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2021年12月19日13時36分、月は双子座27°28′で満月になります。
満月はひとの感情と本能をピークに導きます。
蝕のシーズンが終わり、誰もが平常心を取り戻そうとしていますが、それでも満月はひとつの完成のタイミングです。
今日まで得られたリソースの統合(シンセサイズ)、拡大、分析と次の新月に向けた準備の開始、周囲との信頼関係、そして感謝と手放しの時間帯です。
実際、この満月は水瓶座のエネルギーが最高に強烈だった2021年のクライマックスと呼ぶべき満月です。
双子座月と射手座太陽からなる、今回の満月軸の太陽が位置する射手座27度近辺は、天の川銀河の中心、ギャラクティックセンターがあるとされる度数です。
銀河の渦から直感を受け取り、アセンション(次元上昇)を果たすことになります。
この先の社会状況がどう変化していっても、志を高く持ち続け、閃きに正直であってください。
満月軸を調停しているのが、水瓶座の最終度数間近まで進んでいる水瓶座28°木星。
木星は、満月軸の太陽の位置している射手座のルーラー(支配星)です。
この満月は物質面と精神性の両方で、大きく成長する機会を私たちに提供してくれます。
東京チャートのアセンダント(=ライジングサイン)は牡牛座、牡牛座を支配する金星は12日に山羊座25°冥王星との1回目のぴったり合を終え、
そしてこの日の満月から6時間後、夜19時から逆行を開始します。
逆行後の山羊座金星と冥王星の2回目の合はクリスマスの12月25日。
しかも山羊座金星&冥王星の合は日本の満月図のMC(天頂)に重なり合っています。
この状況で、国会でいま予算委員会がひらかれていることは、これが国家の将来を決定する運命的イベントということです。
日本と日本人に強調されているのは、やはり国家のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の問題、国と国民のリソースと価値をどう再生&再構築させるか、
今後10年間のあいだに国民の人口が1100万人も減ってしまうこの国を、どうやって経済成長に導いていくか?という重大な問題です。
現在、国会で議論されている日本型の「新しい資本主義」がフォーカスされます。
これは個人も一緒です。風の時代を迎えた個人が、どうやって自分を成長させていくか?その成長のヒントをつかむことができるのが今回の満月です。
太陽側のサビアンシンボルは射手座28度「美しい川にかけられた古い橋が、いまだに頻繁に使われている」
これは老朽化し、それでもなお世界的に優れている、整備された日本のインフラと自然美が、今後の経済成長のひとつのヒントであることが示唆されています。
このシンボルには最低限の命綱的なものは残される、という意味もあり、高齢化している国民の旺盛な生産意欲に支えられ、
何だかんだでスタグフレーション(不景気の物価高)を奇跡的に免れている日本の現状もあらわされています。
個人にとっては、実用的で、ないと困るものに関係する仕事が示唆されています。自分の仕事や役割を、風の時代にあわせてDXすること、
また自然と調和するSDGsな生き方を取り入れることで、無駄な浪費が優先されてきた現代の社会システムと距離を置き、断捨離で心身を整えること、
人生の本質を見つめて自分の真実を発見することが大切です。
月側のシンボルが双子座28度「重荷を背負った個人に、破産を通じて社会が再出発の機会を与える」
文字通り経済破綻→再生のシンボルです。
何か発言するたびに、日経の株価を押し下げるキッシーの神ががった(市場に)嫌われる才能。
いまのところ私はキッシー政権に非常に好感を抱いています。
私は積極財政(MMT支持)派なので、先の選挙も国民民主に投票しましたが、反ワク派を制度的に守ろうとしてくれる山本太郎のれいわ新選組も支持しています。
キッシーの金融市場からの嫌われ能力(その意図や目的は不明)は、確かに私(と国民)の年金やイデコを全部吹き飛ばす危険をはらんでいますが、
水瓶座&魚座の強い今やらなければならないところにきちんと照準があっています。
競争原理の新自由主義は、来年5月に木星が春分点=牡羊座に入って以降にやれば良いのです。
私は今の日本の政治に幸福を感じ、また未来に楽観的でポジティブな気分になっています。
愛子さまの神々しいティアラのお姿や、優しいお人柄がにじみ出たお言葉に、私の愛国精神が非常に癒されたことも大きいかもしれません。私は未来の日本に女帝を待ち望んでいる。
再出発が強調されている満月です。今までのことをすべて忘れて、新しく生き直すことができます。
この満月は、それぞれの目標を達成し、古くて時代遅れの行動パターンから抜け出すのに役立つチャンスを見つける、各自の能力を発見します。
厳しい配置を調和的に整えるダイナミクスが働いている、この満月図はクリスマスの贈り物です。
アセンダントの直下で、そのリソースと価値の革新、刷新を声高に主張しているのが牡牛座11°天王星です。
クリスマスはこの満月のフェーズのあいだにありますが、クリスマス・イブの24日は牡牛座天王星と水瓶座の土星がぴったり90度スクエアの厳しい角度を取ります。
しかし、この満月図は非常に調和のとれたホロスコープです。
上弦の月のフェーズを乗り越えれば、たとえ激しいクライシスが起こっても、満月以降は救済の力が強く入ってきます。
満月の月がある双子座を支配しているのが水星です。
順行に戻った牡羊座8°キロン(カイロン)と90度スクエアになります。
未来への不安、というプレッシャーを感じているのは、個人だけでなく人類全体がそうです。
人類の集合意識が、いまが(地球から搾取し続けた)文明のグレート・リセットの時間だと理解しているからです。
気候変動の影響は、全員に襲い掛かります。比較的安全な場所があっても、完全に安全な場所はもう地球上にありません。
人類は同じ運命共同体の船に乗っています。だから全員で知恵を出し合い、お互いに助け合う必要があります。
そうしないと、もう誰も生き残れないのです。
山羊座の水星は牡牛座の天王星と120°トラインです。全員が今、やるべきことが何かを知っています。
斬新な解決策を見いだすために、他の人々とアイデアや意見を交換する必要があります。そのために、新しいテクノロジーは助けになります。
このフェーズのあいだ、22日に太陽は山羊座に入り、冬至になります。そして木星は年末29日に魚座に再イングレスします。
魚座の木星は、経済状況的には脱炭素を原因とするエネルギー価格の高騰、それに起因するインフレ(物価高)が示唆されます。
しかし魚座が強まる時代の本質は精神性の大切さ、人類を待っているのは癒しと救済です。
太陽が山羊座に入るので、月相の転換は活動宮で起こってきます。
2021年12月27日11時24分、月は天秤座5度で下弦の月になります。