2023年12月20日（03:39）月はうお座27°太陽はいて座27°で柔軟宮（＝全体性＝相互依存と相互関係性の理解）の上弦の月になります。天の川銀河中心(ギャラクティックセンター)はいて座26°近辺にあるとされますが、太陽は前日に銀河中心を通過し逆行中の水星は23日の太陽内合あと通過します
いて座/うお座の後半には現行の惑星間サイクルの会合ポイントが多くあり、人類の霊的発達を現在進行形でアクティブに促進している領域です
土星/天王星♐29°（1988）木星/天王星♓27°（2011）木星/海王星♓23°（2022）
進化のポータル・ポイント=月の北ノードは来年2月20日におひつじ座16°で小惑星キロンと合しますが月のノード軸がうお座/おとめ座軸に移動するのはさ来年2025年1月12日、北ノードは2025年2月7日うお座28°で海王星と合、これは個人の自我（エゴ）が制御（コントロール）できない運命（FATE）の大波（ビッグウェーブ）を象徴します
（2025年は津波の予言が有名ですが運気としても運命の大波です）
うお座/おとめ座は天職/雇用の奉仕（サービス）の軸であり、月のノード軸が海王星と合して天王星/海王星/冥王星トランス・パーソナル三天体の60°60°120°小三角をカイト型にすることは（※トランスパーソナル=個人のアイデンティティが個人の自我領域を超え集合のなかに拡大していく）多くの個人がこれまで歩んできた過去を終わらせ（うお座はひとつのサイクルの終了）新たな運命の大波、より高次の使命（ミッション）に目覚め、より高次の新秩序に従う時代の到来（海王星/土星の合）が暗示されます
水の星座の共通性のひとつは脆弱性（ボーナブル）さであり、かに座のルーラー月は本来巣作りをして殻に閉じこり、外側で受けてきた印象を自分の内側にインプレスしする時間（体内時計）を必要としています。
水の星座のもうひとつの共通は融合、かに座が印象を自分に融合するならさそり座は他者と融合（フュージョン）し、うお座は集合（collective）と融合します.
野心を減らしスローダウンして自分のニーズに目を向け、ケア提供者に自分のニーズを打ち明け、インナーチャイルドを慈愛し、自我の基盤となる情操を育てていくのが月の機能ですが、
（自分の感情や本音を他者に分かってもらう、殻に閉じこもるのでなく他者と共感：コンパッションする勇気を持つのはかに座の重要な戦い）
うお座では集合のニーズとコネクトするため、自分のニーズ＝セルフケアとより大きな集合のニーズへの対応のバランスを意識する必要があります。
その状況に応じて（柔軟宮がもつ全体性の理解と適応性をもって）いつ個人的な感情に執着し、いつ手放すべきかを知ることを学んでいきます。
うお座（＝宇宙）の脆弱性の理由が無境界【Noboundry】であるため、現実世界には存在する（宇宙には居なかった）捕食者から身を守るために、うお座や海王星に関連するエリアには意識的な注意とケアの介入が必要です
海王星は人間に制御（コントロール）できない究極の受容性の象徴ですが、同時に宇宙の無条件の愛も象徴しています。人間はあらゆることに条件を付け、自分自身の価値判断にさえ条件を付けています。
自分は何かの条件を満たしていないから愛されない、と思い、あの人は自分の条件にあっていないから愛さない、と考えますが、自分が自分を愛することに条件はいらないのです。
自分を宇宙にサレンダー（明け渡し）するということは、自分自身を無条件に愛することです。愛も霊性（スピリット）も自分の内側にあるのであって、どこか外にあるからそれを拝めと言っているのは嘘です。それはエゴの矮小さを生んでいます
価値感のシンプル化はいまの時間帯の重要なテーマのひとつです。
海王星の低オクターブが金星、さそり座17°金星は金星が支配するおうし座19°天王星（逆行）とまだ180°オポジット。
天王星は高い視座や解決策を得るために感情的ドラマからデタッチさせる（高次の）機能を持っています
暴力では何も解決しないということを人類はそろそろ学んでもいいころですが、なかなか進化しないまま2023年は終わっていきます
