:ReVision

魂の設計図に進化と統合を

人間の潜在性と集合的進化🌚♒20°新月

 

 


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 2024年2月10日(07:59)太陽と月はみずがめ座♒20°40′で新月になります

 地球から見て月が太陽の方向に重なり合う新月は、月が満ち欠けのダンスを繰り返す約29日間の太陽/月サイクルの始まりです

 新月の静謐な雰囲気は、自分にとって何が本当に大切な意図かリマインダー(想起)させます

 自分のオリジナルな意図を再設定し、アイデアと計画の種を蒔き直す良い機会です

 また自身を表現する意志/意図/ロゴ(意味)を簡潔な言葉にして唱えるアファメーション(affirmation)は、ヴィジョン[将来構想]変容の創造を実現する強力な実践の道具になりますf:id:minaminosimano:20240202161217j:image

 今回の新月が起こるみずがめ座のルーラー(支配星)は天王星であり今おうし座にありますが、みずがめ座太陽は新月前の2月8日におうし座天王星♒♉各19°Closing90°スクエアになります

 太陽がおうし座天王星180°オポジット(逆行エナジーのピーク)になっていたのは去年11月13日のさそり座21°新月&さそり座25°太陽/火星合のころ

 4月21日の木星/天王星会合は♉21°ですが、さそり座新月ころ天王星(R)が位置してたのが♉21°

 これはひと続きの物語。ある目的[Telos]と、ある方向性に各自を連れていこうとする星ぼしの導きが続きます

 このころ感じていた怒りの動因(ドライヴ)はすでに回収されている(と思いたい)

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 火星冥王星は2月14日(15:05)に♒0°46′で合 金星冥王星は2月17日(17:48)♒0°51′で合

火星/冥王星はほぼ2年ごと順に会合していく。けれど金星/冥王星は会合点が前後しながら進んで行く

 ♒0°は2020年冬至の直後に2つの社会天体=木星/土星20年サイクルの会合点(同じエレメントで約200年間会合する)が600年ぶり風サインに移った度数

いわゆる「風の時代」が始まった度数

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 木星/土星は10天体中で社会の制度や体制をあらわす2天体であり、とくに土星はクロノスの時間:有機的な時代をあらわす。これは法体系(木星/土星=法律/立法)や教育(木星)制度が風サイン的、とくにみずがめ座の自由・平等・博愛、今後20年がアクエリアス・エイジ的時代になっていくことが示される

 またみずがめ座は科学(サイエンス)と技術(テクノロジー)による文明の進歩(♒支配星/副支配星=土星/天王星)であり科学技術の進歩が人類のより普遍(ユニバーサル)的な理想や理念を達成していこうとする時代

 みずがめ座はやぎ座うお座とともに集合の第4象限に属します。この進化は集合(collective)人類全体の進化です

 木星/土星、神話のゼウス/クロノスはそれぞれの時代のリーダーであり、また教師や導師(グル)の導きと専門分野における熟達(=マスターやマスタリー)をあらわします

 今年は8月19日に♊♓各17°で木星/土星はopening90スクエアになります。つまり現行の木星/土星サイクルの1/4が過ぎる。90°は発達の死角=セキュリティへの挑戦=テスト

 木星がふたご座入りするのは5月26日。ふたご座木星をルーラーにするいて座も学びの軸(伝達/移動/異文化理解=マルチカルチャー)

 木星/土星をルーラーにするいて座/やぎ座のサビアンシンボルには永遠の北=永遠の哲学=叡智と霊的方便を示すシンボルがたくさんある。今年は霊的叡智と霊的方便を学ぶ一年。またふたご座/おとめ座の水星機能(左脳的生存適合)に対してうお座/いて座右脳的巨視座

 右脳の最大の仕事は「有機体としての自己の死」や不条理(輪廻の苦行)を霊的叡智や霊的方便をとうしてプロセスすることである

 左脳は生存適合であるため自我が制御(コントロール)できない人間の運命をプロセスすることができない。

 左脳は生存適合であるため有機体として自分が死ぬことをプロセスできない

木星/土星の次回の会合は2040年てんびん座17°)

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 冥王星は金星/火星が合しているエネルギー。金星/火星はボディアストロロジーの腎臓/副腎=女性性/男性性のセクシュアリティオキシトシン(関係性ホルモン)VSテストステロン(男性性ホルモン)。

 そしてリレーションシップ=自律性と関係性のバランス&リバランス

 金星はリソースとバリュー、火星はパワー。それが怒りのシャドーとして客体(オブジェクト)化している場合、主体(サブジェクト)として所有すべきパワーやリソースが回収されてないという警報(サイレン)が出てる

  みずがめ座/天王星は解決策であり、2020年冬至に設定された解決策についての意図が1月21日の冥王星めずがめ座入り(太陽/冥王星は♑29°合)を契機に、危機(冥王星)の根元的解決策としてエンパワーメントされる今回の金星/冥王星&火星/冥王星の♒0°会合

