
↓
相手も親密に反応する
↓
さらに安心する

という循環があります。

反対に、

相手が距離を取る
↓
私は拒絶されたと感じる
↓
不安になる
↓
相手に強く確認する
↓
相手がさらに距離を取る
↓
不安が強まる

という循環も起こります。

ここで重要なのは、「不安な人」が一人で存在しているのではなく、「不安が生じる関係パターン」が形成されているという見方です。


3. 愛着理論は、この2つをつなぐ代表的な理論

 愛着研究では、他者との関係は感情調整にも関係すると考えられています。

近年の研究では、感情調整には、

  • 自己の内部で行う感情調整

  • 他者を利用して行う感情調整

の両方があることが重視されています。

後者は interpersonal emotion regulation(対人的感情調整) と呼ばれます。

たとえば、

「ちょっと話を聞いてほしい」

「大丈夫だよと言ってもらいたい」

「誰かと一緒にいると落ち着く」

という行為も、感情調整の一部です。

630人の成人を対象とした研究でも、愛着傾向と、他者を利用した感情調整の仕方との関連が検討されています。(PubMed)

つまり、

関係性 → 感情 → 感情調整

だけではなく、

関係性 → 感情 → 他者との相互作用 → 感情調整 → 関係性が変化

という循環になります。


4. 「感情は関係の中で調整される」というところが核心

これは発達心理学では特に重要です。乳幼児は、自分だけで感情を十分に調整できません。たとえば赤ちゃんが、

不快
↓
泣く
↓
養育者が抱く
↓
声や身体接触によって安心する
↓
生理的・情動的な興奮が下がる

という経験を繰り返します。

これはしばしば**共同調整(co-regulation)**という観点から理解されます。

そして発達の中で、

「誰かに落ち着かせてもらう」

という外部的な調整を徐々に、

「自分で自分を落ち着かせる」

という自己調整へと取り込んでいきます。

そのため愛着研究では、養育者との関係と、その後の感情調整能力との関連が重要なテーマになります。成人でも、愛着表象と感情調整には一貫した関連が報告されています。(PubMed)


5. だから「感情プロセス」は一人の心の中だけでは完結しない

ここを図式化すると、とても分かりやすいです。

       環境・出来事
             ↓
       「自分との関係」
             ↓
          感情発生
             ↓
       身体・思考・行動
             ↓
       他者への働きかけ
             ↓
       他者の反応
             ↓
      自分の感情が変化
             ↓
      関係性そのものが変化
             ↓
       次の感情プロセスへ

つまり感情は、

刺激 → 感情

という単純な直線ではなく、

人 ↔ 人 ↔ 感情 ↔ 行動 ↔ 関係

という循環的なプロセスとして理解できます。


6. 感情焦点化療法(EFT)も、この考え方をかなり重視する

Leslie Greenbergらの感情研究では、感情プロセスを、

  1. 感情への気づき・活性化

  2. 感情の調整

  3. 感情について振り返り、意味を作る

  4. 別の感情によって古い感情を変化させる

といったプロセスとして整理しています。(Wiley Online Library)

さらにEFTでは、単純に「感情を抑えましょう」とするのではなく、

感情にアクセスする
→ その感情が何を伝えているのか理解する
→ 新しい感情的経験によって変化させる

という考え方があります。(PubMed)

そしてこの心理療法自体が、治療者との関係性を重要な媒体として使います。

つまり、関係性が感情を生み、感情が関係性を変え、新しい関係性が新しい感情経験を可能にするという循環です。


7. 夫婦・恋愛関係では、さらに分かりやすい

研究では、カップルの感情調整について、

Aの感情調整 → Bの感情 → Bの感情調整 → Aの感情

という相互依存が確認されています。

119組のカップルを対象とした研究では、個人内の感情調整だけでなく、パートナーへの感情表現やパートナー側の感情抑制など、相互作用の経路が心理的ウェルビーイングと関連していました。(PubMed Central (PMC))

さらに実験研究では、カップルの一方に感情抑制をさせると、その影響が本人だけでなくパートナーの生理的覚醒や否定的感情にも及んだと報告されています。(PubMed)

これはかなり面白いところです。

つまり、

「私の感情」と「あなたの感情」は、完全に独立した2つのものではない。

親密な関係では、互いの感情調整システムが結びついています。


8. そして、前に話した「愛着が発達の基盤になる理由」とつながる

愛着は単に、

「お母さんが好き」

という話ではありません。

むしろ、

「私は他者との関係の中で、感情をどう経験し、どう調整し、どう行動するのか」

という基本的なパターンを発達させる土台になります。

そのため、

愛着関係
↓
感情の共同調整
↓
自己の感情調整能力
↓
他者との関係形成
↓
さらに新しい感情経験

という循環ができます。

 2026年の系統的レビューでも、愛着や関係の質が、生涯にわたる情緒・認知・社会的発達と関連することが検討されています。(Frontiers)


