2023年9月29日(18:58)月はおひつじ座06°00'、太陽はてんびん座06°00'で「ハーベストムーン」の満月になります
この満月は十五夜の満月です
10月15日のてんびん座21°07′日食新月までラスト2週間の満月転換。
食は宇宙のポータルがひらくとき。
運命に対する神の介入、運命的出来事が起こりやすい時間帯です。
太陽が（日蝕月食を起こす）月のノード軸の15度以内に入ってくると食のシーズン到来を強く感じますが、この満月の段階で蝕の季節到来の雰囲気がかなり強まるはずです
満月軸には他惑星からの頼もしい調停がなく、180°オポジッションがもたらすブレイクスルーの緊張感、ブレイクアウトの結果表示、そして方向転換や今後の方針転換など満月の緊張や抑圧（プレッシャー）からくる意識の目覚めにフォーカスがなされます。
この満月時間の経験と緊張感は、個人が新しいアイデンティティを設定するのになくてはならない経験です
てんびん座側にある太陽には成長のため他者のニーズにコネクトする必要性きがつきますが、おひつじ座側にある月には、自分の感情を正直に、自由に表現したいニーズがあります。
おひつじ座の月は他者や他視座を考慮する以前に、自分が何に感情的に愛着したいか（または愛着しないか）を直感的に識別できます。
ライフのなかに何を取り入れ、何を自分と関連付けるかを選択することは、これまでと違う別の新しいアイデンティティの感覚を作成するための最初のステップです。
しかし活動宮には、自分の個人的な方向性の更新と再評価の必要性が常にあるため、満月のタイミングで何らかのアイデンティティ・クライシス（危機）に陥る可能性があります。
解決策としては、物事に感情的に関与するとき、てんびん座の太陽の風サインらしい遠近法を利用して、個人のニーズを考慮しながら、他人のニーズとバランスをとっていくことを学ばなければならなくなります
おひつじ座の満月のテーマのひとつは感情的な解放です。しかし感情的な表現は適切である必要があります。
満月はひとの感情と本能をピークに導きます。
自分の感情が照らし出されているのと同じように、周囲の他者も感情的に照らし出されていることに配慮が必要です。
この満月フェーズのなかでは、人生に目的意識を見出し、創造的な努力を通じて、より広くよりバランスのとれた視座を取り入れながら、情熱的かつ包摂的な方法で感情的なニーズと均衡を図っていく事を学ばされます。
おひつじ座はパイオニアの挑戦的なエネルギーです。
情熱を感じるものごとは、すぐさま行動に移さないと気が済みません。
物事の判断に迷ったときは、自分の基本的な価値観に立ち返り、自分らしさ、という大きな魅力や磁力を失うことなく（トンネル・ビジョンの）狭量さを超えた、大きな目的意識、意志（Will）を見出し、新しい意図を設定し、新しい何かをライフに創造しようと努めるときです
日本（東京）の満月図のアセンダントはおうし座10度。
おうし座と（太陽のある）天秤座のルーラーしし座22°金星は、おうし座22°天王星と9月30日に3回目の不動宮同士の（opening）90度スクエア（7/2・8/9）
金星が天王星と合していたのは今年3月22日おひつじ座0°新月のころ、新月に蒔いた種が成就するひともいますが、テストされているさなかでもあります
満月図の金星はリレーションシップの小惑星ジュノーと合になるので、結婚や夫婦関係で変化を経験する人もいます。
おうし座22°天王星（逆行）は、おとめ座20°水星とも地のサイン同士の120°トライン
水星と天王星が合していたのは4月20日のおひつじ座29°日蝕
おうし座＆しし座の組み合わせは自治と独立独歩の創造性をもたらしてくれますが、会合し始めている木星と天王星（来年おうし座21°合）は、個人と集合（collective）両方のリソースやバリュー（価値や価値観）を向上・洗練させる知的なスピリットと科学の探求をもたらします
人生をより豊かにする知的・精神的・技術的進歩のブレイクスルーを探す時期です