 去年3月、冥王星みずがめ座入りしたあとすぐChatGPTが登場し生成AIブームが到来した。また新しい科学技術が時代を席巻するだろう

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 前回、冥王星水瓶座入りしたのは248年前の1777年4月のことでした

      (1777.04.05-1798.12.27)

 不思議なことに、みずがめ座のモダン・ルーラー(支配星)天王星がウィリアム・ハーシェルによって発見されたのはその直後1781年3月

 (天王星発見以前のみずがめ座のルーラーは土星

 産業革命フランス革命が起こったのがこの頃で、天王星は人類に革命と覚醒をもたらす惑星です。また米国の独立宣言が1776年7月4日であり、米国は建国図の冥王星回帰を迎えているところです

 革命のこの急進性(ムチャぶり)がみずがめ座/天王星の振動(エネルギー)を象徴してる。

 占星術が使う10天体のうち土星以遠の冥王星/天王星/海王星の3つの外惑星は超個(トランスパーソナル)天体です
 (※超個=トランスパーソナル=人間性心理学の創始者マズローらによって提唱された。個々人のなかには個を超えた意識の領域が存在する)

 肉眼で見える土星までの惑星はより物質的ですが、テレスコープ(天体望遠鏡)が発明された以後に発見された超個三天体は、より振動(エネルギー)的です

 個三天体はいわば人間の潜在性:潜在意識/潜在能力/潜在可能性、潜在的に隠されている未開発のヒューマン・ポテンシャル全てをあらわしています

 1月21日にやぎ座からみずがめ座に移動した冥王星は、超個のうちの二つのエネルギー(みずがめ座のルーラー天王星が加わる)を包含しています

 二つの共通エネルギーはリサーチ力であり、天王星は対象から感情的にデタッチ(観照)して高い視点/視座から問題の解決策(ソリューション)を発見する能力です

 いっぽうの冥王星もまた認知と認識力。それも深化(深層性)の複雑さを読み解く探偵的ワークができますが、リソース&バリュー&パワー軸であるおうし座/さそり座軸は基本的に下降(ディセンディング)のエネルギーであり(おうし座は霊の受肉)、冥王星は危機に際して感情的に沈降して問題の根本的原因を探っていく内省(内面認識/内面識別)力です。

 みずがめ座天王星のエネルギーは基本的に上昇(アセンディング)それも急激な垂直(反重力)方向のエネルギーであり、ホロスコープ内で90°スクエア配置になる両者は問題解決のスピードをめぐって対立(コンフリクト)する可能性があります。

 エネルギー的には天王星のほうが後方星座になるので、発達の過程としてはみずがめ座エナジーが(冥王星をルーラーにする)さそり座エナジーを(おうし座エナジーも)包含していくことになります。

 みずがめ座ルーラー天王星新月図でおうし座19°(1/27順行)

  おうし座は、生存適合(サバイバル)象限において前の星座おひつじ座的火星(自律のための生存本能/生存欲求)を包含し、自己の身体を維持するため、自分の身体を使って仕事(ワーク)します

 (おうし座的金星はまず自分のケア。まずは自分の身体性の維持)

 人間は前個➡個的自己➡超個の順に発達します。ルーラー金星は喜びであり、人間はおうし座的金星エナジーを使って、まず自分の五感的身体性を充足させます。

 この能力、自分の力を使って自分で自分を自律的にケアできる能力の発達がおうし座領域における個的自己の発達です。

 おうし座領域の意識においてもっとも重要なことは着地(グラウディング)です。グラウディングして地球と共に充足することです。

 グラウディングしていないと人間は地球とのあいだで分裂=分極化し、地球と敵味方に分かれてしまいます。

 グラウディングによって地球と共に充足していれば、地球や地球の動植物を虐待している企業の商品は購買しない。環境に負荷をかける消費行動はしない。

 個的自己は着地(グラウディング)を自分の核(コア)にして、次に木星(成長)を包含する

 今年は4月21日に木星天王星がおうし座21°で会合し新しい13年周期の会合サイクルを開始する

 木星ケンタウロス。霊と肉体の統合と調和をあらわしている

 天王星木星が持つ霊と肉体の統合をより普遍的な霊的/精神的の方向に上昇させ包含する。

 おうし座の雄牛はオリンポスの大神ゼウスの化身であり、肉体的なシャドーの解消をテーマに持っている。

 おうし座/さそり座軸の統合点は美徳(virtue)を基礎的価値にすることである

 今年の春は自分を本当に豊かにする始まりの季節になる


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 太陽が活発化しているので、けっこう南の緯度でもオーロラが見えるようになるらしい
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シャドーワーク🌗♏13°下弦の月

 

 

 2024年2月3日(08:18)月はさそり座13°太陽はみずがめ座13°下弦の月🌗になります。現在の太陽/火星サイクルは11月18日にさそり座25°で開始されている。そしてやぎ座火星1月30日にMNN(月北ノード)と90°スクエア。さらにバレンタインデーに火星はさそり座ルーラー♒0°冥王星と合します。11月末くらいから怒りの動作を感じている人は太陽が冥王星から離れてもまだ注意