一番大事なところ

感情は「個人の内部で発生して、外へ表現されるもの」だけではなく、「関係の中で意味づけられ、他者との相互作用によって調整され、さらにその関係を変化させるプロセス」である。

 これは「感情プロセス」→「愛着が発達の基盤になる理由」をつなぐ非常に重要な橋になります。

 さらに一歩進めると、人間は「感情 → 愛着 → 関係性 → 発達」の単純な発達モデルではなく、よりスパイラルな発達の方向性をもつ「関係性そのものが感情プロセスを発生させ、発達を駆動する」という見方ができます。

-UnsplashのIlliya Vjesticaが撮影した写真

シャドーワーク♏20°➡5°水星逆行

 

 

 2026年10月24日(20:49)今年最初の水星逆行が始まります。今回の逆行はさそり座20°で始まり順行に戻るのが11月14日(00:54)さそり座5°です。

 西洋占星術で水星逆行はコミュニケーション・交通・契約などに見直しや誤解が起きやすい時とされています。

 今回の逆行はすべて「蠍座(さそり座)」の領域内で起こるのが大きな特徴です。
 また、ほぼ同じタイミング(10月3日〜11月14日)で「金星逆行」も重なっているため、象徴的な意味合いがより強く感じられるテーマとなっています。

  以下水星逆行に関する説明が長々と続きますが、ブログ主が伝えたい内省点は記事タイトル見出し一文にいつも集約されています。

 水星の逆行運動はいつも約3週間(約24日間)です。よって開始日から12日後くらいで逆行の中日が来ます。

 今回の水星逆行(2026年10月24日〜11月14日の全22日間)の中日は、11月3日(または11月3日〜4日の境目)にあたります。

 ちょうどこの折り返し地点(中日)の頃は、逆行の「折り返し」とともに見直しや調整のピークを過ぎ、後半に向けた方向性が少しずつ見え始めてくるタイミングとなります。


 

 逆行のサイクル全体でいえば、逆行後の水星が順行のため折り返す地点を、水星が始めに通過したあと=影響の始まり(プレシャドウ)、そして順行後の水星が逆行を開始した地点をふたたび通過するまで=「影響の終わり(ポストシャドウ)」の2つが「逆行のシャドウ・フェーズ(影の期間)」として重要期間に含まれます。

 今回の場合では逆行のシャドーフェーズ入りが10月4日(♏5°)、抜けるのが11月30日(♏20°)頃になります。

 水星が逆行のシャドーフェーズに入る時期に考えていた閃きやアイデア、計画についても重要な再考テーマです。

 水星逆行期間に、そのアイデアが現実に実現可能かどうか、長期間の耐性ある計画であるかを確かめる、また心変わりすることがないか、つど内省/内観し、テストすることができます。

 水星の逆行開始と順行後の前後3日間は、水星が留(ステーション/ステーショナリー)の状態になるため、とくに注意が必要です。

-Photo by Laura Ockel on Unsplash

 水星は太陽系でもっとも太陽に近い内惑星です。普段、日の出前の東の低い空か、日没後の西の低い空で見ることができます。

 今回逆行する水星は10月12日に東方最大離角(0.0等)。夕方、水星が見やすくなります。

 太陽に最も近い水星は日頃太陽の光に隠れやすいですが、東方最大離角(太陽の東側に最も離れるタイミング)を迎える日は、日没後の西の空で最も高度が高くなり、観察の絶好のチャンスとなります。

水星観察と逆行のステップ

  1. 10月12日頃:東方最大離角(夕方の見ごろ)

    • 観察タイミング: 日没後30分〜1時間ほどの西の低い空

    • 見え方: 明るさ0.0等前後で輝き、肉眼や双眼鏡で見つけやすくなります。

    • 状態: この時期の水星は、地球から見て太陽から最も離れ、これから「留(順行から逆行への転換点)」に向けて動きを緩めていく段階です。

  2. 10月24日:逆行開始

    • 東方最大離角を過ぎると水星は急速に太陽へと近づいて見えるようになり、夕方の空での高度を下げていきます。

  3. 11月3日頃:中日(太陽と水星の内合)

    • 逆行の折り返し地点となるこの時期は、水星が地球と太陽のほぼ間に入るため、一時的に夜空では見えなくなります(このタイミングを境に「夕方の西の空」から「明け方の東の空」へと位置が移ります)。

  4. 11月14日:逆行終了(順行へ)

    • その後、11月下旬にかけて今度は「西方最大離角」に向かい、明け方の東の低い空で見やすくなっていきます。

 西の空が開けた場所(海岸線や開けた平地など)では、日没後の夕映えの中にぽつんと輝く水星をクリアに捉えやすくなります。10月12日前後の数日間は、日の入り直後の西の空をぜひチェックしてみてください。


