月のリーディング 星のジャーナリング

月の満ち欠け(フェーズ)にあわせ新月期・上弦期・満月期・下弦期に分け、アストロロジー(占星学)と月に関係するオラクルカード(ホロスコープ・スプレッド)を使い宇宙のエネルギーをリーディング。言葉とイメージによる魂と意識の解放の道を探る。

2021/2/27 乙女座満月のホロスコープ

 

 

1月31日から2月21日まで約3週間、逆行していた水星は、水瓶座11度で順行に戻りました。

水星が逆行後の2番目のシャドーフェーズを抜けるのは、逆行を始めた水瓶座26度を水星が3月13日に通過する時です。

 それまで、水星逆行のあいだに失われたもののうち、未来にまだ必要なものは取り返すことができます。

 今回の水星逆行期間、18日の天王星90°土星になる直前2月13日に、日本では3.11に関係した大きな余震がありました。

 災害は忘れた頃にやってくる。全員が地震の怖さを身に染みて思い出したはずです。

 災害に備える再点検を早めにしておくと、あとから助けられます。

 天上のホロスコープは10天体順行期間に戻ります。

 逆行中、バラバラに空中分解してしまったアイデアを広い集め、より強固な計画に再度組みなおすことが可能です。

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 占星術において乙女座がフォーカスすることは、 身体と健康への関心です。

 WHOがパンデミックを宣言したのは、去年の3.11のことでしたが、

コロナ感染の不安を身近に感じたのは、去年の乙女座満月の頃だったことを、覚えているひとも多いはずです。

 去年、2020年に私たちが得た最大の経験の一つは、これまで意識したことがなかったほど高まった健康に対する意識

健康志向の生活習慣と、公衆衛生の規範の高さです。

 とくに和食に多くに含まれる発酵食品や植物性乳酸菌、緑茶習慣の大切さを再認識したひとも多かったのではないでしょうか。

 それ以外でも、各自が自分の体質や体調について、向き合わざるをえなかった1年だったはずです。

 私たちの多くはいつか、長寿の国、日本の高齢老人(=山羊座土星)になるでしょう。

 2020年に得た健康意識と公衆衛生に対する慎重さは、いつか必ず私たちの人生にとってかけがえのない宝の経験になります。

 ワクチンによってコロナ禍の危機が去ったあとでも、2007年の麻疹の流行や、2008年の新型インフルエンザのような感染症の危機が、いつまた起こるか、誰にも分りません。

(次回のパンデミックは、2008年のような新型インフルエンザと目されているようです。)

 

  満月はひとの感情と本能をピークに導きます。

 心と感情、身体の不調和を引き起こしている周囲のダイナミクス、否定的な感情がどこ由来であるか、はっきりと理解できます。

 よって満月は感情を宇宙にリリース(解放)できる好機です。

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  前世で感染症の経験があったひとは、やはり今回のコロナ禍はとても怖い思いをしたはずです。

 人類の歴史は、感染症の歴史でもあります。

 恐怖が今もぬぐえてないな、コロナの心理的トラウマや後遺症、ストレスにさらされている実感がある人々は、そのトラウマを今回の乙女座満月が解放してくれます。

 満月のエネルギーはあらゆる気持ちを浄化します。

 静かな気持ちで月に祈りを捧げてください。

 気持ちがかなり重く残っている人は、感じていた恐れを紙に書いて、安全なボウルのなかで焼いてしまうといいでしょう。

 満月のあとには、すっきりとした開放感を感じることができるはずです。

 

 2021年2月27日17時17分、月は乙女座8°57'で満月になります。

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 月が欠け始まて下弦の月になるまでの約1週間は、下弦の月のフェーズ(=期間、太陽と月の1/4ごとのサイクル)です。

 2月27日の乙女座満月の影響は、3月13日の魚座新月まで約2週間続きます。

 乙女座満月の影響は、2月12日の水瓶座新月の影響と組み合わされています。

 先の水瓶座新月は課題のブレイクスルー(打開策)を発見し、同時に愛を見つけるハッピー・バレンタインの新月でした。

 今回の乙女座満月は、大きくはその影響の範囲内にあります。

 困難を乗り越えるブレイクスルーを見つけ、愛ある人生を創造する私たちの旅は続いています。

 東京チャートのアセンダント(ASC=地平線。ライジング・サイン)は乙女座6°19'。

 満月軸の月は乙女座8度、その直下にあります。

 今回の満月図が乙女座アセンダントであることは、乙女座のエネルギーが発揮する精神的な分析、識別、自己批判を通じて、かつてないほど最高の成長が、私たちにもたらされることが示唆されています。

 

 乙女座がフォーカスすべき対象は、先にも述べたように身体と健康への関心です。

 コロナ禍のような、心の中のネガティブな経験に意識的な注意を向け、あらためて自分の負の感情に焦点を当て、それらを取り除く必要があります。

 このエネルギーを意識していないと、ウィルスに対する過度な恐怖感、たとえば神経過敏すぎる執拗な除菌行動など、生活の質という、ごく自然なライフの自発性を失う危険があります。

 乙女座満月のころは、過度な消毒、清潔さ、正確さ、完璧さへの執着といった感情に、あらためて注意を向けてください。

 出生図のなかで乙女座のエネルギーの強い人々は、自分の性格のなかで上記のような過敏さや完璧主義を緩和するため

対向の魚座8°太陽のエネルギー、すなわち宇宙の力と天の守護にまかせて、生活のなかのリトリート、リラックスすることを学ぶときでもあります。

 