男性陣グロス(粗熱)の解放集中して(私も筋トレがんばろ)

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 火星/冥王星は会合点が並んでいくので面白い.去年まではずっとやぎ座で会合してた

 

 火星/冥王星は変化/変容のサイクル。冥王星は火星(感情と生存本能/欲求)のハイオクターブ、火星にパワーを再充填する惑星(準)です

 11月末くらいからの一連のストーリーは、蛇が脱皮してドラゴンとなり昇龍を開始するようなダイナミックな実存的変容です

 月の北ノードはおひつじ座にあるため、2月14日に冥王星と合する火星は、小惑星キロンと同期している。人間の自我が今よりさらに前に前進するため感情プロセスすべきことに潜在意識レベルで深くコミットしてる。

 これは自我が分離する上で避けられない心の傷やトラウマ、痛みであるのだが、おひつじ座の北ノードは新しい波、自律性の新たな発生で、これはウェルカムすべきことだ

 古い波を見送り、新しい波を受け入れる。古い波はうお座側の土星海王星が宇宙=無(nothing)に戻してくれる

 今おひつじ座キロンMNN合に訪れてる新しい波は、冥王星/火星=パワーを再充填するため到来してる本当に新しい波なんだ。2月は潜在能力=フォースパワーに転換していく月になる

 


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 今回の下弦は、月は冥王星がルール(支配)しているさそり座で下弦になる。

 冥王星(心理プロセスや潜在意識)の分かりにくさについて。人間の性格的影の側面=シャドーは、日常のなかで怒りやモヤモヤ、悪夢といった、顕在意識にベルを鳴らす機能不全が起こらないと、その隠れた影の存在(黄金のシャドーだと潜在能力)に気づきにくい。

 伝統的な霊的修行のなかに、一見すると左脳的マインドが理解できない霊修行が多くあるのは、いわば輪廻の苦行を先取りすることで、シャドーを意識的に生成できるからだ

 火星のシャドー(欲求/衝動)が、シャドーをワークする冥王星側から見えにくいのは、ホロスコープという元型の星座の配置がおひつじ座/さそり座のあいだで150°クゥィンカンクスのジレンマのアスペクトになるから

 しかし二極化している分極は積極的に包含/統合していい

 150°アスペクトに必要になるのは、目の前で起こっている出来事に対して謙虚に内省するハンブル(謙虚)さの視座だ

 現代文明において人間がおうし座側の五感的物質主義に自我を固着させてる理由は、かつて人間社会に頻繁に起こっていた冥王星的出来事、すなわち飢餓や飢饉、深刻な疫病が身の回りに劇的には起こらなくなったからだ

 人間の意識構造は今も昔もそれほど変わらない。昔の人も今の人も原始時代に由来した似たような悪夢を見る

 危機はいつでも人間をシャドー・ワークさせ人間を成長させる。自我はいつも無自覚に自分をエンパワーメントさせてくれる機会を呼んでくれている

 (人間の魂の根底にあるのはいつも進化の衝動です)

 アストロロジーの太陽は個の意識と個的意図そして創造性です。冥王星♇と共にみずがめ座♒入りした太陽は、♒0°冥王星からは離れつつあります

 みずがめ座コミュニティ(風サインのコミュニケーション)のサイン。グループや友達、ソサエティ(組合や協会)パーティー(政党や活動体)を象徴する

 みずがめ座高い視座や社会課題の解決策を共有する共同体(コミュニティ)への参加をつうじて、Weの意識をsmall us➡big us にさせてくれるエネルギー。

 いま♒ルーラー天王星はおうし座にあり、おうし座対向さそり座のルーラー冥王星みずがめ座に入っている。

 つまり、おうし座天王星は不動宮90°を包含し、みずがめ座冥王星も不動宮90°を包含し、みずがめ座太陽は不動宮180°を包含してる。

 才能の凝固とセクシュアリティのシャドーの発生。不動宮サインにはタフネスなパワー、リソース、リーダーシップ、創造性のエネルギーが集中的に渦巻き、この高エネルギーを自己価値として固定させ、自己実現する晩冬と春。

 まして今は火星がやぎ座にあり、これは管理される防衛能力=ミリタリー:軍事的な、パワフルでタフネスなパワーを意識して制御し発揮できる。

 金星もやぎ座に来ていて、これはこれまでの努力の成果。地サインの果実が熟してようやく収穫されることを意味する。

 いま現実的な自分のリソース(資質と資産)が何か意識する。みずがめ座冥王星は共同体(コミュニティ)からリソースを受け取れる。そうすると自分の自己価値的なバリュー=価値や価値観の基準(スタンダート)も上がっていく。スタンダードが上がるのは天王星のエネルギーが垂直(反重力)上昇志向のエレベーションしていくパワー天体だから。

(でもみずがめ座にいる冥王星は美徳という価値観からは外れるな、と言ってる)

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 太陽はみずがめ座♒の対向しし座♌のルーラー(支配星)であり、みずがめ座太陽は♌180°♒の二元性の緊張のピーク感のエネルギーを包含しています。

 ボディ・アストロロジーでしし座はハート(心臓=ライオン・ハート)や心臓による血液循環器系、視力(アイサイト)(目の横にあるツボの名前は太陽)一方で対向のみずがめは脳(ブレイン)と足のふくらはぎです

  (ふくらはぎは健康の観点から見ても第二の心臓)

 ふくらはぎが人間を直立歩行させたことで人間の脳は今日まで進化を続けてきました。

 みずがめ座は人間の進歩と進化を象徴する星座です。では人間を進歩/進化に導いてきたものは何か?

