:ReVision

人間存在の「魂の設計図」に進化と統合を

4月20日穀雨、太陽が牡牛座に移動

 

 

 

 

伸び盛りの植物たちに春の雨が降る。

地球の実りが豊かでありますように。

限りある資源を、人類が平和のうちにお互い笑顔で分かちあえる日が来るように。

Photo by Kelly Sikkema on Unsplash

 

 4月20日二十四節気穀雨です。

 この日、天球上の星座区分では、太陽が牡牛座に移動します。

 燃え盛る情熱を抱いて、野に飛び出していく原始のエネルギー、牡羊座をあとにして、太陽は母なる地球の恵み、安住の地を目指す牡牛座の領域に入っていきます。

 

 出生で牡牛座のエネルギーが強い人々は、穏やかで忍耐強いことの美徳を、他星座の気質が強い人々に教えてくれます。

 

 私たちが生きる風の時代、不確実性と絶え間ない変化がこれからも続く今の時代、牡牛座のエネルギーは、人間が肉体を持って生まれた喜び、美しく、楽しいものが地球から与えられる感謝の気持ちを思い出させてくれます。

 グラウディング、大地に足を着けて心穏やかに生きることが、今ほど大事な時代はないのです。

 

 現在のホロスコープでは、すでに水星と天王星が牡牛座にあり、これで地の星座である牡牛座に、惑星が3つ集合することになります。

 牡牛座にはさらに、進むべき方向性を指し示すとされる月のノード軸のノースノード(=ドラゴンヘッド)も移動しています。

 

 先の星座、牡羊座が生命そのものだとしたら、牡牛座は生命を維持させるリソース(資質と資源)が示されます。

 私たちの生活における基礎的収支を、より持続可能で安定した状態に進化させるための試みに挑むべき時間です。

 

 一方で水の星座、魚座には火星→金星→海王星木星の順で4惑星が入室しています。

 地と水の星座は、女性的で受け身のエネルギーです。陰陽で例えると陰のエネルギー。

 宇宙が与えてくれる無条件の愛は、地球の豊かさとなって、私たちの手もとに与えられています。

 恵みを受容できることの喜びに感謝し、五感をフルに使って味わう機会をたくさんもちましょう。

 

 牡牛座×魚座の組み合わせは、芸術に対する非常に発達した感覚を研ぎ澄まさせてくれます。

 牡牛座に天王星×水星がいるため、アートに対する感度は鋭敏であり、各自のセンスを洗練させます。

 

 山羊座後半にある冥王星が4月30日から逆行を始めるまでは、すべての惑星が順行しているため、個人の人生においてはスムーズな展開が期待できます。

 

 いまの時間帯は、魚座にある木星海王星の会合を12日に終えたばかりで、勢い余って精神的なトラブルに会いやすく、幻惑されやすい時間帯であるのも事実です。

 しかし金星を支配星とする牡牛座の季節は、人生の喜びをエンジョイすべき美しい時間です。

 

 5月1日には牡牛座10度の度数で日蝕をともなう新月が起こります。

 日蝕&月蝕の蝕のシーズンは、宇宙のポータルがひらき、運命の新しい展開が開始されるパワフルな時間帯です。

 この日蝕新月は同日に、魚座27度で木星と金星が重なりあいます。

 海王星とも大きく離れてはいません。

 お釈迦様の慈悲喜捨を思わせる魚座の偉大なトリプルコンジャンクション、そして天王星の近くで起こる日蝕新月

 人類に何が起こるのか?

 それぞれのレベルでの奇跡を、私たちは体感するでしょう。

 5月1日の蝕の新月が起こる朝、明け方には、東の空で金星と木星の大接近✨が見られます。

 まもなく迎えようとしているのは、すべての人々に宇宙からの祝福が届けられる蝕のシーズンです。