11月30日(02:16)てんびん座のルーラー金星は月の南ノードと合(コンジャンクト)になります
てんびん座は対人関係(リレーションシップ)とバランス、自分以外の他者=集合とはじめて会う領域、誰かとの出会いの力学(ダイナミクス)です
(調和も調停も、2つ以上のものが出会ってはじめて開始される)
魂の進化=冥王星は感情体の変容であるのでエゴ(太陽/月)の感情プロセスが過渡していく心理力学が分かる月のノード軸はとても重要です
蝕を起こす宇宙のポータル=月のノード軸は転生を繰り返す魂の記憶、過去(過去生)(サウス)から未来(ノース☊)へ進化の道、カルマ(因果)からダルマ(愛と法)への道です
月のノード軸のサイクルは18½年なので9年ごとにノードの反転回帰(リバースリターン)を経験します
月のノード軸は今年の7月におひつじ座/てんびん座に移動しましたが、再来年2025年1月にはうお座に移動し、海王星や土星に合していきます
サウスノードは北ノードに行くまえに解決すべき未解決の問題、やり残している課題、まだやり足りていないテーマがあることを示しています。よって金星との合は、私たちに未解決の人間関係、過去に調和・調停に失敗した自他のバランスの問題があることが分かります
金星はおうし座のルーラーでもありますが、合の時点で頂点(エイペックス)が金星&月の南ノード、起点がうお座24°海王星、結実点がおうし座20°天王星のYODが出来ています。
てんびん座と天王星の組み合わせは社会正義を目覚めさせます。
持っているパワーやリソースの量や質の違いはあっても、人間の人格や個性の価値(バリュー)は平等だということ
去年の10月23日には約100年ぶりに金星のビーナス・スター・ポイントがさそり座からてんびん座にシフトしました
おうし座/てんびん座150度は元型の金星同士の150度のジレンマ、金星150°海王星は、ここも元型どおり金星のハイオクターブが海王星、どちらも愛と平和を求める惑星。
ローオクターブの金星は海王星と出会うことで次のレベルに波動がレベル・アップしていく。
起点のうお座海王星は存在と出会いへの感謝とケア。ライフの現実、何が機能するかを教え、何が真実かを教えてくれます。
自律性と他律性のなかで揺れ動いていた自分のエネルギーの特質、その中道・中庸のポイントに気づいていくこと。
人間は本質的に自立したい、自由になりたい。しかし他者や他律のニーズに気づくことで今よりもっと成長していくことができる。
人間関係をめぐる焦燥や葛藤、自我の苦しみや痛みは、そもそもがその相手に出会わなければ起こらなかった、
誰かとの出会いによって結果自分は自分の未熟さに気づき今日まで成長して来たという事実(YODの起点が感謝)
あなたは相手や対象を変えることはできない。永遠に。あなたが変わり続けるしかほかに道はない。
自分の魂を成長させるため宇宙(海王星)がその相手に出会わせてくれた、過去に乗り越えられなかった苦しみを今度は乗り越える、学びのため、覚醒のため、成長を目的として現生に転生したという事実。今日までのライフで宇宙があなたを導いてきた恩寵
今日と明日の生存は、過去を乗り越えたことでより容易く安全なものになっている
結実点はおうし座天王星、結果としてライフはより安定し、向上させるべき自己価値に気づいている。
おうし座天王星は関係性と存在そのものをサステナブル(持続可能)なものに変えていこうとしている。
月の北ノード側はバランスをとっていくヒントになるポイント、そのサインのエネルギーに取り組み、学び、成長していく必要がある
=二極が極端に揺れ動くという性質を乗り越え極性を統合して成長していける対向点
おひつじ座には小惑星キロンがありますが、北ノードがおひつじ座16°45′でキロンと合するのは来年2月20日
おひつじ座は自立/自律、独立、自由と開放のため意志を持ち、守るため、生き抜くために戦うサインです
てんびん座が「出会い」なら、おひつじ座は自分がこの世に「生まれた」ということ。
いま課題に取り組めばキロンの癒し、ヒーリングのエネルギーを受け取り、現世にミラクルを起こすことができます
去年南ノードと合していたのがさそり座日蝕のころ、このとき金星はさそり座2°で新月に合していました
否応なしにシャドウ・ワークに取り組まされていたので、自分が抱えている人間関係の問題に今は気づいています
-Renè Müllerが撮影した写真by Unsplash