 人間を進歩/進化に導いてきたのは合理主義、すなわち左脳的マインド(理性)が現実の世界に対して行う合理的判断です。

 合理主義という言葉を聞くとき、私たちのハートは冷たさや緊張を感じます

 合理主義という言葉にハートが感じる緊張感は、そのまましし座とみずがめ座のニ極性(二元性)の緊張のピーク、私たちがしし座180°みずがめ座オポジッションに感じる緊張やプレッシャーです。

 このニ極性は自分のハートにタッチし続けるというしし座/太陽側を、みずがめ座/天王星側の合理主義が包含することで非二元(無極)にすることができる

 しし座/みずがめ座は両方ともリーダーシップの星座。両星座の共通項は未来と次世代

 自分の子ども(♌/太陽)そして次世代:ニュージェネレーション(♒/天王星)との関係性はしし座/みずがめ座両極の二元性を統合する際にとても重要になる

 

 合理主義、合理的判断力は太陽180°天王星的発達における前個/個的/超個の判断基準として明確な測りになる。

 なぜなら人間の合理主義は本能や欲求や集合的無意識に簡単に呑み込まれてしまう。それは2024年の今の世界の状況を見れば一目瞭然だ

 みずがめ座太陽は2月8日におうし座天王星と各♒♉19°でclosing90°スクエアになる

 新月転換までラスト1週間です

 

 

より普遍的エロス♒6°♂️♀️合

 

 

 2024年2月22日金星と火星の新しいサイクルが始まります。これは火星/金星=男性性/女性性のパーソナル・リレーションシップセクシュアリティ(生命のエロス)に関連するサイクルです。金星は腎臓で火星は副腎です。人間はたいがい腺(ホルモン)でひとの好き嫌いを決めている

 出生図で火星/金星合や90°スクエアなど特徴的アスペクトをもつ人は火星/金星サイクルの強い影響下にあります。出生の直前の会合点が、あなたの金星/火星サイクルの意図が設定されている開始点です

 人間のケアやケアネスは資源(リソース)なしに存在できない

 おうし座(的金星)で実現されるべきことのひとつは、セルフ・ケアの確立です

 人間は自分の身体を維持できてはじめて他者や集合をケアすることができるからです。

 そしてかに座(月)における安全(セキュリティ)の最大のニーズもケアであるが、前提として前方の星座のおうし座で有機的な資源が確立されていないと、このセキュリティは持続的な維持が不可能になる

 またケアは、前個/個的/超個の各段階において、(とくに金星/海王星の)個の発達レベルを測る目安にもなる。

 自分をケアする能力なくして個は確立せず、そして自身とパートナーや周囲の双方のケアとバランスによって個は発達/進化し、集合のなかでよりユニバーサルなケアを広げることができるのが超個の段階となる

 ユニバーサル・ケアの視点は、金星と海王星(金星のハイオクターブ)が前個/個的/超個の段階へ発達が進むに連れて有機的にあらわれてくる。

※発達について、ケア・コレクティブが包含すべき課題は外している。ケア・コレクティブが包含すべき人間の尊厳は確かにあり、その包含なくして人間社会は存続/持続し得ない。ケア・コレクティブは社会の発達の目安になる

 

 年始のブログで風の時代はケアネスレスの時代と書いた。人間がこれからだんだんケアレスになるのは、人間の生存に必要な地球の資源が間もなく枯渇するからだ。

 それは「日本が貧しくなったから苦しくなった」とかのレベルでなく、地球にはもはや80億の人間を養うだけの持続可能な資源がない

 特におうし座的な物質、食料や木材がすでに少なくなっている。インフレの原因は石油の価格でない。地球がこれ以上、人類に食料や木材を潤沢に供給できなくなっているからである

 風の時代はひどく乾燥した時代になるだろう

 地球は作物を育てきれなくなる

 資源が枯渇すると最初にできなくなるのは集合レベルのケアである。自分を維持するリソースがないとき、どうして他者をケアできようか

 希少なリソースを分配するしかない状況だと、人間はどうしても力の信奉者となる。その場合、力を持つ者が正義となる。グローバルレベルで、弱い立場に立つ女性(金星)が多くなる

(だから私はあんなに怒ってたのか...)