 今回、私たちが自分の健康や生活のセキュリティ、安全性を否が応でも意識させてしまうのは、乙女座8°月が、水瓶座土星と150°クィンカンクスになっていることです。

 150°クィンカンクスは動きたいのに動けない、葛藤とジレンマを生むアスペクト(=天体間角度)です。

しかも、土星は乙女座の本来のハウスであるナチュラルハウス、6ハウスにあって、身体と健康に関するセキュリティの不安をダブルで強調しています。

 乙女座は本来、柔軟宮です。他者からの要求に柔軟に対応できる力があります。

 一方で土星のある水瓶座は不動宮。

創造性のためには譲れないこだわりがある、頑固な一面があります。

 土星がセキュリテイ、安全性のシステムであることから、これら安全に関する緊張が高まり、

乙女座が本来持っている柔軟な対応力、変化していくことが難しいという非常に苛立たしさを刺激する可能性があります。

変化の激しい現在の社会に対して、受け入れがたい気持ちが刺激されるかもしれません。

 人によっては視野も心も狭くなり、本能寺を襲撃する明智光秀のような気分になるかもしれません。

 月はマンデーン(社会情勢)では大衆と、大衆の底力である女性です。

 予定通り、現在の緊急事態宣言が解除されるでしょうが、その後の政府の無責任な態度にイラっとする国民も示されます。

 ただ緊急事態宣言の解除という現状に対して反抗しすぎると

未来の成功に必要なサポートと安定性とセキュリティが失われます。

 乙女座的な完璧主義、ルーチンに固執することは、個人の創造性を妨げ、社会に対する不信感と緊張を高めます。

 緩和するために、満月軸の乙女座の月の対向に位置する魚座の太陽を意識してください。

 150°クィンカンクスの緊張を緩和するには、まずは180°対向のポイントを強化することです。

 今回の満月軸である乙女座/魚座の柔軟宮のエネルギー、すなわちオープンマインド、適応力、妥協によって、危機をチャンスに変えることができます。

 もっと宇宙(魚座海王星)を信頼してください。

7ハウスにあることから、とくに他者、他の人々もまた安全を求めていることを信用してください。

 バランスを取り戻す最良の方法は、おそらく内省的な自制心、忍耐、献身、そして許しです。

 そこを押さえていれば、水瓶座のエネルギーがもたらす創造的なブレークスルーを発見し、現状の壁になっているネガティブで制限的な条件を取り除くことができます。

  水瓶座土星は今でも牡牛座7°天王星をオーブ1度で90°スクエアにしています。

18日にオーブ0°になったばかりですが、今年は3回形成され、2021年における外惑星同士が与える最大の影響力です。

 ブレイクスルーをもたらす力は今もまだ絶大です。

 なおかつ牡牛座天王星は、同じ地の星座である乙女座の月を120°トラインの良い角度でサポートしています。

 牡牛座天王星は、前向きな変化を起こすための自己認識、自由、創造性、直感を与えます。

 それは個人が柔軟でオープンマインドであり続けるのを助け、時代の新しい空気感、刺激的な新しい機会を利用することができます。

 この調和のとれた影響により、今回の乙女座満月は、変化の流れがよりスムーズになり、結果的に混乱は少なくなります。

天王星90°土星は新しい生き方とルールづくりが示されます。

今回の乙女座満月のあと、新しい生き方を支える生活のルーチンを、乙女座の月はつくりあげていきます。

乙女座&6ハウスは仕事と労働にも関連します。

同じ地の星座、山羊座冥王星があらわしている働き方改革というかたちで、より自分らしいライフスタイルをつくりあげていく時でもあります。

 

セキュリティに関することで言えば、今の時期はやはり3.11震災を思い出すひとも多いでしょう。

冒頭に述べたとおり、普段の生活のなかで災害の備えを意識することは大切です。

乙女座はいざというとき生活で何が必要か、内省的な態度で私たちを助けます。

また災害ボランティア、助け合いの心を日本人全員が思い出します。

23日の天皇陛下の誕生日のお言葉に、忘れていたお互いを助け合う心を思い出し、はっとした国民も多いはずです。

 

 乙女座は人間の体内がミクロコスモスであることを象徴しています。

 たとえば腸内の細菌が人体の機能を微調整し、サポートしているように、人体はまるで宇宙や地球のような完璧なシステムで維持されています。

 私たちのライフを素晴らしく創造する乙女座の満月です。

 

 アステロイド小惑星)追加図

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 満月となる月は乙女座8°にありますが、乙女座には15°に逆行中の小惑星ベスタ(#4 Vesta)(⚶)も共にあります。

ja.wikipedia.org

 べスタは、家、そして家族に関連したローマの女神です。

 ベスタは月の性質によく似ています。すなわち献身を通して、感情的な安全をもたらします。

 乙女座にある月とベスタは、今回の乙女座満月を通じて、間違いなく家内安全を授けます。

 ベスタは肉体的にも精神的にも肥沃な性質を示しています。

 家族への献身や、他人の世話をしたいという目覚めを経験するでしょう。

 

 下弦の前日の5日には二十四節季の啓蟄です。

www.543life.com

 今年はとくに待ち焦がれていた春の気配が到来します。

 厳しかった星回りも緩み、世相もかなり楽観的で明るい雰囲気に変わっていきます。

 

 2021年3月6日10時30分、月は射手座15°41'で下弦の月になります。

  次の射手座下弦の月は、射手座にある月のノード軸のサウスノードと月が、同じ射手座15°で合になります。

 月もサウスノードも、過去と過去生に関連します。

 水星逆行のあいだ、心に触れた思いがあったひとは、感情がピークとなる満月の時間帯から反省を開始し、現世をよりよく生きるためのアクションを起こすべきときです。

 

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