2024年9月18日(11:34)月はうお座25°太陽はおとめ座25°で(柔軟宮軸の)満月になります。
この部分月食は日本では見られません。ヨーロッパと南北アメリカ大陸の東部で見ることができます。
伝統的な占星術でも蝕は運命(=新たな波)の転換点。宇宙のポータルがひらく時です。月蝕/日蝕を引き起こす月のノード軸と太陽とのあいだがオーブ15度内に入っていれば蝕のシーズンと呼べます
秋分前で蝕の満月。長く外惑星の小三角を作っている冥王星/天王星/海王星のうち頂点のうお座海王星の対向おとめ座に太陽が来て満月軸をカイト型にします。
これまで二元性/二極化していたおとめ座/うお座軸(奉仕と献身、運命の波と制御)を統合してくれる蝕の満月です。
出生図でおとめ座後半に感受点がある人や現在の天王星/冥王星合(♍17°)サイクルの影響が強い人には特に影響が大きいかもしれません。
ホロスコープのおひつじ座/てんびん座軸は、安全安心基盤のかに座(いま火星)やぎ座軸に対して新しい発達の波を起こしていく軸ですが、うお座は12星座最終星座でサイクルの終わり/帰還を意味します。
外惑星♅♇♆の小三角形成の結果、人類集合は生成AI登場や大規模気候変動で変化/変容を余儀なくされていますが、個人は地球規模での集合の大きな変化/変容に自分を合わせて変わっていかなくてはならない流れのなかにいます。
日本の満月図はASC(=発達の波)いて座でルーラー木星が7ハウスふたご座。
自民党総裁選や米国大統領選挙など国内外で起こる大きな変化の兆し。
日本国民はブロードキャスト、テレビを含めた報道でその変化の波をまざまざと目にするでしょう。
スピリット(霊性)が新しい波を起こす時。人間はその波に乗っていくだけです。自分が大きなものの一部というより、自分もまたスピリットそのものであり、外部で起こっていると思いこんでいるものは、実際には自分自身に起こっている発達/進化の波です。
これまで分裂(スプリッティング)していた半分の極を取り戻し統合する時です。もとはと言えば全部自分自身、スピリット自身に属していた重要な部分です。それを今日まで忘れていただけなのです。