 そしてバリュー(価値)の公平さ(フェアネス)人間性の普遍的な正義(justness)の視点が問われてくる

 物質的なリソースが減少していく世界で、普遍的な、みずがめ座的な正義やケアネスはやがて機能しにくくなるだろう

 だからこそ風の時代なのだ。人間は意識して自分たちの人間性を意図し続ける必要がある。

 

 私たちは4月21日におうし座21°で始まる木星/天王星の新しい13年サイクルの新しい意図を設定しようとしている

 天王星は解決策であり、人類は天王星が象徴する科学と技術、グリーンテックでおうし座的な問題、とくに農業問題に取り組もうとしているが、地球変動はあまりに規模が大きく、何より事態が悪化してるスピードが早い。

 地のサイン、おうし座は、オブジェクト化しているエネルギーの密度が濃いため、その変化が非常にゆっくりとした変化になる。

 木星(いて座)は弓を持ったケンタウロス(半人半馬)である。ケンタウロスは霊と物質の統合と調和を象徴している

 物質と霊を統合する意図を設定すべき時。けれども物質が手に入らなくなる時代、物質的な成長がこれ以上見込めない時代に、私たちが成長させられる対象は霊(スピリット)のみである

 つまり霊の成長によって、この物質世界、とくにその核たる肉体/身体とその充足を包含していくことを意図するのだ

 天王星はより精神世界、人間性の普遍の象徴である。そしてまた解決策である。

 木星/天王星新サイクルは、みずがめ座冥王星が入って開始される

 冥王星は人間の影の側面:シャドーである。そして木星のシャドーは楽観主義的な成長/拡大の影に残される負の側面。

 おうし座の木星はまたオリンポスの大神ゼウスの化身である。ここには人間が物質至上主義文化が成長/拡大してる時点で発生した物質的な無駄使い、浪費というシャドーが暗示されている。

 現代文明において人間の内面価値がフラットランド化している理由は、おうし座の対向さそり座側でシャドーワークする文化や習慣が消滅して無いためである。

 何を基準に充足するかという美徳の価値が、両極の統合的視座から消失しているために人間の自我がおうし座側に強固に固着している。

 個は自分のシャドーの正体を見破り、霊のもとに所有し直す時である

 

 発達のサイクルが順調に進んでいるとき、後方の星座は前方の星座のエネルギーを順当に包含し続ける。

 おうし座は前方のおひつじ座の自律性を包含することによって自分自身の身体や五感を充足させる。これは火のエレメントがもたらす種を、地の畑で育てるイメージだ。

 さそり座側は前のてんびん座の領域で出会う客体化(オブジェクト)された相手、または相手に客体化されてるシャドーを、相手との融合やシャドーワークによって包含し続ける。

 シャドーワークは、前方のてんびん座の風サインのメンタリティを(感情的に包含することにより、外部に客体化されている様々なパワーやリソースを自身のパワーやリソースに転換するための感情統合である。

 冥王星は前世から現世に持ち込んでいるシャドー複合体の未回収の象徴であるため、毎回毎回のシャドーの統合は、感情体の変容、すなわち魂の進化である。

 しかしホロスコープの元型の配置で火星/冥王星は150°、おうし座金星/てんびん座金星もまた150°になる

 シャドーワークする冥王星側に火星的シャドー(欲求や衝動)が見えにくくなっているのは、火星の自律性に対して150°の謙虚(ハンブル)さ=洞察や内省(内面識別)力の構築が要求されるからだ。だからこそ心理学は発達し続ける。

 これはおうし座的金星150°てんびん座的金星も同様で、自身のてんびん座的金星は、おうし座的金星側でパワー(火星)を包含し充足している感覚や意識がじゅうぶんでないと、火星の存在感に圧倒され自分を見失う。

 しかし、このときシャドーはいつでも生成されるため(怒りなど)自身が内部に所有すべきリソースや価値やパワーが、未だ所有されず外部に存在していることに気づくのだ。

 よって常々、火星はおうし座的金星に包含され続け、てんびん座金星は冥王星側に包含され続ける必要があり、1-2hと7-8hで起こるエンパワーメントの力学(ダイナミクス)を意識し続ける必要がある

 しかし、おひつじ座/てんびん座の軸=自律性/関係性の軸の統合点は、けしてパワーのバランスでない。

 パワーで見れば、火星が金星を圧倒するのは当たり前だ。だから火星(男性性)が金星(女性性)を抱擁(embrace)するのは自然の流れだ。それは自然の摂理である。この軸に必要な視座は、より普遍的な正義(justness)である。

 おひつじ座/てんびん座の軸でバランスを崩している人がいて、いつも自力で危機を乗り越え、もしそれが唯一無二の解決策だと信じ切った場合、その人の自我は、おひつじ座/おうし座側か、もしくはさそり座側に固着してしまい、この人はパワー軸の信奉者、力の信奉者になってしまう。

「あなたが誰かに捨てられたのは、あなたに魅力やパワーがないからだ」違うのだ。真に価値があるのはパワーでない。より普遍的な正義(justness)だ。

 その人はこの世界に存在しているだけで、誰かに抱擁される価値を持っている。

 その人は他者からの拒絶やパワーの喪失という経験をつうじて(実はオブジェクトを無自覚に招いてる)この世界のなかに、それまで知らなかった新しい価値を見い出そうとしている

