2020年4月15日7時56分、月は山羊座25度26分で下弦の月になります。この日から次の新月までは下弦の月のフェーズ(Phase)になります。
新月転換までの最後の週です。
水瓶座10°にある火星は、1°に居る土星を残して水瓶座を進み、ポスト・コロナ、COVID-19のパンデミック後の世界を創造し始めています。
山羊座ステリウムは人々の働き方改革を進め、その最終目的は、パラダイムシフト(社会的な価値観の転換)です。
またパンデミックのあいだに、人類は自らの生活態度を改め、より健康になるよう努め、免疫力を強化させます。
いわゆるMaaS、5G通信に支えられる新しいモビリティ革命は、オンラインによって通勤&通学という既存の移動手段から解放された人々に対して、自由な居住の移動や飲食業のフード・トラックなどの配車サービスを通じて、ポスト・コロナの世界で始まる人々の新しいライフスタイルをサポートしていきます。
水瓶座&天王星の象意に含まれる航空業界は、土星が通過する約2年間は、水瓶座土星の制限下に置かれるかもしれません。
その間に、今の環境に悪いジェット機の運航は減らされ、クリーン・エンジン搭載の航空機の本格運航、環境リーディング・エアラインが本格的に始まります。
2023年に冥王星が水瓶座に移動すると、航空業界の世界的な再編成が行われます。
環境に優しいクリーン・エンジン航空機と検疫が強化された空港システムの導入、未来的な航空機の定額制乗り放題サービスや世界各地での定額制の居住サービスなど、免疫力が強化された人類の大移動時代の再開とともに、ふたたび息を吹き返します。
全国の占い師とライトワーカーの皆さんは、将来、格安になったクリーン・エンジン航空機の定額制乗り放題サービスや世界各地でのシェアリング・エコノミーの居住サービスを利用して、日本の津々浦々のみならず、世界中の占いファンの人々に自動翻訳機での対面鑑定サービスを提供できるようになります。
洋の東西を問わず、占星術は水瓶座&天王星の象意に含まれます。これは水瓶座の時代には当たり前に世界で共有される、ありふれた普遍的な知識になっていきます。
占い師とライトワーカー、スピリチュアル好きは、世界中のパワースポットの近くで暮らしながらエネルギーを補充し、労働し、いつでも故郷に自由に帰れるという生活を送ることができるようになります。
楽しい水瓶座の時代から、現実の山羊座ステリウム転換期に戻ります。
現在の世界的なパンデミックを現す魚座の海王星のエネルギー、感染拡大を続けさせた魚座の水星は、4月11日13時50分に牡羊座に移動しました。
生命維持のためのエネルギーを、よりスムーズに使っていくことができるようになります。
しかも水星は、4月28日にはもう、牡牛座に移動してしまいますから、この18日間のあいだに、かなりのスピード感をもって、人々の人命救助にあたってくれます。
月が下弦となるこの日、水星は牡羊座6°のオーブ0度で、心の傷と癒しの小惑星キロンとコンジャンクト(合)。
月も欠けていくフェーズに入っているので、COVID-19への恐れがトラウマになっている心の傷は、深い部分での癒しが必要です。
引き続き、癒しとヒーリングによって生命を守るための免疫力を強化していくフェーズになります。
牡羊座新月の時は太陽がこのキロンと合になっていました。牡羊座新月の頃に始めた癒しとヒーリングを、このフェーズでしっかりと習慣化してください。
山羊座25°の月は、4日に1回目のコンジャンクト(合)をしたばかりの山羊座24°木星&26°冥王星&27°パラスと一緒にあり、牡羊座太陽と90°スクエアで月を下弦の形にしています。
誰もが混乱する世界を意識せざるをえない状況に追い込まれ、自分の生命と生命力の危機を感じない訳にはいかなくなります。
このフェーズは、実際に多くのひとがCOVID-19と人類との免疫戦争に巻き込まれます。
たとえ感染していなくても、混乱の世界に生活が巻き込まれている感覚が強くあります。
まずは生き抜いて、この週を乗り切ることです。今週が、人間の生命&生命力と、COVID-19との免疫戦争における戦いの山場、大きな局面になります。
カルマとダルマの道、運命と進化の軸である月のノード軸の、蟹座1°にあるノースノード側は、水瓶座1°の土星と150°クインカンクスのジレンマの角度をつくります。
水瓶座&天王星は、分離独立と孤高、孤立のエネルギーもあらわしますので、水瓶座の土星は、COVID-19の感染を防ぐための社会的距離を保つこと、社会に対するソーシャルディスタンシングを人類に要求しています。
