:ReVision

魂の設計図に進化と統合を

探求志向と倫理的直観🌗♐13°下弦

 

 


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 2024年3月4日月曜日(0:23)太陽はうお座13°月はいて座13°で柔軟宮の下弦の月になります

☆柔軟宮♊♍♐♓のモダリティ(知覚的様相):巨きな相互接続性のなかで、この宇宙と世界がスピリット[霊性/神性/仏性]の顕現(あらわれ)であること。

 いて座/うお座の高次の右脳は人間の内面/外面の真実性(truthness)を学ぶ機能。そして柔軟宮は左脳(♊♍)と右脳(♐♓)のバランスを学ぶ軸。

 (神は人間に左右両方の腕を使って働くよう両腕を作った。着地=グラウンディングは左右(右脳/左脳)両腕を使い一生懸命に働くこと)

 ふたご座/いて座の軸は学び(伝達含む)移動(旅行を含む)異文化理解(ふたご座多文化主義:マルチカルチャー)の軸です。

 いて座のルーラー(支配星)木星は今年4月21日(4/16日おひつじ座19°皆既日蝕:MNN☊19°の2週間後)におうし座21°で天王星と会合(会合周期13年)します

 木星天王星は高次の右脳と左脳。

 非常にロジカルで、論理的思考かつ観念的な創造性であり、これは人間を思想家にする組み合わせです。

 両者とも既存の境界=既成概念を越えようとするため、新しい視野(木星)と新しい高次の視座=メタ視点(天王星の鳥瞰図)を人生にもたらします。

 個人も集合も、新しいパラダイム(世界観)を獲得する惑星会合であり、バリュー(価値観)のスケールの拡大、天王星は未来に持続可能な問題の解決策のアイデアをもたらします。

 地のサインおうし座=地球の限りある資源(リソース)の分配をよりサステナビリティ(持続可能性)にする解決策のアイデアを探求するのが天王星です。

 どちらもオブジェクト・トゥルー、コスモスの真実を客体化しようとするが、天王星はアイデア=科学や技術を使って真実を客体化し、いっぽう木星は右脳の霊性理解=霊修行や瞑想体験をとうして真実を内面解釈し、また外部それも海外、遠くまで出かけ真実を探求する

(個的自己の成長に不可欠なオデッセイ、英雄の旅)

 木星はこの会合後の5月26日にふたご座に移動、天王星は来年2025年7月7日(七夕)にふたご座に移動します

 両者のopening90°スクエアは2027年9月11日ふたご座9°/おとめ座9°、180°オポジット2031年に3回、天王星はふたご座19°-26°木星は支配する本拠地いて座19°-26°に来てからの180度。

 木星/天王星惑星間周期の最初の90°と180度は、天王星ふたご座時代(2025.7-2032.8)に起こります

 closing90°が2034年9月21日天王星かに座10°木星おひつじ座10°

 (ラスト90度は天王星かに座時代)

 (次回の2037-38年の♋20°-23°会合は月ノード軸の北ノードとも合。かに座のルーラーは月)

 ふたご座/いて座軸は宇宙(コスモス)たるうお座に90°スクエアになるため両者にはこの宇宙の神秘(ミステリー)や仕組み、その全容を知りたい、真実を知りたい、というニーズが強くあります。

 いて座の星座は弓を持った半人半馬のケンタウロス族の姿をしています。これは霊性/精神性と肉体/物質の調和のシンボルです。

 (柔軟宮には人間が二元性/二極性をバランス&リバランスする必要性が強く強調されている)

 人間が肉体を持った存在である以上、人間はみずからの思考が真実であると受け入れている事柄(信念)について、実際に行動(火星)を起こし、それが本当かどうか確かめてみる必要があります。

