西洋占星術:アストロロジーの新年は太陽が春分点:牡羊座0度を越える春分ですが、太陽が復活する冬至を新しい1年の始まりのように感じるのは
山羊座が強い人々に限った話でない気がする
地球から見た太陽が、天球に区分された占星術の山羊座サインに入る瞬間、北半球は冬至になります(南半球は夏至です)
1年でもっとも短い昼と、もっとも長い夜が訪れる
自然界における季節的な変化は、ひとの心理的な変化も誘います。
二至二分(春分、夏至、秋分、冬至)の至点は、あるサイクルの終わりと別の新しいサイクルの開始が暗示される重要な占星術イベントです。
この日以降、太陽は復活を開始し、人間もまた太陽と同じように、新しい新年を迎える準備を始めます
冬至を迎える前、ひとは暗くなっていく初冬の日々を内省的に生き、死と冥界を感じる暗闇のなかでの探究を重ね(=蠍座)
やがて人生の意味、形而上学的な考えを探求する旅(=射手座)を続けてきました
二至二分のホロスコープ(天体図)は個人、そしてマンデーン(社会情勢)の新しい傾向(トレンド)の到来を示唆します
日蝕&月蝕図もまた社会情勢の変化を暗示しますが、どちらかといえば蝕は国家や個人の運命との相関が強烈です
宇宙のポータルがひらく蝕は、国家と個人の劇的な変化と軌道修正、新しいステージの出現、何より運命的な出来事(カルマの精算を含む)が多いと感じられます
天体図の力学(ダイナミクス)の始動、物事全てのスタートという意味では、牡羊座に太陽が入る春分図が1年を占う上で重要になりますが
冬至は社会や時間という現実世界が凝縮された山羊座に太陽が入るため
社会に与える影響力の大きさ、という意味で、冬至図から読み取れる傾向は非常に重要なものがあります
今年の冬至は12月22日6:48
冬至図のアセンダント、東のホライズン(地平線)ライジングサインは射手座29°
(1988年に現在の土星/天王星の45年サイクルが始まった度数)
射手座のルーラー木星、まだ春分点にいる木星が3ハウス、3ハウスは双子座のホームハウス、そして双子座に牡羊座のルーラー火星
射手座は海外、双子座は多様性、双子座/射手座の軸は異文化理解
木星がまだ魚座にあった時、サッカーW杯の祭典で人類がワンネスの一体感を経験したあとで
祭りのあとの現実に各々が戻っていく時間
(多くの日本人は、このW杯のお陰で、コスタリカやクロアチアの文化や歴史を知ることができた)
しかし双子座火星の逆行は、世界中のトリプルパンデミック、呼吸器の炎症に関連します
6ハウス(乙女座)は健康面に注意を払い続ける必要があります、双子座:学童世代の子ども達、帰省:国内の旅行
冬休み、そして年末年始の帰省:水星は29日から山羊座24°から逆行です
アセンダント直下の山羊座と牡羊座木星は活動宮の90スクエア。
日本国と日本人が新しいアイデンティティを獲得するニーズ、新しい発達のフェーズの始まり
しかし山羊座の部分には宿題が残っている
残っている課題をこなさないと、新しい波、新しいチャプターに完全に移れない
為替:牡牛座天王星&月のNN:世界は金融引き締めなのに日銀だけ金融緩和の奇妙さ。
円安で海外から観光客招致のチャンスであると同時に、円安で勝ち組になる人々&成長産業、彼らがニューリーダー
自分が成長産業を率いるリーダーになる情熱
そして状況がどうであれ、射手座は自分がこれが真善美、これが自分の真実だという熱い信念:自己の信念の花火を打ち上げる時間
二極化の解消、社会の安定化を図る、問題を解決する責任があるのが
山羊座ステリウム:政府と国のリーダー
太陽、水星、金星、冥王星の山羊座ステリウム(惑星集中)は、上記の新しい成長と発達と
既存の古い体制を破壊して、社会のフレーム:枠組みを再生させる必要性と、新しい波とのあいだの緊張感
現在の天上における牡羊座&山羊座の組み合わせの強さは、近隣国からのセキュリティの脅威と、日本の安保体制:軍需産業への莫大な国費投入による
アイデンティティの大きな変化に感じることができます
そして衛生の女神、小惑星ヒギエアは山羊座ステリウムのなかにあります
帰省する成年世代は、高齢の家族に配慮が必要です。慎重であってください、コロナ禍で得てきた衛生観念と経験を最大限、発揮する
2020年の冬至の直後、木星/土星が水瓶座0°で合になり2年が過ぎました。
世界の新しいルネサンスの意図はすでに播かれています
このあとも私たちは、自分の人生における、すべての叡智を投じて、ライフの進化のレベルをあげていきます
①23.03.23(順行)
②23.06.11(逆行)
③24.01.21(順行)
④24.09.02(逆行)
⑤24.11.20(順行)
地球は2030年代からは寒冷期のサイクルに入ると以前から言われている
産業活動による温暖化と、地球の気候サイクルとしての寒冷化の合体
猛烈な熱波の夏と、厳しい寒さの冬。
3月には土星も水瓶座(=真冬の象徴)を抜けるが、眠れるアイスマンの遺伝子を目覚めさせ、現代のマンモスを攻略していこう