 そうして私たちはパワーの軸の後方の星座に移動する。全体に調和を生むためには、いつでも前の星座を包含させる必要がある。ふたご座/いて座の軸に移る。その人は真実を知るため旅に出る。その人はやがて学ぶ。二元性の統合だけでなくサイクルをとうした自己の発達を助ける必要がある

 そうして双方のケアネスを価値(バリュー)に包含した「普遍的な正義」という視座を獲得する日がやってくる

 金星は火星に比べて分かりにくい。両者が並ぶと金星はやはり火星にパワー負けする

 けれど金星は火星にパワー負けしていい。

 金星(女性性)の仕事は自他をケアするだけでない。女性性には女性性にしか成し得ない生産性と、充足するという大きな役割がある。

 金星は存在そのものが公平さ(フェアネス)に目覚めている。金星は、金星そのものにフェアネスという正義が包含されている

 だから金星(女性性)は、よりパワーの強い火星(男性性)普遍的な正義ごと抱擁(embrace)されていい

 2月22日新しい火星/金星のサイクルが始まろうとしています。自我の進化のポータルポイント月のノード軸はいまおひつじ座/てんびん座にあるため両者のルーラー火星/金星のサイクルの始まりは重要な意味を持ちます

 私たちは子どもの頃、男性性/女性性どちらかの性を無自覚に選び取って成長してきた

 この二元性の分極化によって、女性には自分の内在する男性性が分かりにくく、男性には自分の内在する女性性が分かりにくくなっている。

 多くの人は内在する自分の火星/金星を意識的に内省する機会を持たないため、自分の内在するアニマ/アニムスに人生を翻弄される。

 もしくは翻弄され傷ついた結果、どちらか側に自我を固着させ、自分のセクシュアリティ(生命のエロス)の半分を積極的に解放しない。

 火星は自分を守るためNo!という力であり、金星はYes!と答えて喜びを受容する力

 No!はすぐ分かる。火星はディフェンス(防衛)メカニズムであるため、すぐさま起動するのだ。けれどNo!に比べてYes!は分かりにくい

 2024年2月22日、金星はついに火星(♒6°)に追いつく

 このとき火星は冥王星(♒1°)を追い越しているので、かなり激しいパワーがエンパワーメントされている。

  プラトンは言った。「男と女はかつてひとつだったが、二つに引き裂かれてしまった。そして、かつての全体性を欲し、追い求める感情が、愛と呼ばれるものなのだ」

 全身全霊で情熱をもって自分の金星(女性性)を抱擁するときだ!

抱きしめたならもう手放してはいけない


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 もちろん、あなたの金星/火星のエネルギーがオブジェクト(客体/構築物)化している対象を抱きしめに行ってもいい。推しに会いにいくがよい

 バレンタインデーには冥王星と火星が会合、2月10日のみずがめ座20°新月のころにはもう冥王星/火星/金星のトリプルコンジャンクションになっている

 万博の建築資材需要のため能登の復興の資材が足りないことがないよう政治には思い切ったリーダーシップが求められている

 オリンピックでさえ延期したのだから能登復興を最優先として万博を1-2年延期することは何でもない。国家のリソース投下を最優先に能登の復興にあてるべき

 

 また普遍的な正義(justness)の視点は、火星/天王星や金星/天王星のサイクルにおいて、前個/個的/超個の発達段階を測る目安になるかもしれない

 

 この記事がバレンタインデーに間に合ってよかった



 

再生と復活する力🌝♌5°満月

 

 

 2024年1月26日(02:54)月はしし座♌5°太陽はみずがめ座♒5°不動宮の(自己実現する)満月になります

 満月はひとの感情/本能/欲求をピークに導きます。

 満月時間は、ふだん意識の制御下にある自分のエゴのニーズが明らかにされるだけでなく、周囲にいる人々も自分と同じようにエゴのニーズが意識の光のもとにさらけだされるので、自分と相手、双方への配慮とケアに気をつけてあげるとよい時間帯です

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 人間の意識構造はどこかに「発達の死角」が残されていて、90°スクエアは明らかにそのアスペクトである

 それはやってみなければ分からない、挑戦し続けなければ発達しない、意識の介入や意図した支援が必要になる領域である

 (元型は活動宮スクエア=新たな自律性/関係性と旧来のセキュリティ側との緊張関係)

 実際180°惑星間はTスクエアになる惑星(死角)によってバランスが取れなくなっており、Tスクエア点のハウス/星座/惑星のエネルギーに挑戦し続けることによりチャート全体がダイナミックに発達成長(活発化、元型が活動宮だから)するポイントになっている

 そこは曲がり角を曲がったところ「死角=四角=□」であり、法則として曲がり角の先は新たな曲がり角になるのだが、それでも人間はその場所に行ってみなければ、その曲がり角の先がどんな場所かが分からない

