新年にふさわしく、ポジティブで素晴らしい新月です。
新月はひとつ前の28日間のサイクルの終わりと、次の新しい28日間のサイクルの始まりです。
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2022年1月3日03時35分、月は山羊座13°で新月になります。
21世紀に入ってすでに20年が過ぎ、2020年代の3年目、この新月は2022年の最初の新月です。
この新しい1年の主役、木星は先月29日に魚座に移動しています。
魚座の木星入りを、誰もが実感として感じているのは、コロナ禍のパンデミックがエンデミックに変化している、ひとつのムーブメントの「終末」の感覚です。
魚座は12の星座宮の最後の星座です。
木星は支配する射手座、そして双子座の初期度数にある月のノード軸ともTスクエア。非常に運命的な流れに支配されています。
新月の時間帯は、世界を覆う空気感の変化をはっきり感じ取ることができます。
新月のアセンダントは蠍座、蠍座のルーラー冥王星は山羊座25度、逆行中の22°金星とコンジャンクト(合)、金星のナチュラルハウスである2ハウスに山羊座13°新月は収まっています。
そして金星は牡牛座のルーラーですが、牡牛座にある10°天王星と山羊座新月は地の星座同士の120°トライン。
より前向きな自由意志、自由をより積極的に謳歌したいと行動に出ること、年始の人々は、こぞって前向きな意識の変化に導かれていきます。
マンデーン(社会情勢)としては、多くは世界経済、景気の見通しへの楽観論としてあらわれるでしょう。
2ハウス山羊座にあるため、自分が価値を認める対象には散財したい気分になります。
天王星自体は航空機もあらわすので、国内旅行は活況です。
年末に厳しかった牡牛座天王星90水瓶座土星のスクエアがほどかれていきます。これは厳しかった規制、ソーシャルディスタンスのルールが解除されていくような感覚です。
しかし水瓶座は真冬の寒さの象徴のようなところがあるので、大雪による交通規制には引き続き注意が必要です。
直観と論理的思考を、より現実的な方法に落とし込むこと、現状を改善する行動を積極的に採用することを勧めてきます。
水星は1月14日の夜から水瓶座10°20で逆行を開始しますが、年末からすでに逆行のシャドーフェーズに入っています。
1月14日から始まる水瓶座の水星逆行は、風の星座から地の星座へと逆行していく逆行のフェーズです。
それぞれが新しく検討すべき課題を前にしています。
アイデアを実践として落とし込んでいくエネルギーです。
未来の足音がはっきりと聞こえてきます。
水星が逆行を開始すれば、今以上にオミクロン株への警戒感が出るでしょう。しかし世界の潮流はすでにエンデミックです。
2022年1月10日3時11分、月は牡羊座19°27′で上弦の月になります。