2023年8月2日(3:31)月はみずがめ座9°15′で満月になります。
みずがめ座のシンボルとして星座に描かれているのは人間の姿をした天使です
杉浦非水 – 星製薬 [杉浦非水展 都市生活のデザイナーより]
満月軸の太陽はしし座9°、みずがめ座9°の月はやぎ座28°冥王星と共に7ハウスに位置する満月図。
しし座/みずがめ座の軸は未来の軸であり、みずがめ座は12星座で唯一のソリューション(解決策)を見つけ出そうとする星座です。
満月はひとの感情と本能にピークに導きます
自分の本能と感情が意識の光に照らし出されているのと同様、周囲にいる他者の感情もまた照らし出されていることに注意してあげることも大事です。
みずがめ座の月は、さらなる進歩を誘発するために、いまの感情的なリアリティを明確にする必要があることに気づきます。
感情をマインドで理解しようとするため、問題や障害の具体的な解決を模索し、やぎ座冥王星=これまでのパワーについての失敗、拒絶、トラウマ、痛みや機能不全を軽減するため、感情をプロセスするニーズが自分にあることに気づくのです。
感情的なプロセス(処理)のメカニズムをアップグレードすることは、自分自身のバリュー&リソース、自分の価値観や自己価値をアップグレードさせ、ライフの持続可能性を高め、自己保存や自己肯定感を高めることになります。
魂はリソースを含めた自分の脆弱性や制限/限界から自分を自己開放したいのです。
7月23日から逆行中の金星は、8月13日のしし座20°内合に向けて太陽に近づいています。
この満月は、さまざまな形の生産性/創造性を通じて他者に影響を与え、次世代の模範となるべくリーダーシップもとれる満月です。
リソースやバリューの価値をより高いものに更新し、自信や誇りを高め、自分にとってベストなものを創り出す。
より高い価値基準で、より良い未来を推進する意志を持っているみずがめ座の満月です。
金星とともにライフの生産性を担うおとめ座13°の火星(月のNNルーラー)は、おとめ座のルーラー5°水星と合してうお座土星と180°オポジット
おとめ座の火星は秩序を維持するための努力(エフォート)です。
そして火星がアクセルなら土星はブレーキ。
ライフの全てをコントロールしたい、未来を予測したいという、おとめ座的な自己中心性と、宇宙の真実しか機能しない、いまは真実しかライフの基盤として固まらないという、コントロールできない部分とのバランスの見極めも大事な時間帯です。
秩序を維持するには、時代の変化、時間の変化に適応する必要があります。
不確実性の受容と、努力の必要性のバランスを見極めることは今のテーマのひとつです。
水星は月末8月24日からおとめ座21°から逆行。
順行に戻るのが9月16日おとめ座8°なので、満月のあと間もなく、8月4日から水星逆行のシャドーフェーズが始まります
8月は2回満月があるため31日のうお座7°満月はブルームーンの満月です