 ホロスコープ元型の配置のなかで活動宮スクエアの最終星座はやぎ座/土星/10hである。人間は未発達の死角に絶えず挑み続けることで、ライフの基盤(ストラクチャー)、人間の意識構造に高度をもたらしていく

 土星はやぎ座の支配星であるが、みずがめ座の副支配星でもあり、高度化し続ける人間の意識構造は、山の頂きの上方へ、そしてさらなる天空の高みを目指し始める

 -Public domain, via Wikimedia Commons

 人間は内部にさまざまな内在人格(キャラクター)を持っていて、有名なのは賢老人/守護祖霊(土星)、アニマ/アニムス(金星/火星の元型)、インナーチャイルド(かに座/月)ですが、もっとも重要な人物はインナーチャイルドです

 (おとめ座の人々は内在する聖母マリアを他星座にくわしく教えてくれる)

 歌手の渡辺美里さんは自身のインナーチャイルドを熱く抱擁(embrace)しエンパワーメントする表現に非常に長けています


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 この曲は美里さんが自分と他者のインナーチャイルド、そして実際の次世代の子どもたちの両方を全身全霊で祝福するパワーと雰囲気に満ちている

 

 1月21日に冥王星みずがめ座に再イングレス(星座移動)しました。太陽は前日にみずがめ座にイングレスしています

 冥王星みずがめ座時代が完全に始まる2024年。

  アストロロジー(西洋占星術)で冥王星は死と再生を象徴する(準)惑星です

 脱皮する蛇、蛹から変態する蝶も象徴します。今年はドラゴン・イヤー。この冥王星は大蛇、ドラゴンであり、移動したばかりのみずがめ座は天帝ウラノスが支配する天空の領域。龍が天をのぼり始める2024年

 この力は能登の再生と復興に大きく使われる力です

 

 おうし座/しし座/さそり座/みずがめ座=不動宮4星座サインはリソース、パワー、創造性、セクシュアリティ(=生命のエロス)、才能を凝固させる軸です

 活動宮(おひつじ座/かに座/てんびん座/やぎ座)にいたときの自我の目的が自己発見であるなら、不動宮にやってきた自我の目的は自己実現です。

 2サインが水星をルーラーにもつ柔軟宮が「情報をより多く集めるため」決断を先延ばししたいタイプであるのに比べ、不動宮はエネルギーを内外から集め凝固させる固定宮。

 不動宮サイン(にある自我)は自己の才能(タレント)に非常に自覚的であり、自身のリソースやパワーを対象に迷いなく投資する決断力に優れます

 またセクシュアリティの軸である以上、統合すべき陰影(シャドー)の存在感が増します

 冥王星みずがめ座に入った21日、水星があの激しかった水星逆行のシャドーから抜けました

赤いところ逆行度数&逆行順行日、黒い日付が水星逆行のシャドーフェーズ

 今年の水星逆行はほとんどが火サインで逆行し、風✖火の創造的アイデアが生まれやすい年

 水星は個人が外部環境でサバイバル(生存適合)するための左脳的マインド=機能的な適合(functionalfit)の能力をあらわします

 この水星の認知能力を向上させる機能みずがめ座のルーラー(支配星)天王星です。よって水星/天王星は、マインド/ハイヤーマインドの関係です。

 天王星の機能は、感情的に同一化や固着(愛着/執着)している対象からデタッチメント(観照者的態度)できる能力を有しているところから始まります。

 これは天帝ウラノス垂直方向:反重力のエネルギーです

 たとえて言うなら、右脳は東洋的であり、左脳は西洋的である、と言えます。

 科学や技術が西洋において最も早く発達したのは、ユダヤ教キリスト教が非常に天の方向を意識した垂直的な宗教だからです。

 東洋の思想は、うお座(右脳)的な横方向に大きく広がっていく巨大な相互接続性です

 (個は個として独立しておらず。個は相互との関係性によって生かされている、という感覚)

 自我の固着=感情的ドラマに捉えられないデタッチメント(観照者的態度)は、みずがめ座/天王星に鳥観図(バード・アイ・ビュー)、俯瞰図の視点/視座(perspective)を与えます。上空からの高い視座で問題の解決策を探すためです

 よって、みずがめ座天王星)は12星座で唯一の問題解決策をもたらすサインです

 しかしリサーチ力を持つのは天王星だけでありません。今回みずがめ座入りした冥王星もまた集合の領域で機能不全の原因を探れる、探究する視座を持っています。

 水星をルーラーとするおとめ座と、冥王星をルーラーにもつさそり座は、どちらも人間を謙虚(ハンブル)にさせる内省(内面認識/識別)力を持っています

 おとめ座的水星が、下半球=個人領域の最後の星座として、自分が持つ機能を修正/改善させる個人能力(キャパシティ)を最大化させるのに比して、さそり座/冥王星の内省識別力は集合のなかで培われます。

 さそり座の前のてんびん座領域において、私たちは自分自身と他者や集合とのあいだで、関係性(リレーションシップ)における機能不全、他者からの拒絶(リジェクト)やさまざまな失敗を経験します

 さそり座/冥王星/8hは、その機能不全の原因、その経験がもたらした感情的なシャドーをプロセスする領域です.