 

 水星は、88日かけて太陽のまわりをひと回りします。水星はどの惑星よりも頻繁に逆行し、平均して年に3回(4回のときも)、3か月に一度、一度に約3週間(約24日間)逆行します。

 普通は4回連続して同じエレメントで逆行します。

 

 2026年 2/26(♓22°34′)⇒3/21(♓8°30′) ★内合:3/7 ♓16°

 2026年 6/30(♋26°15′)⇒7/24(♋16°19′) ★内合:7/13 ♋20°42′

 2026年 10/3(♏20°58′)⇒11/14(♏5°3′) ★内合:11/4 ♏12°10′

 2027年 2/10(♓5°58′)⇒3/3(♒20°55′)★内合 :2/19 ♒29°49′

 2027年 6/11(♋6°21′)⇒7/5 (♊27°28′) ★内合 :6/23 ♋1°39′

 2027年 10/7(♏4°55′) ⇒10/28(♎19°18′) ★内合:10/20 ♎26°01′

 2028年 1/24(♒19°41′)⇒2/15(♒4°) ★内合:2/2 ♒13°01′

 2028年 5/21(♊16°19′)⇒6/14(♊7°46′) ★内合:6/2 ♊12°06′

 2028年 9/20(♎18°35′)⇒10/11(♎3°30′)

 水星の逆行は、うっかりミス、もの忘れ、情報の齟齬、コミュニケーションの行き違い、移動や旅行、計画の遅延、テクノロジー機器の故障、神経質な不安や神経過敏の症状、文具など身近なアイテムの紛失等をもたらします。

 これは双子座のルーラー(支配星)である水星が、左脳的知性=合理的マインド、コミュニケーション=情報交換と伝達、移動(移動手段も)に関連することが原因です

 (ギリシア神話のヘルメスは頭脳明晰、そしてスピードも飛ぶたび記録更新)

 一般的には水星逆行はメリットというよりも厄介なものと見なされていますが、水星のもつ内省&熟考力を積極的に活用し、計画の細部にこだわる、忘れていた過去のアイデアを思い出すなど有意義な効用もある時間帯です。

 逆行のあいだ中は、逆行以前の思考やアイデア、コミュニケーションの問題は常にテストされ、強化や修正のためのヒントを得ることができます。

 毎年、1年のうち9週間は、過去3ヶ月間に行ったことを再考し、この約3週間を自分を見つめ直すため使う定期的な星のサイクルです。

 繰り返しますが、とくに注意が必要となる時間帯は、水星が逆行&順行のため留になる逆行&順行日の前後3日間です。

 逆行前後3日間は、意思決定、コミュニケーション、通信、交通と輸送について、とくに注意が必要です。

 現在の計画が万全でなく、変更が必要になる場合は、より完璧な完成を目指して、不慮のアクシデントが起こるべくして起こり、一時停止します。

  これら水星逆行中のアクシデントは、軌道修正することでより良い結果を導くための事故です。

 何が起こっても、オープンマインドな態度で物事に当たってみる。謙虚に問題解決に挑みましょう。

 水星のスピードが出てくる2日後以降は、留の時間帯ほど神経質になる必要はありません。

 (体調も含めて、むしろ解決策を探る)

  このエネルギーを積極活用するため、スケジュールに余裕を持たせ、できるだけリラックスできる時間を確保し、アイデアと知性の洗練をぞんぶんに求めることに使ってください。

 水星が逆行している期間は、予期せず過去の知り合いと偶然の再会する事があります

 また、こじれていた人間関係の問題を解決できるタイミング、仲直りも期待できます

 



この時期のテーマと過ごし方のヒント

  • 本質の見直しと再確認
    蠍座での水星逆行は、表面的なやり取りよりも「物事の深層」や「本心・深い絆」に意識が向かいやすくなります。うやむやにしていたテーマの整理や、大切な人との対話の解像度を上げる好機です。
  • 金星逆行との重なり(価値観・人間関係のリスタート)
    愛や豊かさを象徴する金星も同時に逆行しているため、過去の繋がりが再燃したり、ご自身の本当のこだわりや価値観をじっくり温め直す流れが生まれます。
  • 実務的なケア
    水星逆行でありがちな「通信・連絡の行き違い」や「スケジュールの入れ替わり」に備え、大切なデータのリマインドや事前バックアップ、事前のゆとりあるスケジュール調整が役に立ちます。
 新しく大きなことを無理に推し進めるより、「過去の試みを再検討する(Re-vision)」「手元の基盤を丁寧に手入れする」時間として活かすのがおすすめです。

 


 

 水星の逆行時は、自分の内なる声に耳を傾けるときです。

 日々目まぐるしく変化する現代社会の慌ただしさに自身を無理やり合わせ、人生を早送りする理由はどこにもない、という宇宙からのメッセージです。