2024年12月31日(07:27)大晦日、太陽と月はやぎ座9°43′でブラックムーンの新月になります。
最初に山がある。次に山は無い。最後に山だけがあった。それは最初から常にそうであった。そしてこれ以上、明らかな事は何もない。
-Vero_FaschingによるPixabayからの画像
しぶんぎ座流星群の母天体は小惑星番号196256の小惑星(仮符号 2003 EH1)が有力視される
逆行している火星は年明け3日(16:21)に冥王星と180°オポジット。そして6日(19:44)にしし座戻り。やぎ座26°太陽と180°が16日(11:38)。太陽と冥王星の合は1月21日21:28(♒1°42′)
さそり座の支配星と副支配星、火星と冥王星のサイクルは変容の実践のサイクルです。火星は生存適合のための変化ですが、冥王星が絡んでいると自我の変換(トランセンド)レベルの変だけで済みません。
変容(=冥王星)のためには必ず実践(=火星)することが求められます。
新月は新しい意図を設定するのに絶好のタイミングです。
人間の内面性は物質性や五感的身体性に全てを還元/倒壊させることができません。
そのことがよく分かるのがアート(美や芸術)です。アートは創作するにしても、鑑賞するにしても、批評をするにしても、アートはどこまでいっても主観/主体(サブジェクト)的な存在です。
芸術は資本主義がその価値を決められるような間主観的な存在では本来ないのです。
太陽しし座の対向星座はみずがめ座/天王星(=合理性・地球主義)です。合理性/合理主義は人間の自我中心性を世界中心的自我/地球中心的自我に発達/進化せていきます。
人間の内面性は内省力、内面認識と内面識別力を増加させていくことによってのみ自我中心性を減少させていくことができます。
内省は外部との関係性を遮断して自分の(腎臓系的な)反応性や衝動性に耽る自閉的な行為とは違うのです。