経験が直線的(リニア)でなくなる時間帯、食のシーズンはすべてが激化します
人生の岐路において、いままさに顕在化しようとしている、より個性化した自己を垣間見るような…
示唆にあふれる瞬間を多く体験します
東方に輝く真夜中の明星、木星は牡羊座から魚座の最終度数に戻り
いっぽう牡羊座のルーラー火星は30日から逆行をはじめました
(年末にはまだ早いはずなのに、もう年の瀬であるような・・・)
食は個性が立ち上がる進化の瞬間。ゲートをくぐった先にある新たな世界
この世界で果たすべき、風変わりで高貴な、自己の独自の使命に気づき(=逆行する火星)
それを受容していくのが今
UnsplashのMartin Adamsが撮影した写真
2022年11月8日20:04、月は牡牛座16度ぴったりで皆既月蝕の満月になります
16°太陽を誘うように蠍座を旅する20°金星は、今回、月蝕になる牡牛座のルーラー(支配星)です
蠍座が死と生まれ変わりを意味するなら、牡牛座はどう生きるかがテーマ
牡牛座の占星術的意味は、身体そのもの
この月蝕から得るであろう意識の進化の本質
自分の健康と幸福への意識を増幅させるため、誰にでもいつか必ず訪れる老いと病と死について…
自分自身の身体をとおして人生を学ぶ
生と死の意識をとおして進化すべき蝕
金星のエネルギーは胸:ハート・チャクラをひらかせます
ハートのなかで、いつか必ず訪れる自分の死について、静かにYESと言い続ける。
そして同時に、自分の生について、全存在をかけて声高に、YESと言い続ける。
牡牛座は、身体的な経験を積極的に受容していくエネルギー、そして霊(スピリット)を受肉化させる
牡牛座/蠍座はセクシュアリティ、性的なダイナミクスの軸でもある
牡牛座が司る身体の感覚:五感のうち、人にとって重要なのが触覚:皮膚感覚
英語において感情は、視覚のsightでも嗅覚のsmellingでもなく、本来触覚を示すfeel/feelingで表現される
感覚的情動をfeelで表現するのは、五感の中で触覚がもっとも根源的なら存在だから。
蠍座のセクシュアリティの目的が相手とのフュージョンであるなら、スピリットを身体に統合する事が、牡牛座のセクシュアリティの目的
ひとの気分を良くするセンシュアルなタッチの経験。それはセクシュアリティを使って、精神が自分の身体とコネクトすること
身体が魂の檻(ゲージ)でなく神殿(テンプル)であることを、スピリチュアルな観点から再認識する
月蝕の翌日、9日に水星は太陽と外合、そして逆行天王星が太陽と180度オポジット
月蝕の16°月、太陽軸と13°月のノードは3度以内
逆行する火星がある双子座のルーラー、水星と天王星はどちらもメンタル&マインド(意識、知性、思考)を示す、
この月蝕は、人類の新しいテクノロジーの発明と理論の発見、ブレイクスルーが期待できる
天王星&蠍座が結びついた探究力、来年からの水瓶座冥王星世代を予見させる、
不動宮ならではの問題解決策を探すタフな持久力と集中力に溢れています
個人にとって、それは進化していく可能性が大きい進化資産のポイントです
何かびっくりするサプライズが、この月蝕のゲスト、水星&天王星によってあるのかもしれない
ブレイクスルーに共振しているのが双子座の火星
双子座の目的は、多様性を理解すること=多様な視点から現代世界の複雑さを考慮する
理想論からバイアス(偏見)に絡め取られない巨視的視野の必要性
言うのは簡単だが、実際は難しい
自己を開いてくれる読書、対話、旅行、芸術鑑賞の蓄積
より多くの視点を把握しようとする素朴な意図を持ち続けること
正しい意図を持ち続け、何かに夢中になりすぎないよう注意すべき年末年始
いま起こっていることの全体図(BigPicture)を見る事が肝要で、断片化された情報は無用かもしれない
殉教さえ厭わない狂信的信者もしくは、世間的には異端かもしれないが
次世代に遺すべき叡智に触れている可能性も大きい
持続可能であるかどうかが、取捨選択の基準です