 いったい自分の性格の何が、自分の行動パターンの何が、この機能不全を自分の人生にもたらしているのか?を洞察する。

 さそり座はおうし座軸と対をなすリソースの軸です。拒絶されるのは自己の魅力(チャーム)や磁力が拒絶されるのです。自己がもつリソースに価値がなくなり、パワーの喪失が起こります。

 よって私たちはこれまで見落としていた自己のシャドーを回収し、自分自身をエンパワーメントさせる必要性に気づきます。新たなリソースや価値を自分自身に再投資する必要があるのです。

 すなわち人間の影の側面(シャドー)は、他者と関わり合い、集合領域で私たちが他者から与えてもらえる恩寵とも言えます。

 なぜなら自分の自己空間に自閉的に閉じこもっているとき、私たちは自分のシャドーに気づくことができません。それは前の星座のてんびん座の領域で他者に出会って初めてもたらせるのです。

 シャドーは他者との接触機会に自分に与えてもらえるグレイス(恩寵)です

 シャドー(冥王星)はあなたがエンパワーメントする日を待っているパワーの種=フォースです。

 そこに解放されるべき潜在能力が眠っているから、あなたが内省し、それに気がつく日を待っている。さそり座/冥王星/8hは、実際の実存的危機と感情的危機を乗り越え成長していくエリアです。

 冥王星は機能不全の原因を探るため、冥界、すなわち表面に見えない根深い地点まで潜っていき原因を究明しようとします。

 みずがめ座冥王星の組み合わせは、強力なリサーチ力のをもたらします

 みずがめ座も、冥王星をルーラーにするさそり座も、両サインとも不動宮(固定宮)であるため、ここには非常にタフネスな洞察力が出現します。

 みずがめ座冥王星時代は現在の危機(冥王星)の根元的解決策を探る時代です

 あなたのフォースがエンパワーメントされたら、あなたは過去いた地点よりもさらに高い場所に登っていく事ができる

 冥王星は不死鳥、天高くのぼるドラゴンです

 あなたは今よりもっと高い場所までいくことができる


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 この曲を聴いている時。あなたは私であり、私はあなたである。あなたはラピュタを初めて見たあの日に戻り、その時あなたはあなたでなく、ラピュタを初めて見た日の私である。あなたはあなたであるが、同時にあなたでない。私は私であるが、また私でない。私はあなたであり、あなたはまた私なのだ。

 

 ところで、みずがめ座天王星のシャドーは、デタッチする能力が極まると、自分のハート(しし座/太陽)からもデタッチする傾向があることです

 ラピュタムスカさんが「ハッハッ、見ろ!人がゴミのようだ!!ハッハッハッハッ!!」と笑っているのは、ムスカさんが天空すぎて自分のハートからデタッチしすぎているせいです

 アクエリアン(みずがめ座人)は基本、空(empty)人です。

 彼らがあの観念世界の住人=空(empty)人なのは、地上には今だソドムとゴモラが満ち、安心できないからです。

 彼らにとって空(empty)は安息の地ならぬ安息の空(empty)です。

 地上はいまだレイシズム(人種差別)がはびこり、人類の半分は力の信奉者であり、21世紀も1/4が過ぎるというのに戦争を続け、ときに集団で議会議事堂を襲ったりする。蛮行をやめない人類、非文明に耐えられない。

 みずがめ座の星座に描かれている人物は、人間の姿をしている天使です

 いま太陽はみずがめ座にあります。ホロスコープ元型の配置で、みずがめ座は太陽をルーラーとするしし座の対向に位置します

 そして1月27日にみずがめ座ルーラー天王星は逆行から順行に戻りますが、天王星土星は元型の配置でしし座太陽の対向みずがめ座に位置しているので、両者の逆行には非常に意味があります

 みずがめ座土星を副支配星にしているので、単に観念的であるだけでなく、実存的に、集合を未来に率いているリーダーです。

 しし座/みずがめ座元型の、自分のハートにタッチし続けるというテーマは今とても大切です

 これはみずがめ座のエネルギーを実際の自分の身体性に宿すという意味があります。

 胸に手を置く瞑想法は多いので(私の修行にもある)みなさん日ごろからハートの瞑想に取り組んでいると思いますが、実際に自分のハートの鼓動をじっくり聞く満月にしてほしいです

 南のロイヤル・スター恒星レグルスはしし座の獅子のハート近くにあります(しし座最終度数付近)ライオンハート💗

 水星は火星と共にあり明け方、火星の北に水星をみることができます

(1/27 やぎ座17°火星/水星合)
また28日の明け方は月の南西にレグルスをみることができます

 

 みずがめ座からうお座にかけてはクラウンチャクラのエネルギー。より普遍的(ユニバーサル)な愛、ケアネス、抱擁、共感(コンパッション)を学んでいく時間です