コロナ・ウィルスは、形状が太陽のコロナに似ていることから名づけられ、日蝕は今、このウィルスを思い出させる不思議な天体ショーです。
食に関連して起こる出来事は、人間の運命とカルマに強く影響しますが、食を実際に見ることができる地域に、とくに深い影響を与えます。
12月4日の皆既日食は日本では見ることができず、南極大陸の西南極でのみ見ることができます。
南アフリカやナミビアを含むアフリカ南部の一部では、部分的な日食が見られます。
この日食は、南アフリカで発見された（月蝕と日食のあいだに発見された）新型のオミクロン株が、人類に大きな影響を与えていくことを暗示しています。
今回の日食だけでなく来年11月8日の牡牛座皆既月食まで、蝕は日本の空で見る事ができません。
気休めを言えば、もしかすると今回の感染の規模については日本への影響は小さいかもしれません。
しかし射手座の日食、しかも日本の新月図ではDES直下に新月があるので、海外からの入国制限、水際対策が急務であることが暗示されます。
海外への渡航はふたたび厳しくなり、年末クリスマス・イブに起こる今年3回目の牡牛座天王星90°水瓶座土星の挑戦的な星回りが、
これまでソーシャルディスタンスと呼んできた社会生活の制限、ニューノーマルの生活様式の徹底、そして3回目のブースター接種として過去と同様に出現することが示されています。
12月4日に南極大陸とその近海で見られる皆既日食は、フォークランド諸島の東約500kmの海上で世界時間7時00分ごろ（日本時間16時00分ごろ）に始まります。
2021年12月4日16時43分、月は射手座12°22′で新月になります。
11月19日の月食と12月4日の日食は、来年2022年5月1日の日食まで続く日食フェーズを形成します。
射手座12°22′にある新月は、追い越されたばかりの射手座15°13′水星と合（まだオーブ2°51 ′）です。
この星回りは、私たちの思考、コミュニケーション、国内外での旅行を含めた短距離＆長距離の移動にフォーカスを当てています。
この星回りが、運命の転換期である蝕のシーズンに利用すべきインスピレーションを与えてくれる、銀河系宇宙からの恩恵、重要な情報をダウンロードできるチャンスであることは、先週の記事で述べたとおりです。
12月19日の双子座の満月は、太陽がギャラクティックセンター（銀河中心）のある射手座27°に来て満月になります。
銀河中心とダイレクトに繋がる射手座のエネルギーは、霊的で精神的な覚醒、右脳を通じた直感による素早い問題解決、柔軟宮らしい適応能力、そしてケンタウルス族が天空に放たった弓矢のごとき探求心と好奇心をもたらします。（いて座は弓矢を持った半人半馬のケンタウルス族の姿から来ている）
日本の新月図のアセンダント（地平線ーライジング・サイン）は水星をルーラー（支配星）とする双子座。
さらに日本の新月図では、射手座新月＆水星は乙女座のナチュラルハウス6ハウスに位置します。
新月と合になる水星は、物事の本質を瞬時に理解できる射手座の右脳的直観のみならず双子座＆乙女座的な水星の意味＝左脳的論理思考がブレンドされています。
射手座の弓矢が与える方向は一方向、一目標に集中しているので、この新月には知性と燃える理想がともに共存しています。
旅への憧れ、そして学びには高揚感があります。外国語を学ぶ人々には言語の才能のさらなる修練をもたらします。
エンタメは冒険小説＆映画、外国への旅行記も楽しい時です。
6ハウス＆射手座の組み合わせであることから、コロナを乗り越える健康と医学の助けが期待できます。
（半人半馬のケンタウルス族の賢者ケイローン（キロン）は医学の祖）
2024年から日本の新しい千円札の顔は北里柴三郎です。
今日の日本の状況は、国民の公衆衛生の順守と医療現場の人々の献身のおかげです。
この食の影響下にある今後半年間は、学びを通じた能力の開花と、働くことの素晴らしさ、自分の能力で社会に貢献することの尊さについて、たくさんの学びを私たちに教えてくれます。
新月前後はぜひ来年2022年の予定を立ててください。
クリスマス・プレゼントの買い物、スケジュールと計画のプランニング、アイデアの共有、ビジネス、会議や交渉事、社会活動、ボランティア活動、処理すべき新しい情報、新しい人々との出会い、とても忙しい半年間の日食フェーズになります。
新月と牡牛座天王星は、150度クィンカンクス（オーブ0°43 ′）になります。
150度は星座間の属性に差異がありすぎてジレンマを生むアスペクト、動きたいのに動けないジレンマに襲われます。
