2021年に開かれる次のダボス会議のテーマが
「グレート・リセット」に決まったそうです。
人類には、環境を破壊している既存の資本主義システムを、自然を大切にする共存意識とイノベーションによって改革し、不平等を是正し、持続可能な社会を再構築していく責任があります。
グレート・リセット、再起動の時間です。
月の見かけの直径が、太陽の直径より小さく、月のまわりに太陽の光のリングが残ります。
日本では夕方の時間帯で部分日蝕、私の住んでいる場所で9割欠け、台湾までいくと見えるようです。
スピ系では直接見ないほうが良いと言うひともいますが、どうでしょう。私も何度か見ています。
2020年6月21日15時41分、月は蟹座0°21′で金環日食の新月になります。
今回の日食は、先の射手座満月の月食のテーマを補完し、
また半年後の蝕のシーズン、
11月30日の双子座の月食(半影月蝕)まで、
2週間後に起こる7月5日の山羊座満月(半影月食)のテーマをともに補完します。
日食は太陽の光(未来)が月(過去)によって遮断されるため、
秘密裏に隠されていたひとの無意識のパターンを表出させます。
個人レベルでは、本能にしたがった選択をしやすくなり
とくに出生の感受点を刺激されるひと、日食生まれ、それ以外のひとも、
過去の行動パターンや状況からの抜本的な逸脱を経験する傾向があります。
6月後半は宇宙イベントの連続であり、そのピークが今回の金環日食です。
今回の日食は、月を支配星とする蟹座の0°、
感度の高いクリティカルディグリーで起こるだけでなく、
18日の水星の逆行開始、23日の海王星の逆行開始、25日の金星の順行開始、
この3惑星が進行方向を転換するため留(ステーション)になっている巨大エネルギー時間帯に起こります。
東京チャートのアセンダント(地平線)は蠍座19°、その蠍座のナチュラルハウス、8ハウスに新月があるため、
「復活と再生、そして変容」という蠍座のテーマを、ダブルの意味で強調しているホロスコープです。
その復活と再生のテーマを、蟹座の新月が示す国民国家が戴いているという
日本国と日本人の、この国の有り様、国家観の大きな変容の始まりを告げる新月です。
新たな国民国家の生成を、ダイナミックに促進していこうとプレッシャーを与えているのが、
山羊座24°にいる蠍座の支配星冥王星、その冥王星とともに逆行して6月30日に今年2回目の逆行の合となる25°木星、
そして年末の冬至に木星とともに、2つの社会天体がそろって合になる水瓶座0°に、
今まさに鎮座している逆行中の土星
7月2日には、みずからが支配する山羊座に戻り、人類にふたたび年始の、あの深刻な雰囲気を与えようとしているクロノス、土星です。
人類に黙示録のような悪夢を見せているこの3天体は、3ハウス。
3ハウスでは第一に、近隣諸国との紛争の危険、軋轢です。
中国とロシアによる領空&領海侵犯、北朝鮮による核とミサイルの脅威、韓国との戦前の補償問題。
次に地域や地元での災害、火山の噴火と地震、
4ハウス魚座の海王星&火星からのアスペクトがあり、日本特有の梅雨前線による大雨や、台風による水害の脅威、
さらに避難所でのCOVID19の感染リスクをいかにして避けるかの問題があります。
地域、地元といっても地方という意味ではなく、最近では大阪の高槻であったような局地的な直下型の地震、都市でも特定地域での直下型地震の危険は残ります。
ただし、地震については4ハウスではないので、国土を揺るがす大地震というよりも、特定地域、それぞれの地元での損失が示されます。
よって国土を悩ます災害はどちらかというと水害、
半年先までの日蝕図なので、秋口10月11月まで、かなり先まで雨台風は注意、
火星の長期牡羊座滞在の影響で、海水面が
かなり高温で、大きな台風が発生しそうなので、列島に接近する時は、前もって台風対策、とくに大雨に注意をしてください。
また双子座の金星逆行&水星も逆行なので
都市部、都会での移動、交通機関の事故に注意。
4ハウス魚座海王星からのアスペクトがあるので、水害による道路や交通網、流通網の遮断に注意。
台風を予期して最低限の必要物資のストックは必要です。
さらには広告とメディアの問題、
いま問題になっている、電通やパソナが国から委託された事業費を中抜きしている問題がクローズアップされ、
広告メディア業界と国家権力との癒着が問題になります。
奇しくも、今はまさに双子座の金星逆行、双子座3ハウスの広告メディア業界と政府&政権の根深い癒着の問題、不透明なお金の流れは国民の関心を大いに引きます。
メスを入れる好機です。
夏至図でも月は双子座11ハウス、国民はメディアを監視し、政府や政権と、電通やパソナが癒着し不正を働いている問題をSNSで提起し続けなければいけません。
不調和と不均衡、いつまでも繰り返され、次から次に溜まった膿のように出て来て、旧態依然とした国の古びて役に立たない無駄が刷新されるまで、ジレンマの苦しみを政府と国民に与えます。
個人は山羊座の勤勉な労働意欲、努力と忍耐、さらにCOVID19を他人にうつさないために、暑いなかマスクをして、自己抑制、みずからの自由を制限して社会に懸命に奉仕しています。
ところが政府は血税を困っている国民に渡せないどころか、特定の業界団体に億単位のお金を中抜きさせていたのです。
魚座火星との90°で、8ハウスにいる国民は非常に怒っています。怒り心頭です。
