◆双子座満月のテーマ:変容の為の浄化力
2019年12月12日午後2時12分、双子座19度51分で今年最後の満月になります。
月は前日の午前1時47分には双子座に入っていますので、
満月の前の日から、この満月のエネルギーを感じられるでしょう。
月のサビアンシンボルは双子座20度。サビアンシンボルは「カフェテリア」。知識や情報を人々のニーズにあわせて提供していく度数です。
「満月の願い」を書く習慣のある人は、「知識や情報の提供」といった言葉を付け加えて書き出すことをおすすめします。
双子座の月は射手座の太陽、魚座の海王星と組んで、行き詰まった物事をブレイクアウトさせるTスクエア の複合アスペクト。
満月自体に執着を手放し、リリース(解放)させる力がありますが、
今の人生に新風を呼び込む為のリリース
(解放)を行うには、絶好の機会です。
今回の満月の願いには、リリースしたい執着について紙に書き出し、その紙を燃やすなどして、満月のリチュアル(儀式)やメソッドに取り組みましょう。
書き出すことを双子座が、燃やすことを火星座の射手座がサポートするエネルギーです。
人生に新しいサイクルを呼び込むためには、古い執着を手放すことは絶対です。
満月の力を借りて、今年の心残りや汚点、わだかまりを宇宙にリリースし、来年は一つ高い波動のライフステージに進みましょう。
東京チャートで双子座の月は2ハウス、射手座の太陽は8ハウス、お金やファイナンスに関するハウスで満月は起こります。
いま、上手くいっていない稼ぎ方、好きではないお金の受け取り方やお金に対する執着があれば、これを機に手放す「満月の願い」の書き出しもおすすめです。
海王星は手放しの後に、本人にとって一番良いタイミングで宇宙の恩恵をあたえるエネルギーです。
海王星からの恩恵を、お金の獲得やファイナンスに関する新しいヒント、未来のヴィジョンとして受けとるかもしれません。
海王星がからんで来るので、今まで気がつかなかったお金の無駄遣いの部分を発見できる可能性もあります。
月がある2ハウスの支配星である金星が、今は山羊座を運行しているので、節約志向が高まっています。
山羊座の金星は、冥王星と土星と重なりあい、双子座にある月とはジレンマを表す150度のクインカンクス。
木星の山羊座入りから、市場の株価や景気の動向、景況指数といった世界の景気に停滞感が出始め、世の中の空気も重苦しくなっていくかもしれません。
女性はこれまで受けてきた社会的なパワハラやセクハラ、宇宙の法則から見て歪んだ父権主義、男性優位の不平等や理不尽に声をあげ、社会システムを変革する役割を担っています。
このクインカンクスがもたらしているジレンマは、個人のお金も含めた世界のお金の流動性、コミュニケーション(男女関係)のあり方に、新しい局面を迎える為の軋みと歪みです。
ここからブレイクアウトし、新しい世界と個人、個人間の関係に変容していきます。
蠍座にある火星は、
山羊座にある冥王星、金星、土星の三重合、トリプルコンジャンクションと、
満月をつくる月と太陽の軸とTスクエアを組んでいる魚座の海王星の両者と、
小三角のアスペクトをつくっています。
ここは個人が意識して使いやすいエネルギーですので、
蠍座を表す集中力や研究、探求と探究、潜在意識の活用(眠りの前のメディテーション)を利用して、
個人は変容のプロセスにスムーズに入っていけます。
この日の蠍座は7ハウスにありますから、自分にとってのメンター、精神的指導者(どの分野であれ、憧れているカリスマ)からそのヒントを受け取るかもしれません。