この座相は（オミクロン株のような）予期せぬ出来事の出現によって、私たちを緊張させ、不安にさせる可能性があります。
以前よりもさらに進んだデジタル化の時代=天王星がもたらす電磁波の身体への蓄積は、刺激的であると同時に少し恐怖を感じることがあるかもしれません。
（通信衛星と5Gが人体にもたらす脅威）
電磁波は祈りや念を阻害すると言われています。
絶え間ない電波からの刺激に興奮し、もしくは人間関係で緊張したドラマが進行していると（金星は冥王星に近づいている）、リラックスするのが難しいかもしれません。
150度のアスペクトは健康に害をおよぼしやすい側面があります。カルマの不均衡が健康に影響を与える場合が多々あると感じます。
この牡牛座11°天王星ときつい90°スクエアになりつつあるのが水瓶座9°土星です。
変化へのプレッシャーは、DXをはじめとして先進テクノロジーを業務や生活に取り入れて、ライフスタイルをもっと未来化しなければならない、という社会からの要請として来る可能性があります。
予期しない何か（おそらくオミクロン株）が、日々の業務やルーティン、行動パターンまたは将来の計画を変えることを強いるかもしれません。
変更をせまられる場合、もしくは実験して別の解決策を見つける場合でも、いずれにせよ何らかの調整が必要であることが示されています。
変化へのプレッシャーがきつい 90°＆150度のアスペクトを、今回の新月は土星側へ60°セクスタイル（3°07 '）を投げることで、天王星の不安定な影響を軽減し、学びのためのトライアングルに変えています。
トライアングル型の複合アスペクトは、別の視点を取得することを目的とした開発スパイラルです。
もしも新月の時間帯に、何か新しい問題が発生した場合は、土星90°天王星（緊張）→新月150°天王星（解決に向けて努力）→日食の60°水瓶土星（調和）というサイクルを繰り返すことで、新たな境地が開かれ、調和のとれた状態を獲得できます。
今回の日蝕が引き起こす危機には、以前は存在しなかった解決策を見つける可能性が含まれています。
しかし成功するかどうかは、危機に対しての態度に依ります。危機を混乱として理解してしまうと、開発プロセスがブロックされます。
いま火星は居心地の良い不動宮の蠍座にあり、同じく不動宮同士の牡牛座天王星90°水瓶座土星の組み合わせはタフな集中力を生み出します。
底力を発揮させるこのタフなパワーを、今後半年間の蝕のフェーズ、来年まで持っていけるのはラッキーだと思う柔軟性と適応力、オープンマインドさが大切です。
射手座の一方向、一目標に飛んでいこうとする情熱を、天王星のある牡牛座はたとえ牛歩であってもあきらめない情熱に変化させ、着実に進む地のエネルギーで支援します。
天王星と射手座が共に示すのは、divine、非凡な才覚、素晴らしい神の知恵です。
射手座の一方向、一目標というのは、久保田利伸で言えば、流星のサドルです。
「誰かの神話を～信じないのさ～♪」
真面目な山羊座の金星＆冥王星は8ハウス、いま火星のある蠍座のナチュラルハウスにあり、日本の場合は冥王星の役割が強調されています。
公衆衛生を守るための厳しい倫理観をみずからに課すこと、そして忍耐と労働意欲、ハードなメンタルワークは、目標を達成し、困難な状況を終わらせるのに不可欠な存在です。
射手座は真実を探求しますが、山羊座にある金星も私たちが本物の価値に気が付くことを促しています。
情熱を感じる存在、これが真実、本物だと感じる存在を大切にし、もう役に立たないものは歳末の大掃除を利用して捨て去るべき時です。
日蝕は古びたカルマを思い切って浄化する機会です。
新月は射手座1度まで進んだ月のノード（交点）軸のサウスノード（ドラゴンティル）に触れているから蝕になります。
過去（前世）から頑なに思いこんできた信念体系は、風の時代、水瓶座の時代に合わせるかたちにアップロードされようとしています。
アップロードの方向性が、双子座にある月のノースノード（ドラゴンヘッド）が指し示す多様性や、新しい出会いをオープンマインドな態度で受け入れる柔軟性や適応能力であることを、12月19日の双子座満月は重ねて教えてくれるでしょう。
今年最後の蝕のシーズンも終わっていきます。
誰もが、今の年齢で、このタイミングが来ることを、出生前に選んで生まれています。
変化のために経験が必要だった人、反対にむしろ若さが必要だった人、人それぞれの事情に合わせて、変化の時代を迎えています。
2021年12月11日10時36分、月は魚座19°13′で上弦の月になります。
