2023年10月22日(12:29)(日曜日の)月はやぎ座28°28'、太陽はてんびん座28°28'で下弦の月になります
この日はオリオン座流星群が極大です
金星は10月24日西方最大離角
-Vero_FaschingによるPixabayからの画像
日食の新月に設定された意図が、感情的にもマインド上でも親密(ファミリア)になるかどうかテストされる上弦の月のフェーズです
水星と太陽は、てんびん座からさそり座に移動する直前ですが(水星の移動がこの日の15:52)、成長志向のてんびん座の太陽は創造的な努力をつうじて
より広く、より包摂的に(他視座も取り入れた)よりバランスの取れた視点をライフのなかに採用していきます。
(水星火星の合がさそり座にあるとき、さそり座の探究心、機能不全や欺瞞、嘘を見破るリサーチ力は最高にあります)
太陽が月のノードと15度以内は蝕シーズンであり、太陽が24日にさそり座に移動する直前のこのフェーズの中で、運命的な出来事が起こりやすい時間帯です。
やぎ座の月は冥王星と合
(火星はさそり座にあって、さそり座のルーラーが冥王星)
健全な発達(やぎ座)を確保するために、感情的なニーズと成熟プロセスに必要な強さと英知を求める感覚はかなり痛切です。
火星も強いため、てんびん座&やぎ座の組み合わせ=正義と公正さという理想が、現実の人生の参照(レファレンス)として機能する基盤を確立させようとするニーズがあります。
(パレスチナ対イスラエルで、どちらが正しいかという主張や闘争が世界中でみられるが、人道主義や命の尊厳の観点からのバランス感覚が求められる)
自分の生活や人生を真実で正しいものと一致させるニーズがあるため非倫理的または機能不全の感情パターンもしくは関係性を、この蝕シーズンのあいだに終わらせるか、もしくは再調整する必要があります
うお座土星に120°トライン(closeing)になる太陽水星の外合は、宇宙の秩序によって終了になるものに導かれていきます。
宇宙の導きに対して謙虚になる、宇宙の大いなる力を信頼して恐れを手放す、運命に自分自身を明け渡す=サレンダーすることは、聖なる宇宙の叡智を知る触シーズンの学びのひとつです。
ここでは物事は終わるべくして終わって行きます。
さらなる成長のために、いまの人生の何が機能していて、また何が真に正義であるか、真実であるかを識別することを学ばされます。
冥王星と月の合なので、感情的ショックやトラウマ的経験から学ばされる場合があります。
(月が必要としている感情的なセキュリティ自体が、危機の克服という変容と成長に依っている、という真実への気付きです)
感情の調整(とくに人間関係=てんびん座のダイナミクス)は、既存の境界を緩めるか、より強固な境界線を引くことで今より健全な境界線を再導入するか、の選択によって行われます。
-UnsplashのGherardo Savaが撮影した写真
やぎ座に来る上弦の月は、過去生で自分が何らかの責任を放棄したという負のカルマを浄化する必要性に気づかせる可能性があります。
蝕シーズンに起こる罪悪感は(無意識の)過去生の記憶に根ざしている可能性があり、いまのリアルな生活や人生の目的や方向性を矯正し、過去のカルマから自分を解放するのに役立つかもしれません