 無批判な信念の受容でなく、懐疑的な疑念に終始するのでなく、実際に身体を使ってその真実を証明してみせる

 開かれた探求志向。柔軟宮が得意とするオープン・マインドな態度宇宙(コスモス=うお座)に90°スクエアになるいて座らしい自己表現方法です

 火の星座は行動することが知覚の原理/様式であるため、いて座は実際の行動によって真実をプロセスします。

 前方星座のさそり座は感情/心理プロセスによって真実をソウル・ワークしている

 いて座の月には、個人にとっての内外面の真実を知りたい、というニーズがあります

 月(かに座)にはもともと有機的な殻(安全な巣)に引きこもって内面プロセスする自我(エゴ)のニーズがありますが、ひとは時には自分の内面的な真実を他者に伝えるため、他者と本音の部分で感情共有するため、自分の本心を素直に語る(Weの共感)能力を成長させる必要があります。

 (自己の信念への愛着(アタッチ)&同一化の度合いもかに座✖いて座元型の組み合わせで分かる)

 下弦の月のフェーズ=closing90°スクエアは構造側からの機能テストです。

 木星/土星は人間集合の社会秩序ですが、うお座海王星は宇宙(コスモス)の偉大な秩序:グレート・オーダーです。

 いて座は個人(個的自己)の真実を内外面で表現しますが、それが宇宙(コスモス)の真実として構造的=現実に機能するかどうかはいつも宇宙(うお座)からテストされます。

 「すべては真実であるが、部分的である」(←いて座にふたご座の多様性が介入している)

 個人は自己の真実よりも偉大な宇宙(コスモス)の真実のほうを尊重(アライン)しないといけなくなります。これがいて座90°うお座ダイナミクスです。

 いて座/木星は行動(火星)の背景たるビリーフ(信念)システムを構築しますが、信念体系の核心となるのは人間の倫理的直観(moral intuition)です

 (倫理は間主観的な意味を持つので時と場合によっては自分の倫理観を他者に説明しなければならない)

 木星は拡大基調で個的自己の真実には確かに成功をもたらします。

 しかしリーダー(木星)は成功のためなら何をしてもいいわけでない。成功したからといって何をしてもいいわけでない。

 他者にこんなことをするのは良心が痛む、こういう行動は胸が痛い、というハート中心の倫理的直観(moral intuition)を人間は成人後でも発達させる必要がある。

 木星は確かに自由意志を拡大させるが、その人物のハート(太陽)が倫理的直観を十分に発達させていない時、その結果はどうなるか。

 いて座が前方星座のさそり座でシャドーワークしていない時。その結果は深刻なカルマ(土星)となってやぎ座領域に引き継がれていく。

 発達心理学の世界的権威ロバート・キーガン博士は、人間の最も本質的な精神活動を意味構築活動(meaning-making activity)と定義しています。

 自分の人生経験を何か特別な意味のある物語(ストーリー)としてプロセスさせてくれるのがいて座/木星の領域です

 

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 3月3日(ひなまつり)みずがめ座金星(オーブ5°離れて火星)とおうし座天王星は♒♉19°でclosing90°スクエアになります

 (金星はおうし座ルーラー、天王星みずがめ座ルーラーなのでミューチュアルレセプション=支配星交換になる)

 目の前にある五感的身体性の快楽、物質的な充足は確かに個人が必死で努力した結果、成功の報酬として与えられたものかもしれない。

 けれど本質的に、誰がその充足を与えてくれたか。与えた地球の現状はいまどうなっているか。誰であっても今現在の地球の枯渇と近い将来、無関係でいられるはずがない

 地球の回復に必要不可欠なものは、現代を生きる人間の内面的な霊性の目覚めだが、誰もが自分の物質面だけの持続可能性にばかり目を向け、内面の霊的な貧しさや未発達に気づかない

 戦争の危機が目の前にあり、また災害が頻発し、明日の自分の物質的な糧ばかり気にして自分自身の今日の内面性が明日の人類の糧であることに気づかない

 資本主義は思想そのものが地球から資源を収奪することを基本に成り立っている。

 人類は資源の収奪に立脚しない新しいパラダイムを必要としているが、個がそれに気づくには内面にある自己の霊性に深化をもたらすことがその一歩になる

 それは今日、いますぐにでも気が付ける進化だ