2023年12月13日（08:32）月と太陽はいて座20°40′で新月になります
この新月の日水星逆行が始まります。水星はふたご座ルーラー、ふたご座/いて座は旅行を含む移動の軸。
また大晦日はいて座ルーラー木星が順行開始（11：20）し、1月2日（12:09）水星の順行開始。年末年始は水星/木星が方向転換の留の時間帯にすっぽり入ってしまいます。いて座太陽もうお座海王星に90°スクエア、移動には用心が必要。年末年始のご予定は余裕をもって安全第一でお願いします
太陽水星は冬至（22日）にやぎ座0度で内合
逆行中の水星はふたご座とおとめ座の支配星です
-Photo by Zoltan Tasi on Unsplash
新月はエゴをあらわす太陽と月の約28日間サイクルの新しいサイクルが始まる日
アイデアの新しい種を蒔き、新たな意図を設定（セット）するのに最適な日です。
いて座はひとを個性（individual）化させる火のサイン.
サバイバル（生存競争）と自己保存を示す意志のパワー＝火星がともにいて座にある今回の新月。意図（インテンション）と意志（ウィル）を開発・発揮するサイクルとして重要な火のサインの新月です。
決意したことにくじけず取り組み続けること、自分の真の本音、正直であるという自分に対する誠実さ、自分にとって本当に大事なことの優先順位を見極めること、自分という存在を賭して世界に何かを生み出すこと、自分のビジョンに他者を惹きつけ、巻き込んでいくこと。
意思の力（willpower）とは単に強靭な意志を持つことでなく、自分の意志を自由に意図して、発揮できるようになることです。誰かのための人生でなく、自分のための人生を生きる
今回逆行する水星はやぎ座からいて座のサインに戻って来ます。
人間の成熟のひとつは誰かを犠牲にすることなく自己の責任において意志を自由に発揮できるようになること。
いまは自分以外の誰かを理由にして、自分の意図や自分のカルマの解消から目を背けることのできない時代の流れです。
いて座のエネルギーが持つ「真実をもっと知りたい」という願いと望みは、人生のより大きな可能性を探求するよう個人を駆り立て、真実の探求性（追求性や求道性）で人生の真の豊かさを創造し、個人的なライフ（人生と生活）の内容を拡大します。
いて座ルーラー木星は、4月21日におうし座21度で天王星と会合し、木星/天王星の13年サイクルが新たに始まろうとしています。
新しい視座（天王星）と新しい視野（木星）、自分のバリュー：価値や価値観が、自分の真実、自分が生きる意味にもとづく基礎的価値観（ファンダメンタルズ・バリュー）のもとにあるということは、いまを生きる私たちのメンタリティに欠かせない諸条件のひとつです。
真実を求めたい、というこの新月に沸き起こる感情的なニーズに向き合える自由を確保すること、その心の余裕はこの新月において重要です。
金星はさそり座に入り、ソウルフル・コネクト、自分の魂の器とより深く繋がって、その魂が入っている容器（コンテナ）の拡大をワークします。
さそり座の冥王星が起こしていることは、他者との融合（フュージョン）、火星と金星の融合です。
金星が180度オポジットになる木星/天王星はおうし座にあり、金星はおうし座のルーラー（支配星）そして月の南ノードてんびん座のルーラー。
おうし座は自己のリソース（才能や資産）、有意義なものには（時間というリソースを含めて）すでに投資されています。
天王星=上昇による変化、木星=拡大や増大による変化（天王星）、新たなサイクルの開始点に向けリソースとバリューのリフォームしている緊張のピーク、才能開花のピークがいまです。
おうし座からやぎ座にかけて地✖水のエレメントの小三角をつくる天王星/海王星/冥王星のトランス・パーソナル（超個・自己超越）三天体
これら三天体は物質的・構造的な確立（エスタブリッシュメント）を示す土星を超えたところにある天体です。
裸眼で見えない三天体＝潜在意識を揺さぶる三天体の影響のもとで私たちは土星までの個人天体/社会天体が今日まで築いてきた快適（コンフォート）ゾーンの外側に踏み出していこうとしています
（チェンジ・メーカー=潜在意識の目覚め）
いて座木星は自己の自由意志を最大値まで拡大できるところです。
人生のより大きな可能性（ポテンシャル）にアクセスし、ライフをより創造的に達成できるという信念を持ちながら、自分の現在の状態と共鳴する信念（いて座のビリーフ・システム＝火星が行動する背景）に照らして、本音で生きる。正直な本心を言うこと、本物を生きる。
より良い明日への約束に使命（ミッション）と情熱（パッション）を持ち、もっと強く踏み出していくいて座の新月です
（もう師走、年末の満月はコールド・ムーンです。風邪などひかぬよう、ご自愛ください）
