「洞の絵」
誰かのためになるのなら
いつだって一心不乱だ
誰かのためにならなくても
それでも描く事を止めない
好きだから
好きなものを描く
笑顔が見たい闇夜
火を焚くと
自分が描いた動物たちが一斉にこちらを見る
火は聖なる存在
穴があくほど見つめられて
真実に気づいた
意味のない行いなど
この世にひとつもない
この手と足が動く限り描く
歩き汗を掻く今宵、洞窟から出ていく
張り詰めた弓のような月
歌うシャーマンたちに予言され
見送られるそして
どこかから笛の音が聴こえる
大地を覆う星ぼしの潤み
希望を捨てない人間の
最後のひとりになろうとも
もがき続け生きてやる
ココペリ君は二枚とも絵を描いてるよ。山羊座さんを守る結界かな?
ココペリ「世界を図解で理解しよう」