:ReVision

魂の設計図に進化と統合を

2020/6/28 天秤座上弦の月のホロスコープ

 

 

 現代の地球を生きる、ほとんど全ての人類は

現代社会における人類共通の深刻な問題

人類による地球の環境破壊や

富や権利における格差や不平等といった問題を解決し

水瓶座的なユートピア世界の建設に

みずから積極的に参加したいという意欲をもって

現代の世界を選んで転生しています。

 ハードな社会天体の土星が、来月7月2日から、みずからが支配するシリアスな星座、

山羊座に戻ると

ふたたび深刻な困難、嘆きの壁に人類は直面するはずです。

 けれどもそれは、すべての人類が協調し、助け合っていけば

けして、乗り越えられない困難ではないはずです。

 現代の地球に転生している、すべての人類は

平和と自然との共生という理想に共鳴し、

みなで協調していくことができる能力を、前世からの才能として、生まれながらにもっています。

 問題解決が可能だからこそ、

それを実現するため、現代の地球をわざわざ選んで、この世界に転生しているのです。


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2020年6月28日17時16分、月は天秤座で上弦の月になります。

 次の満月までの約1週間は、上弦の月のフェーズ(1/4ごとのサイクル)です。

  夏至の日食のあと、月は蟹座太陽と上弦の月を各7°でつくるため、天秤座にいます。

 そして、天秤座の対向180°である

牡羊座の0°に、この日、火星がイングレス(星座移動)したばかりです。

  今年後半の大きなイベントのひとつ

火星は、みずからが支配する牡羊座を運行します。

 火星は生命の誕生と、生命力そのものの象徴、人生を前進させるため、ライフのエンジンを着火させ、スタートさせるエネルギーです。

 生存競争の果てに、アイデンティティを確立します。

 ひとは目的地までの旅を、エンジン全開フルスロットルで、ワイルドに行こうとします。

 


ワイルドで行こう【訳詞付】- ステッペン・ウルフ

 天秤座のみなさんの後半のテーマが、このワイルドな感じでした。

 私たちは天秤座の平和主義とバランス感覚で、危機を乗り越えていく必要があります。

 牡羊座火星は逆行期間も含めて、今年の8月から来年1月までの長きにわたって、2日から山羊座に戻る土星木星冥王星に挑戦的なアスペクト、90°スクエアを形成します。

  逆行している木星冥王星は、月末の6月30日14時46分に山羊座で今年2度目の0°合。

 個人は、激しい努力と、厳しい労働のさなかで進化の土台を作っており、

7月2日に戻ってくる山羊座の支配星、土星によって、この進化の土台は再点検と再テストを課されることになります。

 

