:ReVision

魂の設計図に進化と統合を

リストラクチャー🌗♑23°下弦の月

 

 

 2023年4月13日(18:11)、月はやぎ座23°11'下弦の月になります。

 20日に金環皆既日食を起こす月の北ノード(🐲ヘッド)はおうし座4度。

 15°以内はすでに蝕のシーズンに入っています。

 

 いまの月のサイクル:活動宮(♈♋♎♑)は自分らしさを常に発見し、より自分らしくなって行こうとするモダリティ。

 この日の前日、おひつじ座太陽は21度で木星コンジャンクション(合)

minaminosimano.hatenablog.com

 

 やぎ座のルーラーは時間の神、土星(クロノス)です

 やぎ座は(時間をかけ経験を積み)成熟のプロセスをつうじて自分らしくなっていきます。

ジェシー・ウィルコックス・スミス – アルプスの少女ハイジ

 約8日間の月のサイクルのなかで、ひとは月(のフィルター)をとおして、新月に設定した意図を消化し、親密(ファミリア)になり、ライフ(生活)のなかにとりこんでいきます。

 下弦の月は、元型のやぎ座の位置です。

 やぎ座が意味するライフの構造(ストラクチャー)=自分の個人的なライフを、より真実で正しいものにするためのテストが行われる下弦の月です。

 下弦の月のテストで、新しく取り込まれた意図の、何が機能して、それが持続可能であるかどうかをテストします。

 やぎ座の月は、非倫理的、および機能不全の感情パターンを調整する必要があります。

 また、やぎ座のルーラー土星はカルマの主です。

 土星はいまうお座3度。

 時間と空間を越えて、自分の無意識の悪いパターン、負のカルマを昇華します。

 蝕のシーズンに入っているので、これは必不可欠な作業(ワーク)です。

 やぎ座&土星は責任を問います。

 この下弦の月の時間帯は、自分が負うべき責任を放棄した可能性、過去世からもたらされた負のカルマを一掃するという進化の必要性が反映される可能性があります。

 

 なにかに対して罪悪感を感じる場合、それは過去世からの無意識の記憶に根ざしている可能性があります。

 宇宙のポータルがひらく日蝕に向けて、カルマからの解放に向けて修正ワークを開始する下弦の月です。

 

 やぎ座ルーラーうお座土星は、4月15日(01:38)にふたご座4°金星と(Opening)ぴったり90°スクエア。

 金星がふたご座に入るのは11日(13:50)。

 この下弦ではふたご座2度。

 ふたご座の金星は外に出て、他の人々とコネクト:つながり、そこから学び、また他の人々をつなげていく風サインの役割をします。 

 ふたご座の金星は、おうし座の水星と、ミューチュアル・レセプション(支配星交換)。

 この金星は、ふたご座の意味する多様性(ダイバーシティ)に寛容であり、またふたご座は兄弟姉妹も意味します。

 ある人は、兄弟姉妹間の調停役(ミディエイター)になるかもしれません。

 

minaminosimano.hatenablog.com

 

 風サインの天秤座的金星であり、うお座土星:宇宙の法則から、何が正義か、何が公正であるかを識別・判断することを学びます。 

 やぎ座&土星の野心的な意欲を♓土星の高次のオーダーに一致(アライメント)させることを学びます

 

minaminosimano.hatenablog.com

 

 うお座土星90金星に対する、やぎ座の月の感情的な調整は、自分以外の他の人々と自分のあいだに設ける境界【Boundry】に関する問題です。

 うお座は無境界【Nobundry】のエネルギーです。

 ライフの基盤たる構造があるべき土星に、いま境界はあって無い様なものです。

 ♋火星と♓土星、♏南ノードの水のグランドトラインは、セキュリティを是正するのに変容が必要であることを示唆しています。

 自分の周囲を取り巻く人間関係。新しい関係性を始めるために既存の境界を緩和するか、

もしくは、より強固な境界を確立することにより、健全な境界をさらに強化するかの判断の必要性に迫られます。

 自分の境界を明け渡しすぎて、他者の犠牲になってはいけない。

 しかし自分のプライベートな場所に他者を招き入れて、これまでの生活構造を刷新する必要性もある。

 もっと成長するために、ライフに風を入れる。

 ♏南ノードはふたご座2°金星とジレンマの150°。

 みずがめ座冥王星のもとで、変わっていこうとする意欲は強烈です。

 ふたご座2°金星とみずがめ座冥王星の120°は2026年、天王星が移動して天王星/冥王星の120°トラインができる位置です。

 おうし座水星は天王星と合。

 天王星がグループ&コミュニティであるため、ある共同体に参加することで人間関係を広げ、自分のリソースや価値システムを向上させる時なのです。

ジェシー・ウィルコックス・スミス – アルプスの少女ハイジ

 

 成熟プロセスを必要とするやぎ座の月には、もっと時間をかけて発達したい、レディネス(準備性)を高めたい、レギュレイト(環境と整える)したいという感情的なニーズがあります。

 おひつじ座太陽と組み合わさることで、ひとはライフに強さと知恵を求めます。

 この下弦の月のテーマは、健康的な発達のリズムを意識しながら、強い目的意識を持つこと。

  目標を達成するために、恐れや障害に立ち向かい、粘り強く、勇気をもって人生を前進させる。

 かに座/やぎ座は、過去と未来とのあいだを架橋(ブリッジ)しているエネルギーです。

 活動宮・やぎ座のエネルギーは、より自分らしい自分になるためには過去に築いた構造(ストラクチャー)をあっさり捨て去り、

もっと自分らしくなれる新しい構造を勇気をもって再構築します。

 活動宮にとっては、より自分らしい自分になっていくことが重要です。

 やぎ座のルーラー土星うお座にあるため、いま発達の過程にあるのは、意識の構造というより無意識の構造です。

 それはよりスピリチュアルな目覚めのときかもしれません。

 日蝕の時間帯が来ると、ライフはさらに未来へと移動していきます。

 *月が南中しているころの姿です