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魂の設計図に進化と統合を

2019/12/4 魚座の上弦の月のホロスコープ

 12月4日の午後3時58分、月はこの日魚座で上弦になります。

 上弦の月は、私たちが新月に願った夢や目標に対して、

一番行動とやる気のブーストをかけることができる日です。

 目的のために困難に立ち向かう時でもあります。

 ここでは、物事への反応が早く、実効性のある月と、

運命的な働きをする月のノード軸を中心に、この日のホロスコープのエネルギーをみていきます。

 東京チャートでは、月は10ハウス魚座海王星と4度前で重なりあい(コンジャンクション)、

上弦なので射手座太陽と90度、スクエアの緊張の角度をとっています。

 夢見がちな魚座の月ですが、

理想に燃える射手座太陽との緊張角度ですから、

今の現実面での夢や目標、

自分の本来あるべき理想の姿に意識を向かされ、

現状のままではいてもたってもいられないという、焦燥感が出てきます。

 カードリーディングで観ると、

今回の上弦の月の現状突破のエネルギーを特に担っているのが、主に水瓶座といえるようです。

 海王星と共にある魚座の月は

同じ水星座の蠍座とトライン、

8ハウス山羊座冥王星土星、金星のトリプルコンジャンクションセクスタイル2辺で小三角をつくっています。

 また、山羊座の初期度数にある木星は、

前日の3日午前3時20分に山羊座のサインに入ったところで、

山羊座にはさらに月のサウスノードもあり、水と土のサインによるこの小三角にある月は、

感情面や潜在意識の面からも自身の社会変革への参加に深くコミットメントしている実感として現れ、

木星がその社会変革に参加し始めることで、

ここから自分の社会的立場の変化がさらに押し進められる事になるでしょう。

 今回の上弦の月において、まさに現実面を含めた変容に直面しているのが、獅子座、天秤座、蠍座であることがカードリーディングから伺えました。

 水と土の小三角と、ノースノードが蟹座にある月のノード軸を加えると

水のグランドトラインを加えたカイト型の複合アスペクトになります。 

 上記に述べた、自分と社会的活動の変革に対する感情的なコミットメントに対して、

自分の外側にある時間制約の中で変革を行うのではなく、

あくまで自分の体内時計、自分優先の体感ペースや生活リズムに従い、

変化の速度を感情的に消化しながら、

自分の仕事や使命を行うことの重要性を示しています。

 今回のカードリーディングでは、この感情面での役割を担うのが、双子座、蟹座、乙女座になりそうです。

 ノード軸の反対側、山羊座のサウスノードは牡牛座天王星蠍座火星の180度、オポジションを調停、

社会的変革に対する集中力が、

自身の稼ぐ力や所持している財産や金融も一緒に変えていくとも言えるでしょう。

 今回のカードリーディングでは、この豊かさをいち早く手にいれるのが、牡羊座、牡牛座、射手座、山羊座になりそうです。

 この後、来週9日の午後6時42分に水星は射手座に入りますが、

この日の段階ではまだ蠍座の最後の辺りにあり、

蠍座の支配星である冥王星セクスタイル、個人が研究や集中力として使いやすい角度をとっています。

 今は自分の社会的地位の変革のために、一心不乱に研究に没頭でき、集中力を発揮できる時です 。

 

 次の満月は12月12日午後2時12分、双子座で今年最後の満月になります。