 マンデーン占星術牡羊座火星は戦争の星

 年始に火星が、これら山羊座ステリウム(惑星集合)を通過した頃、アメリカがイランの司令官をイラクで爆殺して、戦争の危機が高まったのを覚えているはずです。

 山羊座ステリウムの3天体、黙示録3人組は、

逆行しながら、かつて歩いた道を戻っていきます。

 すでに中国は、インドや日本と国境で緊張を起こし、北朝鮮情勢もキナ臭くなってきています。

 アメリカはデモやCOVID19の再拡大で、完全に内向きになり、中国はいまが覇権拡大の好機として危険な行動をとり続けています。

 トランプ政権はもう、大統領選挙再選以外、国外など、まったく関心がないようです。

 唯一順行している外惑星、牡牛座9°天王星

火星&天王星はミサイルも表しますが、

18日から逆行開始した蟹座の水星が、この天王星に60°セクスタイルになっており

日本ではイージス・アショアの運用計画の停止が明らかになり、

ミサイル防衛プランの再編成が急務になっています。

 ミサイル防衛、牡牛座天王星90°水瓶座土星

土星は国家を示す山羊座に戻りますが

1月13日の山羊座土星冥王星合からスタートしたサイクル、国土の防衛と安全保障の問題

いま、いったん棚上げされて

水瓶座土星と牡牛座天王星が90°スクエアになる2021年2月から12月まで、ふたたび再検討されるはずです。

 山羊座の安全保障の目的は、水瓶座&天王星、この国の自由と民主主義を、拡大志向の覇権主義国家から守るために必要です。

 両者の90°スクエアは、法と秩序への挑戦と

抑圧に対する抵抗運動です。

 しかし、国民の安全性を示す蟹座の水星逆行開始とともに、

ミサイル防衛の不都合が明らかになっている今、徹底的に国民の安全の問題を再検討する必要があります。

 また世界各地で再流行の兆しを見せているCOVID19が起こす社会問題の、新たな側面が蟹座日食以降、明らかになってくるでしょう。

 ただし、この日28日19時58分に、牡羊座0°火星は水瓶座土星とオーブ0°の60°セクスタイルになっています。

 個人も、国際社会も、感染拡大や戦争の危機を回避させる努力を何とかとろうとするはずです。

 年末、冬至の翌日の水瓶座土星木星合は、

ユートピアの建設を目指す人類の

新しい社会経済システムの始まりです。

 戦争でなく、新しい社会をつくるために、火星を使うべきです。

 ただ、冥王星と火星は、たとえ良いアスペクトでも、アドレナリン全開になりますので

個人は事故や不眠に注意が必要です。

 この危ない牡羊座火星と90°スクエアになっているのは、むしろ国民の側、蟹座7°太陽と合になっている11°逆行水星です。

活動宮(牡羊・蟹・天秤・山羊)スクエアがスタートするわけですが

秋口の牡羊座火星&山羊座ステリウム間の

活動宮スクエアの導火線が、私たちの日常生活のどこかに敷かれています。

 水星が蟹座で逆行しているので、感情の浮き沈みが激しく、

双子座でも金星逆行というダブル逆行、

人間関係、とくに兄弟姉妹の問題は、感情的に暴走しやすくなる場合があると思います。

 私自身も星回り通り、動き回っていますが

双子座にいる金星が25日15時48分に、順行にもどるまで

ダブル逆行独特の動きづらさ、難しさを感じています。

 もともと私は自粛や越境規制として、このダブル逆行を読んでいました。

 しかし行政から、これから先は自粛から自衛と言われ、国民は19日のまさにダブル逆行期間に自由行動を開始しています。

 家族と生活を守るために、国民全員がこれから行動に注意する必要があります。

 蟹座には竈の女神、小惑星ベスタが一緒にいるので、家庭での安らぎ、とくに料理、家でご飯をしっかり食べてください。

 蟹座の水星&太陽&ベスタは、唯一順行の外惑星、牡牛座の天王星と60°セクスタイル

COVID19に負けない身体づくりを支援しています。

 また、このフェーズは蟹座の支配星の月の位置が良い状況になること、

天秤座の月と順行に戻った双子座の金星

両者が120°トラインの良い角度。

金星はもちろん天秤座の支配星

支配星交換的な意味ももっています。

2つの女性天体が、カラリと爽やかな風サインにいます。

 理性的でバランス感覚の優れた女性性

女性はもとから人間関係を円滑に進める能力に長けていますが

この星回りの友愛パワーを発揮して、

火薬の匂いのたちこめる動乱の世界で、

ひとはそれでも愛を捨てずに

人生を前に進めていくことができます。

 とくに人間関係は

 双子座が金星順行後のシャドーフェーズを抜けるまで

金星逆行中に壊れたり、無くしたりした情報、

こじれてしまっている人間関係を修復できます。

 女性天体といえば、東アジアの関心、北朝鮮の双子座の金星、妹将軍

兄将軍はそうとう危篤なのかもしれませんが、この星回りですこし冷静さとバランス感覚を取り戻してほしいのですが

(愛の不時着の逆バージョン?)

このフェーズでも変わらず行動しているのなら、彼女の行動はすべて風サインらしい計算通りなのかもしれません。

 水星と海王星が逆行を始め、一方で金星は順行に戻ります。

 悪いニュースと良いニュース、フェイクニュース、みなさん、毎日、COVID19感染者数に一喜一憂しているかもしれませんが

この一喜一憂がしばらく続きます。

 火星はこのフェーズで、23日13時32分から逆行を始めた魚座20°海王星、神々の黄昏から、ようやく離れます。

 COVID19はいったん潜り込む(正しい情報が隠され出てこない)

水害の危険は、落ち着くことが期待できます。

 日本で重要なイベントに、東京都知事選の投開票があります。

 最初の射手座月蝕サビアンシンボルの影響

小池都知事の政策判断が、今後の日本の行き先と国民全体に影響します。

 小池都知事の言葉

「これからは自粛から自衛に移行します」

この言葉こそ、ニューノーマルです。

 国や地方自治体はもう、何もしない、と国民は一方的に宣言されてしまったのです。

 7月5日13時44分山羊座13°44′

食のシーズンを締めくくる山羊座の半影月蝕です。