2022年は、金星を明けの明星として東の空で見ることができます
2022年1月初めまで「宵の明星」として見えていた金星は、1月9日に(山羊座で)内合を迎えた後、9月ごろまで日の出前の「明けの明星」として東の空に輝いています。
日本(北半球の中緯度)から見ると、今シーズンの金星はあまり高く昇らず、しかし金星は明るく輝いているので、一目で金星と分かるようです
(私は金星が最大離角近い生まれで、明けの明星の日の正午に生まれていますが、朝は日の出の明るさで目が覚める習慣がついているので
明けの明星をめったに見ることがありません)
明けの明星は、古代では火星と並んで戦争を予兆する星として恐れられていました
金星は2022年10月下旬に外合となり、太陽と同じ方向(地球から見て太陽の向こう側)に位置するので見えなくなります。
その後は12月中旬ごろから、夕方の西天に「宵の明星」として見えるようになります
金星は水瓶座満月と同じ日に獅子座に移動しています
占星術の金星は、価値とリソース、愛情表現の基軸としてのリソースの交換として感受されていますが
これらはひとが生きていく上での喜びの実感に結びつき、誰にとっても意義ある人生を生きたいと願うモチベーションとなる存在です
夏の盛りの太陽は西洋占星術における獅子座のルーラー(支配星)
万物に光という愛を注ぐ太陽は、創造性の象徴であり、生きる動機(モチベーション)として機能するのが、個人にとっての太陽です
いまは太陽もまた、獅子座を移動しています
太陽がマヤ暦のライオンズゲートのピークである獅子座15度を過ぎたのは8月8日でした
自己表現=創造の喜びは人それぞれです
家族のだんらん、子育て、料理、登山、音楽、釣り、アート、コミケで並ぶ、スポーツ、片づけ、ペットと遊ぶ…
獅子座の金星は、なんといってもロマンチック
子どもたちも大人も、夏休みの自由研究に没頭する時間、いまは創造の喜びによって豊かに人格形成できる至福の時間です