普段通りに生活したくても、希望通りに生活できないジレンマ、未来の社会に希望的観測がもてない感覚を与えます。
この下弦の月のフェーズで、希望に溢れているアスペクトに、水瓶座火星と双子座金星の風サインの120°トラインがあります。
肺をあらわす双子座と、最新機器や発見発明の水瓶座が、空気をあらわす風サインで、お互いをスムーズにサポートしあう良好な角度をつくっています。
この下弦の月のフェーズでは、アビガンのような抗ウィルス治療薬や抗菌薬、肺炎治療に役立つ人工呼吸器やECMO(人工心肺装置)の供給に光が見えてきます。
この風サインの120°トラインを、先の生命を癒す牡羊座6°水星が60°セクスタイルでつなぎ、小三角のアスペクトをつくっています。
かなり早いスピードで、多くの人々の救済を可能にしていきます。
特に火星は、牡羊座の支配星ですので、ここはものすごいエネルギッシュに働いてくれます。風のエネルギーが、火をどんどんあおいでくれます。
情報と移動をあらわす双子座金星も、牡羊座水星と水瓶座火星に支えられ、肺炎治療のための人工呼吸器やECMO、抗ウィルス治療薬の生産体制を強化し、全国の病院や診療所への供給を迅速化する働きをします。
しかも、この希望の小三角は、次の牡牛座新月のフェーズにも引き継がれます。
今回のフェーズ以前までに医療崩壊を防ぐことができれば、かなりの人を助けることができます。
水瓶座の火星と結ばれている双子座の金星は、私たちに素晴らしい友情とコミュニケーションを与えてくれます。危機を、友情で乗り越える時です。
またネットを通じて恋愛に発展するカップルもいます。
危機にある時は、人類は子孫を残そうとしますので、恋愛のチャンスです(?)。
水瓶座時代は異性愛&同性愛の隔てが無くなり、あらゆるセクシュアリティが解放され自由恋愛を謳歌する時代になります。
ただし、双子座×水瓶座の組み合わせなので、ライトな友情感覚で始まります。
特に火星が勢いのある時なので、男性陣は盛り上がります。
普段、奥手な男性陣は、「死ぬかもしれないので、告白する」みたいな感じで告白してみてください。
いずれにせよ、後悔、先に立たず、です。
もてない男性陣に朗報なのは、水瓶座の時代になると、セクシー女優ならぬセクシーアンドロイドが登場し、ロボットと結婚できる時代が必ず来ます。
今回、人間の女性に振られたとしても、水瓶座の時代には必ず良いことがあるので、男性陣は悲観せず、生き延びてください。
また女性陣は、既婚男性の不倫行動に注意が必要です。
火星(男性陣)は山羊座ステリウムの抑圧から解放されたばかりで、山羊座的な道徳観や倫理観から逸脱しやすく、今は特に牡羊座水星に生殖本能を刺激されています。
女性陣は、不逞な輩からのオンラインでのナンパに、くれぐれも気をつけてください。
百穀春雨、穀物に恵みを与える雨が降り、地上のCOVID-19を日本の隅々まで洗い流す祈りの雨となります。
この日、太陽は牡牛座に移動します。
個人的(パーソナル)レベルでは、牡牛座はひとのリソース(資質と資源)とバリュー(価値と価値観)を表します。
人々の関心は、まずは生き延びるという牡羊座的な事から、牡牛座的な収入の問題、経済的関心にテーマを移していきます。
世界経済が不況から恐慌の瀬戸際にまで追い詰められていく状況のなかで、自分の収入、どうやって御飯を食べていくのか、ということに、関心は移っていきます。
次の4月23日の牡牛座新月を過ぎると、生命の危機から経済の危機にフェーズは移っていきます。
現在は生命力と免疫力しかCOVID-19と戦う武器がない人類に、抗ウィルス薬や人工呼吸器が戦う手段として加わって来ます。
代わりに牡牛座新月以降は、世界経済が不況から恐慌(海外では食糧危機)の瀬戸際に立たされることが問題になってきます。
牡牛座の新月は天王星と合になり、土星との90°スクエアに巻き込まれますが、この牡牛座天王星と水瓶座土星の90°スクエアは来年2021年の1年間、続いていく大きな社会変革のアスペクトです。
年末の冬至に水瓶座0度で木星が土星と合しなければ、全体像はまだ見えませんが、混乱のなかに世界の方向性が見えてきます。
月は水瓶座、魚座、牡羊座の順に星座サインを移動しながら欠けていきます。
月は欠けていくので、未来と希望、祈りと集合無意識、生命と分離(誕生)についての癒しが順番にテーマになります。
次の新月は4月23日11時26分、牡牛座3°24分で牡牛座の新月になります。