今年3月23日にみずがめ座0°に入り、5月2日から逆行を開始していた冥王星が、6月11日(18:34)に♑やぎ座サインに戻ります
ダイヤのエースを持ついかさま師ージョルジュ・ド・ラ・トゥール
みずがめ座がグループやコミュニティをあらわすため、この期間、社会的に目立っていたのは「ジャニーズ事務所」「歌舞伎の一門」といったシステムが閉鎖的だったグループやコミュニティのシャドー(セクシュアリティの問題を含む)隠されてきた影の部分が暴露されたことです。
歌舞伎の一門における弱点も、伝統継承というシステムが持つシャドーです。
猿之助さん一人に過度にストレスや「名跡の重責」が掛かった理由が問題の根底にあり、そして彼のセクシュアリティに触れる報道(木星)も行動(火星)の引き金だっただろう
折しも木星/冥王星のopening90°アスペクトが、これまで隠されてきた権威者による虐待、たくさんの秘密やスキャンダルを暴露していったのです
いまの太陽/冥王星サイクルの意図
やぎ座に戻った冥王星は、10月11日(10:09)♑27°54′で順行に戻ります。
順行に戻った冥王星は来年1月21日(09:56)にふたたび♒みずがめ座0°にイングレス(星座移動)しますが、その直前、冥王星は太陽とやぎ座29°59′でコンジャンクト(会合)してから、みずがめ座に移動していきます
太陽の移動は2024年1月20日、この最終度数の合が面白いのは、月もおうし座29°53′で地の120°トラインができている。
今年の冬の水星逆行、水星は12月13日-来年1月2日まで逆行しますが、12月22日冬至の水星内合は、やぎ座0°で水星は太陽と内合します
冥王星がやぎ座に戻るのは、準備性やレギュレイト(環境を整える)が充分でないからです。
プロセスが未完了のシャドーがあります
冥王星はパワーと変容へのニーズ。
ディープ・ルーツ、心の深い根まで降りて行って、目を背けてきたセクシュアリティの課題や弱み(セキュリティやリソースの脆弱性)に取り組ませます。
冥王星がみずがめ座に入っている間、みずがめ座のリサーチ力は冥王星の洞察力を高めたはずであり、
危機によって目覚めさせ、危機の根元的解決策を示唆してくれたはずです。
7月18日には月のノード(黄道交点)がやぎ座と同じ活動宮おひつじ座/てんびん座に移動して、やぎ座のセキュリティ:ストラクチャー(構造)そのものを変容させるTスクエアが出来てきます。
活動宮のシフトはアイデンティティ・シフトです
7月は完全なシフトが発生します。
来年の太陽冥王星合=やぎ座最終度数での合に象徴されているように、ドラスティックにリストラクチャー:構造変容に取り組む時間が始まろうとしています
(「ジャニーズ」というロゴを変えれば済むという問題でない)