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魂の設計図に進化と統合を

2021/10/13 山羊座♑上弦の月のホロスコープ

 

 

 新月トリガー&冥王星順行のタイミングで首都に大きめの地震があったが、上弦の前の11日も、いま冥王星のある山羊座の支配星、土星の順行開始がある。

 気象庁は、今後1週間は同程度の余震に注意するよう呼び掛けている。

 もしも今月、地震の満月トリガーがありえるとしたら、20日の満月その3日前の17日に、新月冥王星順行に似たタイミングで、木星もまた逆行から順行に変わる。

 自然の摂理について、神無月に出雲に集まっている神々の声が「備えよ」であるのなら、できることはその一点。

 

 水星の逆行期間はいつもだいたい約3週間ちょっと、たったそれだけの時間だが、それでも今は水星の順行(満月前日19日)が待ち遠しい。

 20日の満月に間に合ってほしい。

 20日牡羊座満月は、地震新月トリガーに関与した山羊座冥王星にTスクエアで巻き込まれる。

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(Photo by Carl Newton on Unsplash)

 夜空に並んだ宵の明星と、三日月を眺めた後に記事を書いている。

 新月週の射手座のテーマが「千年の夢」だったのは、月のサウスノードと金星の合を表現していると自分では理解していたが、

現実の夜空で(月のサウスノードを隠して)実際に並んでいる金星と三日月は、私のイメージする力など遥かに上回って、素晴らしく幻想的。

 

 ため息つくほど美しい、秋の夜長の三日月が、このところ台風や地震、水道橋破損など大変な思いをした人々の全員を癒してほしいと心から願っています。

 

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 2021年10月13日、月は山羊座20°に至り上弦の月になります。

 月が満ちていき、満月になるまでの約1週間は上弦の月のフェーズ(=期間、段階。太陽と月の1/4ごとのサイクル)です。

 太陽と月がひらいていくフェーズの90度=上弦になると、目的意識と本能は、拡大、成長、闘争、機会の獲得を積極的に目指します。

 90度スクエアのアスペクトは、それを意識的に操作するなら、緊張と抑圧(プレッシャー)の力学(ダイナミクス)を、現状打破のための挑戦の方向に傾ける、ポジティブでアクティブなエネルギーです。

 天秤座20°太陽は、逆行水星とは離れてもまだ火星とはオーブ3°内でコンジャンクト(合)、順行に戻った山羊座24°冥王星に向かう月との上弦。

 

 次の牡羊座満月&山羊座冥王星のTスクエアに本震が起こるなら、その前の前触れ、もしくは新月トリガーの余震があるかもしれない。

 なぜなら土星の順行化が2日前11日の11時17日。ゾロ目もある。

 でも上弦の月のフェーズのうちであれば、震度4-5程度で済むかな。

 

 それで新月は火星と150°だった牡牛座天王星と、今度は逆行水星が150°クィンカンクス。

 帰宅難民になる可能性があると自覚している人は、チョコとか飴とかカロリー高めの食料を常備して持っておく。

 万が一があっても、山羊座にある月&冥王星は、「生き残る」本能&能力を与えてくれます。

 

 山羊座のルーラー(支配星)土星水瓶座にあり、また17日に順行に戻る水瓶座22°木星と天秤座のトリプル個人天体(太陽&火星&水星)は120°トラインの好角度。

 生き残るには、風サイン力のフル発揮、冷静な情報収集と素早い判断が必要ですが、求めれば必ず手に入る星の配置です。

 八百万の神がどれくらい怒っているか、私では見当がつかないので、胸騒ぎがあるのなら、神無月の出雲まで飛んでいける霊視の人々に聞いてください。

 結局、備えあれば憂いなし、という答えしかないと思うのですが・・・

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 個人的に気になっているのが、牡牛座天王星が石油と天然ガスのインフレ、資源高として現れている事です。

 年末に向けて、石油の末端価格は1リットル500円までいくという噂がある。これから冬が来るのに!

 そして、この資源高は、魚座木星の年、2022年いっぱいまで長期化するのか?(魚座海王星木星は石油の共同支配者)

 これは日本のスタグフレーション(不景気の物価高)の始まりなのだろうか?

 

スタグフレーションは歴史的にオイルショックとともに起きてきた」

media.rakuten-sec.net


 水星逆行期間に誕生したばかりの岸田政権は、宏池会らしく「令和の所得倍増計画」をうたっている。

 これら宏池会的政策が、財務省につぶされるだろうという見立ては日本の株式市場に根強く、ご祝儀相場はついぞ現れなかった。

 新月高値&満月底値のアノマリーを吹き飛ばす、市場の恐るべき新政権バッシングである。金星射手座入りで小反発はしたが。

bunshun.jp

 この人は現役の財務省トップ、財務省事務次官である。選挙前に、財務官僚が実名で露骨な「増税バラマキ政策」批判を行っている。

 

 前の記事から繰り返しているように、現在の射手座金星&水瓶座木星120°天秤座太陽・火星・水星のトリプル合の星回りから、

国事と国税に関すること、とくに政治について、よりオープンな議論の場が国民にもたらされることは大いに賛成です。

 

 天秤座=選挙による審判の季節、国民にとってのほんとうに良い政策が何か、とくに困っている人々に目を向けて選択してほしい、というのは内政リベラル派の私の願いです。

 

 「所得倍増計画」の池田勇人首相は、米価が高騰していた当時「貧乏人は麦を食え」と言った人です。

 牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座の活動宮の十字は、より自分らしくなってゆく、自我が目覚めていくクロス、

退陣したガースーが言っていた「自助」で頑張れ、自助だけでどうにかしろ、という風潮が、来年2022年の木星牡羊座入りに戻って来る気配がビシバシ感じられて気が滅入る。

 (でも麦ごはんは、普通に美味しいよね)

 総裁選に敗れた革命者たち、新自由主義連合も、やはり木星牡羊座入り2022-23年には復活するだろう。本格的なポスト・コロナの世界なら、それはむしろ歓迎なのだろうか?

 

 10月は今回の上弦の月のフェーズまでに、冥王星土星木星、水星の順番で、4惑星の逆行期間が終わっていく。

 長かった修正期間を終えて、新しい道筋が見えてくる時間帯、新たな発展のための力をスムーズに注いでいける季節の到来です。

 

 2021年10月20日の真夜中23時57分、月は牡羊座27°26'で満月になります。

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