冬の匂い~冬の匂い~冬の匂いが好きー♪という歌がある。
1でゾロ目がそろうので、上弦の月も注意が必要です。月蝕も近いので、何か起これば気分の揺れが大きいです。
2021年11月11日21時46分、月は水瓶座19°20'の度数で上弦の月になります。
月が満ちていき満月になるまでの約1週間は上弦の月のフェーズ(段階、期間。太陽と月の1/4ごとのサイクル)です。
蠍座新月から1週間が過ぎて太陽は蠍座19度、太陽に90度になって上弦をつくる水瓶座の月が水瓶座23°木星にコンジャンクト(合)しようとしているところです。
蝕のシーズンを直前に控え、蠍座新月にスタートさせたみずからのリソースの課題について、解決しようとする問題意識が最大化します。
上弦の月のフェーズは、新月後の拡大と成長の機会、目標に挑戦していくフェーズですが、月と合している木星もまた成長と拡大、チャンスの象徴であり、
この上弦の月は水瓶座が意味する進歩と、現状打破、ブレイクスルーの欲求がかつてないほど高まります。
19日の牡牛座満月(月蝕)になると、この月は牡牛座にある天王星側まで進んで、蠍座太陽と満月軸をつくり、いま合になっている木星とブレイクアウトのTスクエアを本格的につくることになります。
月蝕の満月に向けて、計り知れないインスピレーションと、新しいアイデアが生まれるカウントダウンが開始される上弦の月です。
蠍座新月では太陽と月があった牡牛座12°天王星の対向、180度オポジットの蠍座8度に火星&水星が来ていて、
牡牛座天王星(逆行)に対して90度スクエアのオーブを狭めつつある水瓶座7°土星(順行)に巻き込まれての不動宮同士のTスクエア。
蠍座の水星が火星をリードするかたちで、両星はこのあと1週間ほど、土星と天王星に不動宮のTスクエアを作ります。
火星は蠍座でたいへん強く、探究心をくすぐる蠍座水星をともなえば、その思考回路にはすさまじいスピードがあり、実用的です。
どちらも改革を志向する天王星からの強力な支援を受けています。
気をつけないといけないことは、ライバルを出し抜いたり、誰かへの復讐のために、この蠍座の強力なエネルギーを駆使してはいけないということです。
太陽、水星、火星の集まる蠍座のルーラー=支配星、冥王星は山羊座にあります。
現代のネット社会に属する人々が、道徳や倫理について口やかましいのは、山羊座冥王星が厳しい倫理観や道徳心を刺激し続けているからです。
ここには良い面もあります。
後ろめたい汚職や贈賄に関わった政治家には、説明責任が求められるということです。
与党、自民党が、説明責任を果たさなかった党の幹事長を先の選挙結果として交代させたことを歓迎します。
(現役の大臣が大臣室で利益団体から献金を受け取るなんて言語道断!)
金星をのぞいた個人天体はすべて蠍&水瓶の不動宮にあり、金星もまた地の星座、(努力と根性の)山羊座にあります。
山羊座の金星は、蠍座水星&火星とのあいだで60°セクスタイルを維持しています。(オーブ2 ° 25')
いまほどタフで、持続的な集中力に恵まれている時間はありません。
このスタミナを持ってして、人生で対処すべきことに対処することを学ぶべきです。
これは一度、始めたことを、最後までやりとおす責任を学ぶべき時間です。
有意義で生産的なことに、エネルギーを全集中させる上弦の月のフェーズです。
「少年ジャンプ」の合言葉、友情・努力・勝利!を地でゆくのが良いでしょう。
2021年11月19日17時57分、牡牛座27°14'で月蝕の満月になります。
月蝕をともなう牡牛座満月は、年末に月のノード軸が移動する先である牡牛座/蠍座における次の18ヶ月へのシフトチェンジの開始を告げる満月です。
双子座/射手座軸と魚座海王星とのあいだのTスクエアで、思想・信条・宗教の対立で人々を深く分断させた(海外では今も反ワクチンの対立が激しい)結果としての人類のカルマを、
具体的なリソースの分配で癒し、乗り越えるための18ヶ月間の新しい旅です。
満月の後からは、個人天体が次々、射手座に入っていき、世相もまたクリスマスを意識する華やいだ雰囲気に変わっていきます。