来週末、台風が列島に近づくようです。27日から水星逆行しているので、備蓄や台風対策に必要な物資が確保できなくなる恐れがあります。進路方面の方は早めの対策を。
月は本拠地である蟹座にいます。台風から家を守ろう。
天秤座での水星逆行なので、相手方との約束がある場合は再確認。
満月軸の魚座月側は5ハウスだったので、荒れた海や川でのレジャーは危険、お子さんを近づけないように。
(Photo by Dan Freeman on Unsplash)
月が下弦から新月に向かう時間帯は、気分は内省的になり、新月転換にむけて調整していくフェーズです。
月が隠れる晦日から新月はインスピレーションが冴え、日記や手帳に理想の自己像を書き綴るジャーナリングをすること、もしくは
手に入れたい現実を画像でコラージュすることによって、潜在意識を書き換えるパワーがあります。
水星は天秤座で逆行しているため、パートナーシップや人間関係についての悩みやトラブルを解決することを目指しましょう。
人間は、自分自身を変容させることはいくらでもできますが、自分以外の他人を支配したり、コントロールすることはできません。
現状を変えたいのなら、相手が変わるのを待つのでなく、自分自身がどんどん変化していくことです。
2021年9月29日午前10時57分、月は蟹座6°8'で下弦の月になります。
下弦になった月がさらに欠けていき、晦日そして新月になるまでの約1週間は、下弦の月のフェーズ(期間、段階。太陽と月の1/4ごとのサイクル)です。
月と下弦(90度)をつくる太陽は、9月23日に秋分点を越え、天秤座らしく外向きで外交を好み、他人から学ぼうとする成長意欲に満ちています。
一方で、蟹座の月は自分のテリトリーを守ることが大切です。
2つの星座はどちらも活動宮、自分の意志で動き始め、より自分らしくなっていこうとアクティブに行動するエネルギーです。
天秤座の太陽は他人から学び、自分を調整し、また他人と調和することで成長していき、
蟹座の月は家、家族の面倒、料理、家事、ガーデニング、DIYなど身の回りを充実させることで、自分が安心できる居場所づくりをします。
この蟹座的な能力が発達すると、今度は自分以外の人々を保護し、教育する才能として社会に貢献します。
しかし、その前提として、蟹座では自分の心のリズムや体内時計の調整がもっとも大切なエネルギーになります。
蟹座で私生活が充実しなければ、対向の山羊座で社会的パフォーマンスを発達させることができません。日々が忙しさばかりだと心の病になるだけです。
天秤座6°太陽は、10月6日の天秤座新月のあと、10月8日13時ちょうどに天秤座15度で火星と合になります。
月が下弦の段階では、太陽がまだ天秤座9°火星のオーブ3度手前。
他者を自分の意に従わせたいという欲求が激しさを増し、本来は冷静でフェアであるべき自我を喪失させる危険があります。
逆行している水瓶座6°土星が、天秤座6°太陽と120°トラインになっていることで、世論では非難は自業自得、という自己責任論が高まるでしょう。
金星をルーラーとする天秤座は本来、平和主義ですが、火星の影響で、自分の持論こそが正義だという自己主張が強まります。
逆行している水星は、火星に続いて10日に太陽と合になり、自分の意見(水星)は太陽の光と火星の炎で、これからますますバースト(焼け焦げ)になっていきます。
他者が自己と同一化して、客観視できないのです。
天秤座の対向、火星をルーラーとする牡羊座には、キロン(カイロン)があり、他者との関係性で自我が傷ついたトラウマが刺激されてもいます。
蟹座月との下弦で活動宮Tスクエアになり、よけいに他者批判的な、頑な態度になりがちです。
このエネルギーを他者批判、他者への批難として無駄に使うのではなく、自分の能力のための自己研鑽、未来志向を忘れずに一生懸命働き、仕事での責任を負う能力として磨いてください。
天秤座のルーラー金星は蠍座11度にあり、牡牛座14°天王星とまだ向き合っています。
自分の価値観に他人を従わせたいという欲求として使うのでなく、自分の能力開発、未来への投資として集中すべきです。
生きていれば人間関係で様々なトラブルがありますが、自分を見つめ直し、人生をエンパワーメントするきっかけと捉えることができます。
高い視座をもち、他人は他人、自分は自分というオープンマインドな価値観を手に入れる機会でもあります。
水星逆行中での台風のような、天王星的電気ショックは起こり得ますが、ここは対向の牡牛座的エネルギー、地に足を着けるグラウディングやアーシングにより、心と身体の均衡を取り戻してください。
(蠍座&天王星は電気的。台風時の停電、停電による生活へのダメージに注意)
感染者が激減し、社会の緊張が緩まっていると感じているかもしれませんが、全体としてはまだ年末の12月24日の今年3回目最後の土星/天王星の90°スクエアに向かっている時間帯です。
蠍座の金星は、同じ不動宮の水瓶座土星/牡牛座天王星の90°スクエアに巻き込まれています。
世界経済が揺さぶられている周知のとおりです。
いまは年末の大きなエネルギーシフトの準備段階、世界の新秩序を形成するための、大きな変化と改革の時間を生きています。
個人にとって、不動宮のTスクエアではタフな集中力を持続させることができ、未来志向での自分の才能の発見および能力開発に役立ちます。
次の天秤座新月、10月7日午前3時26分には大きな外惑星で先駆けて山羊座の冥王星が順行に戻り、太陽がいる天秤座のルーラー金星もまたこの日の午後20時21分に射手座にイングレス(星座移動)します。
前述のとおり、火星と水星が天秤座で太陽と重なっていくのは天秤座新月の直後です。
今回はかなり苛烈な変化(とくに人間関係)、波乱万丈な新月転換を迎えます。
2021年10月6日20時05分、月は天秤座で新月になります。
新月は水曜日の夜です。月相フェーズの転換はしばらく水曜日です。