2023年12月6日(22:21)うお座のモダン・ルーラー海王星がうお座24°53′で順行に戻ります
順行に戻った海王星が次に逆行するのは来年7月2日うお座29°56′、うお座の最終度数
海王星がうお座に入った2011.3.11の頃は日本人は誰でも忘れられない時期ですが、海王星はついにうお座の最終度数まで行ってしまうのです
海王星はひとつのサインに約14年滞在し、164年かけてゾディアック(黄道12星座帯)を一周します
海王星が発見されたのは1846年9月、発見されたとき海王星は土星とみずがめ座26度で会合(1846年4月4日)したばかり(♒は宇宙とサイエンスのサイン)
そして海王星はいま発見時と同じように土星と会合(2026.02.♈0°)しようとしています
(両惑星とも動きが遅いので2025年はうお座後半でずっと会合している状態)
海王星はエネルギーと天然資源(ナチュラル・リソース)、産業への石油の利用開始(1870年ロックフェラー)と蠍座6度サビアンシンボルでおなじみゴールドラッシュ(1848年~1850年半ば)がこのころ
また海王星が象徴する右脳=視覚的技術、映像技術、映画が発明されるのはこのあと
(1890年エジソンがキネトスコープを発明、1895年にフランスのリュミエール兄弟がシネマトグラフを発明)
海王星が前回おひつじ座0度=春分点に入ったのは発見後の1861年4月、そして再来年2025年3月30日いよいよ春分点を通過します
(この大事な時間はまたも3月)
12サイン一周を終えて春分点への移動は新しいサイクルの開始です
人類はまもなく海王星発見後2回目の海王星春分点越えを経験します
集合と共に変化していくトランス・パーソナル(超個:自己超越)三天体(いますでに小三角時代に入っている)
天王星が変えたいもの、冥王星が変わらなければならないものの象徴であるなら、海王星は変えられないものの象徴です
(海王星は宇宙の秩序と神の律法)
海王星は金星(愛と平和)のオクターブ(波動・波長、周波数=意識は波である)のひとつ上のハイオクターブの惑星
金星が愛のプリンセスであるなら海王星は愛のクィーン(宇宙の無条件の愛)
逆行の時間帯はエネルギーが内側に向かい(内省的になる)またスタンダード(通常・標準・一般基準)でないやり方で物事をやってみようとします(ユニークな異端)
個人天体はパーソナルな変化を経験していきますが、土星以遠(トランスサタニアン)の集合の天体は、集合(collective)と一緒に変化変容を経験していきます
海王星(うお座の元型に関わる全て)は個が集合と繋がっていける(潜在)能力や才能をあらわしています(サービス:奉仕=仕事のキャリアにもなる)
土星は時間と空間、セキュリティと機能のため境界を構築し、海王星は集合にコネクトする無境界【Nobundry】(時間と空間のない)世界です
個人の意欲で変えられなかったものも(変化のニーズが真実であったなら)集合が変わるとき一緒に変化していきます。
同じ第4象限(quadrant)の土星がうお座を運行し、さらにトランス・パーソナル三天体が小三角を形成する今
うお座&やぎ座の集合:公衆性・公共性とともに個人が大きく変化していく状況はとても強まっています