政府は国民の目を誤魔化すために、5ハウス魚座、芸能人(歌手と俳優)を麻薬で逮捕して、関心をそらせよう、うやむやにしようとするはずです。
この魚座の火星は5ハウスにいるので、魚座海王星に引っ張られている嫌な感じがあり
これは子どもたちの水の事故に注意すべき印象を与えます。
親御さんたちは、子どもの水難事故に気をつけてください。
8ハウスの蟹座側にいる水星に戻すと、牡牛座天王星との60°は国民の内需の動向、日蝕図では8ハウスと6ハウスに配置されます。
蟹座14°水星のサビアンシンボルは15°贅沢なダイニングホールで客たちがリラックスしている、
家でのホームパーティーが、パーリーピーポーに流行ります、あと家庭でテイクアウトして食べる贅沢な食材、食事。ダイニングテーブルを飾る華やかな花&キットなど。
6ハウス、医療や衛生のハウスですが、牡牛座天王星9°のシンボルが10°赤十字の看護婦、
医療現場での進歩と進化を国民が支援していきます。
災害の危機などが生じて、国民がこれまでの医療現場まかせではなく、自分達もCOVID19に対して、さらに武装して自衛しようと奮起していく印象を受けます。
よってCOVID19から身を守る衛生グッズの市場は活況です。
身体を守るための解決策を、日本人らしい衛生観念や衛生習慣が発見していきます。
話題の抗菌の紫外線ライトや、オゾンの装置のような抗菌の機器も開発されていくはずです。
しかも、国民は外国産ではなく、国産の衛生グッズや抗菌機器を買い求めます。
なんてったってメイドインジャパン、国内に新しいかたちで工場が回帰してきます。
牡牛座の支配星、金星は次の7ハウス双子座にありますので、
新しい衛生産業は、7ハウス双子座金星に移動して、外国への新たな輸出産業になるはずです。
COVID19から身を守った日本人の衛生習慣が、新しい成長産業を生み出す予感がします。
そして新月のサビアンシンボルはというと、例のショー・ザ・フラッグ、旗のシンボル。
生まれ変わった、再生・日本の日の丸です。
双子座の金星が7ハウスにあること、つまり緒外国との交渉が、今後の国家運営と国民の関心事の大きな焦点になります。
7ハウス天秤座金星のナチュラルハウスにいる強い金星です。逆行であっても、新しい時代に向かう牽引役パワーを担ってくれるはずです。
双子座なので、ここは国際化しており、より多くの国との交渉です。
新月を蝕にしている月のノースノード(ドラゴンヘッド)も双子座です。
ここに、解決策があります。
国と国民が生き延びるためには、双子座の方向性、リベラル化(金星、女性の地位向上)、
多様化し、国際化していくことです。
貿易相手も、その手段も多様化させ、安全保障も多国籍化して、より多くの国々に助けと意見交換を求めていくことです。
月のノード軸は、運命から進化への軸、過去から未來へ通じる道、カルマからダルマへの道です。
最後に双子座5°金星ですが、サビアンシンボルが6°油田をドリルで掘る労働者、
石油は魚座で、魚座の支配星は海王星は23日に逆行開始、副支配星の木星は30日に冥王星と合。
WTI、原油先物取引に関わるひとは、暴騰か暴落、もしくは、どちらも注意してください。
この金星が25日に順行に戻るまでの2日間ほど、海王星が逆行する23日、24日あたりは、
火星と天王星以外の惑星がすべて逆行している、
順行している惑星が戦争に関する星、火星と天王星のみになります。
中東の戦争の危機で原油が値上がりする、
最近、起こったロシアの火力発電所での原油流出事故による環境破壊が明らかになる
などこの金星のシンボルと、魚座海王星の石油に絡んだ問題が出てくるかもしれません。
北朝鮮の相変わらずのミサイル発射
米中の弾道ミサイル開発競争の再開や、
臨界前核実験再開など、人類の平和を脅かす出来事があるかもしれません。
魚座の副支配星、木星は年末、水瓶座に移動し、再来年は親玉、海王星が待つ魚座に凱旋します。
温暖化の原因、二酸化炭素排出する石油の問題は、改善策を探していかなくてはいけません。
日蝕なので、このような戦争や環境破壊といった、人類のダークサイドが表出してくるはずです。
月が上弦となる28日に、火星は牡羊座にイングレス(星座移動)します。
魚座を去ろうとしているこの火星が、非常に多くのひとを愛に目覚めさせ、
とくにアメリカでは暴動を止めて平和的なデモにしようとする抗議運動が人種を越えて広がったことは、
とても感動的な出来事でした。
コロナ禍で、私たち人類はやはり良い方向にも変化していたのです。
火星はみずからが支配する牡羊座に入ります。火星は9月10日に逆行を開始し、11月14日に順行に戻り、この火星が牡羊座を抜けるのは、半年後、来年の1月6日です。
今年の夏はかなり暑い夏になることが予想されます。残暑も厳しいでしょう。
梅雨入りのあいだに、熱中症対策を。
人類の意識改革を見届けて、月はホームサイン、母なる蟹座から満ちていきます。
そのあいだ、ふたつの愛の星、魚座の海王星、双子座の金星は留まって、ほとんど動いていません。
本物の愛を知る時、見つける時です。
ベビーブームが起こり、たくさんの子どもたちが生まれてくるでしょう。
次世代に、青い地球、美しい森や海を残してあげなければなりません。
私たちは、人生でこれまで感じたことのなかったほど深い、許しと癒し、ヒーリングの感覚を感じることができるはずです。
6月28日17時16分、天秤座7°6′で月は上弦の月になります。