木星は12日に太陽と合となり、明けの空へ移動していきます
木星は5月17日(2:20)に今あるおひつじ座から、おうし座に移動しますが、その前に、
木星は4月12日に太陽と、おひつじ座21°45′でコンジャンクション(会合)します。
木星と太陽(自分の意志)の合は、新しいサインへの移動を前に、次の新しい時代に向けて自分の意図を設定(セット)する機会です。
この会合は、次の木星おうし座(2023/05/17-2024/05/26)サイクルの全ての意図がアクティブになる合図です。
太陽はしし座🦁のルーラー(支配星)、木星はいて座のルーラー、おひつじ座/しし座/いて座の3つの火のサイン(星座)があらわす自分の意志(Will)。自分のニーズ。
自分はこうしたい、これをやりたい、自分ならこうする、という自分の意志。
木星はとくに最後の火のサイン、自分の自由意志が最大になる、いて座のルーラー。
自由とは、自分が理由だと言える行動。
天命:天にCallingされていると感じる使命感があります。
この太陽/木星の意図は、自分の意図がはっきりと明確化されている目的意識によって設定される意図です。
*意図されるテーマ
①自分の個人的な目標の前進
➁再・自己投資(木星おうし時代に利益となって受け取る)
③自分の信念が社会に豊かさをもたらす、パイオニア精神
より自分らしい自分をいつも探し続け、新しい自分自身を再発見し、再・自己投資して、もっと自分らしい構造のなかに自分をリストラクチャーしていく活動宮のリズム。
「大人の自分探し」を無駄と断定する、日本の古い世代の人生観はナンセンスです。
おひつじ座&火星♂&1ハウスのエネルギーはSelf-Driven。
自分からリスクを取って外の世界に飛び込み、自分の運命にみずから責任を取って、新しい自分を獲得させる勇気を持っています。
火のサインには人間のスピリット(精神性/霊性)が現されていますが、ここには熱いファイティング・スピリットがあります。
いて座は、元型のなかでおひつじ座とトラインになっているので、私たちが人生の意味(means)を見つけると、行動(アクション)する力を駆動させます。
今という時間帯は、自分が生きる意味や目的がはっきりと分かります。
自分のビリーフ(信念)システムのなかで、何かを信じているとき、より強力な動機(モチベーション)をもって行動を起こしていきます。
仕事、金銭管理、人間関係…人間の営みを支えるのは意図(インテンション)と意志(ウィル)を発揮することです。
優先順位(プライオリティ)を見極めて適切な判断をすること、決意したことにくじけず取り組み続ける事、
自己の存在を賭してこの世界に何かを生み出すこと、自分のビジョンに他者を惹きつけ、巻き込んでいくこと。
あらゆる会合サイクルは、天体の意図と自分の意図を一致(アライメント)させていく錬金術のサイクルです。
おうし座に入った木星は、2024年4月21日におうし座21°50′で天王星と会合して
いま現在は2011年にうお座27°で開始されたサイクルのなかのラスト30°内に入っています。
おひつじ座/おうし座の第一象限(quadrant)にある木星/天王星は、どちらもハイヤーマインドの右脳/左脳。
どちらも既存の境界【Boundry】を越えて、新しい視野、新しい視座を獲得させ、意識をもっと拡大させようとします。
信念体系がより先進的な考え方に置き換わっていきます。
おひつじ座は、ややもすれば、がむしゃらに前に、前に進んでしまう。
生き残るため目の前のことしか見えない、トンネル・ビジョンに陥るシャドーがある。
サバイバルだけに終始しがちな第一象限に、新しい視野や視座が導入されていく時間帯です。