:ReVision

魂の設計図に進化と統合を

セキュリティへの挑戦🌗♋13°下弦

 

 


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 2023年10月の月相フェーズの転換は下弦から始まります。

 2023年10月6日(22:48)月はかに座13°02'、太陽はてんびん座13°02'で下弦の月になります。

 蝕を起こす月のノード(てんびん座24°)の15度以内に太陽が入ると蝕のシーズン到来です。

 この下弦の週はすでに蝕の季節(=運命の転換期)の範囲内に入っています。

 この週の翌週10月15日(10:40)てんびん座21°で日食が起こります

 月は必要な一連の感情的ニーズに対処し、プロセス(処理)するために、信頼できるサポートシステムを確立することを目指します

 (インナーチャイルドの慈育を含め心理プロセスするのに必要な家、部屋、台所、ケアを提供してくれる家族や大切な人々、感情的な支えとなる実家や故郷)

 ふたつのルミナリーズ:太陽と月はエゴ(自我)が目の前にある世界をパーソナルなものとして意識/認知するのに必要なレンズやフィルター(透過装置)です。

 月はエゴ(自我)が正直に、また現実的に有機的な方法で、アイデンティティをより完全に近いかたちに形成できるよう愛着とプロセスをし続けます

 月はかに座のルーラーです。
 魂の進化=冥王星は感情体の変容であるため、感情プロセスの方向性(過去から未来、カルマからダルマへ)が示されている月のノード軸の状態を確認しておくことはいつも大事です。

 

 この下弦図では♎26°火星が♎24°月の南ノードに合している状態です

 火星は12日木曜日(13:07)にさそり座に抜けますが、次の日蝕新月図でも月の南ノードとはサイン違いの合

 火星は冥王星発見以前のさそり座ルーラーであり、冥王星は火星のハイ・オクターブの波動です。

 いまの月のノード軸はおひつじ座/てんびん座(19か月間)にあるため、やぎ座27°冥王星と活動宮(アイデンティティ統合の)Tスクエア

  (火星と冥王星はcloseing90°スクエア)

 

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 火星は個人天体であるため、パーソナルな変化をもたらしますが、火星のハイオクターヴ冥王星はトランス・パーソナル天体であるため、他者や集合(やぎ座)と一緒になっての変容をもたらします。

 火星のバッテリーを再充電するのは冥王星です。

 (1ハウスに生まれ8ハウスでエネルギーを再充填する)

 てんびん座の火星と太陽は「過去を終わらせる(南ノード)」ため必要な再自己投資、新しい人間関係、新しい波を呼び込んでいるタイミングです

 火星と太陽は11月18日さそり座25°会合して新しい2年サイクルを始めようとしているところです。

 (火星はさそり座の副支配星)

 去年のいまの時期にふたご座25°で火星逆行がありましたが、太陽/火星のサイクルは個性化、モチベーション:動機づけ強化、太陽が生命のエンジンであるなら火星は生命のバッテリー、これは活力(バイタリティ)を増強させるサイクルです

 (9月まで逆行していた)水星が逆行のシャドーフェーズを抜け(9月末)、10月5日におとめ座からてんびん座に移動します

  てんびん座の水星は理論と実践のバランス感覚に優れた水星(機能:マインド)です。

 ここから人間関係の交流や情報交換はかなり活発化し、風通しの良い風サインを利用した方向転換や機敏な方針転換が可能です。

 てんびん座=他者の存在(プレゼンス)を自分の人生に呼び込む理由は何より自己の成長のためです。

 

 てんびん座側があたらしい波だとすると、かに座/やぎ座はこれまでの安全を保障してきた構造(ストラクチャー)です。

 かに座の月の下弦は、独立に目覚める人にとっては(既存のサポートシステム)セキュリティ:安全を揺さぶるかもしれません

 成長(てんびん座)するためには、かに座の求める安心安全にあえて挑戦し、リスクをとる必要がある場合があります。

 冥王星がやぎ座にあるため、場合によってはリ:ストラクチャー:ライフそのものを構造改革する必要がある人もいます。

 

 てんびん座的緊張=創造的な努力を通じて、より広く、より包摂的に、よりバランスの取れた視点をもちながら、かに座らしく段階的かつ健全に自己を再開発していく日蝕前の下弦フェーズになります

 

 てんびん座ルーラー金星は10月9日までしし座にある新金星です

 (太陽はしし座のルーラーなのでミューチュアルレセプション:支配星交換になる)

 かに座の健全な感情的愛着(アタッチメント)をとうして、ライフ(生命/人生/生活)とつながり、そして新しいアイデンティティが確立されようとしています

 

 YODもふたつ出来ている活動宮のTスクエア(おひつじ座キロンとのTスクエア)

 ストレスや危機(冥王星)もまた人生の一部であることを理解しながら、かに座の月の消化のニーズ=発達のプロセスは、できるだけ時間をかけ、自然なかたちで無理せず展開する必要があります。

 火星の勢いが強いため、今はどうしても目の前のことに集中するトンネル・ビジョンになりがちです。

 しし座金星=他者への寛容さと、自分のサポートや健全な境界線(バウンダリー)とのあいだにバランスと中道(ミドル・ウェイ)を見つける必要があります。

  蝕のシーズンにこのバランスが確立されると、真に自己統合され、健全で、自発的で、愛情深い人間性の確立が期待できます。

 統合とは自分にとって重要なことを無視していない、という感覚です。

 自分自身を再発見できる食シーズンの下弦の月です