:ReVision

魂の設計図に進化と統合を

2019/11/27 射手座新月のホロスコープ

 今回の新月は11月27日0時5分、射手座4度で新月になります。

 新月サビアンシンボルは射手座5度の「木の高いところにいる老いたらフクロウ」、叡知と賢者の度数です。個人的な悩みの問いかけに、この新月はより視野の広い、普遍的で哲学的な答えを導き出してくるかもしれません。

 射手座新月の支配星である木星は今、射手座の最終度数近くにあり、この木星は12月3日には山羊座に入ります。12星座のリーディングをした感じでも、今日は木星が射手座入りした2018年11月からのこの一年間を、やりきった満足感のある人と、もうすでに来年を見据えている人の二手にわかれているようです。

 26日の朝に先に山羊座入りした金星とはサインをまたいでのコンジャンクション(重なり合)。日本にはバチカンからローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が訪れていました。射手座の最終度数30度のサビアンシンボルは、まさにこの「法王」。海外の伝統的な宗教という意味でも、この射手座木星山羊座金星の合らしい神聖で尊厳に満ちた、祝福的なエネルギーを身近に感じとっていた人も多かったのではないでしょうか。

 射手座新月とともに、海王星はこの夜に順行になり、他も調和的なアスペクトが続き、順調に次の時代に移行している感覚が全員にあると思います。けれどもその分、牡牛座天王星とこの射手座新月の150度、クインカンクスアスペクトが、新しくこの先に進んでみたい理想の姿や目標と、最近になってまた新たに感じ始めている自分らしさや自分の価値観とのギャップといったジレンマを、形を伴って強く感じている人もいるでしょう。他の部分が全体的に順調に進んでいる人は、かえってそこに注目して自分の内側を観察してみるのもいいかもしれません。

 次に月が上弦となるのは12月4日の午後、魚座での上弦の月になります。