2023/01/07(08:07)月は蟹座16°21′で今年最初の満月になります
月は蟹座♋のルーラー(支配星)です
この満月は、月のホームサインで満月が起こることになります。
満月のアスペクト=180°自体が、天体同士のエネルギーをピークとクライマックスに導く位相ですが
(満月はひとの感情と本能をピークに導きます)
蟹座/山羊座は月相の上弦/下弦、自己統合がプロセス/テストされる位相になります。
占星術の12星座サイン、蟹座と山羊座の軸はライフの基盤:ホームベースです。
日本の満月図では、蟹座の月が(乙女座のホームハウス)6ハウスにあることから、満月のテーマが
ワーク・ライフ・バランスであることは明らかです。
現代人は人生の三分の一を働き、残り三分の一を生活に、最後の三分の一は寝て過ごす。
充実した人生とは、どの領域も、等しく大事にされていること。
人間は内面/外面の健全な発達のために、安全・安心・安定のセキュリティのホームを必要としています。
自愛と育みの母性/躾という父性、民族の歴史と文化は人類のゆりかご。
蟹座/山羊座は母方/父方の先祖でもあるので、歳神様の起源が祖霊の来訪である新年の時期にふさわしい蟹座の満月です。
そして蟹座と山羊座の軸は、時間をかけた発達のリズム、レディネス:準備性のための時間は、蟹座側では生理学的な体内時計、
山羊座側では「現実はいつまでも待ってはくれない」現実:3次元の世界の時計、時間は有限のリソースです。
蟹座6ハウス=家事労働は、日本社会のなかで長いあいだその価値の重要性を認められずに来ました。
実際、いま現在の世界の経済統計、各国のGDPのなかに家事労働は価値として換算されていないのです。
自分と他人を慈愛(ケア)し育むという母性の役割がいまだ社会的に軽んじられている事実は、現代社会のいびつさと文明の未発達のあらわれです。
この満月に心を落ち着かせるワーク
感情をプロセスする具体的な実践として、家事労働の大切さを再認識する。
人間性:人間らしい生き方を取り戻すことの中心に、家事労働を置いてみる。
家事労働は人間にとって、まぎれもなく有意義な生産性のひとつです。
日常の些末な家事に心を預けるだけで、生活者の豊かな営み、自分らしいペースとリズムを取り戻せるだろう。
健康的である、ということは、リズミカルである、ということなのだ。
山羊座太陽と合して、今回の満月パーティー🥳に参加しているのが逆行水星です。
山羊座水星であるので、乙女座水星的な地の星座の心身とマインド双方の回復力(リハビリテイト)が期待できます。
また牡羊座キロンを起点として蠍座の月のSN:南ノードを頂点、逆行終了直前の双子座火星が結実点の神の指:YOD(ヘブライ文字)
深い部分での変容を揺さぶってくる蠍座からの神経を、落ち着かせるのも牡羊座らしく身体を動かすワーク。
家事で身体を動かしているとき、銀河系中心の閃き&直観力を授けられるかもしれない
この満月図の面白いのは、山羊座側が12ハウスになっていることです。
山羊座12ハウス、つまり3月から始まる魚座土星時代を、日本社会が先取りしていることがわかります。
木星/土星は法律/立法、土星は人間社会の規則と法則、対して魚座は宇宙の法則。
山羊座&土星はハイ・オーダー、高次の秩序として知られますが、オーダーは集合体:人類の秩序の場合もあれば、山羊座の時点でより高次の宇宙の秩序の場合もある
➜12ハウスなので宇宙のオーダーの方、山羊座側の野心が、宇宙の法則や秩序に沿っているか:ALING:調整されているかテストされる=宇宙にテストされる機会。
宇宙のテストに合格すると、大きな成功とリーダーの地位を宇宙から授けられる。
12ハウスもまた職業のハウス、前世までの進化の到達点。
しかし倫理や道徳心が無い場合、また準備性や成熟度、タイミングが充分でない場合は喪失を経験する。
この宇宙テストに合格していく経験がスピリチュアルな発達段階のひとつになる
いずれにしても12ハウスは時間と空間を越えていく超越のゲートである。
そして、いまの日本の保守政権。
歴史の古い保守的な国家、日本。世界でもっとも混血の少ない、古縄文人のDNAと世界最古の皇室。
国民の大多数はすでに選択的夫婦別姓や同性婚に理解を示しているのに関わらず、より保守的な層に支持される一部の権力者によって、マイノリティに理解のない保守的な家族制度が続いている。
この先、自民党の長期政権も宇宙のテストに試されるのだ。
岸田政権はいつまでもカオスと不透明感。残念ながら国民からの不信感、国民の未来への不安の象徴になっている。
安倍さんやガースーは曲がりなりにも首相就任前に本を執筆し、国民はそのビジョンを何とはなしに理解もしていた(安倍さんの戦後レジームからの脱却やガースーのDX化)
岸田首相は自分の国家観、政策ビジョンについての本をまだ出版していない。
首相がいつも言っている新しい資本主義とはいったい何なのか。
(今のところ、確かに平等に貧しくはなっている)
日本はNATOに入るわけにはいかないので、NATOから武器や装備品を買うのは良いとして、現実問題、いまの自衛隊の規模で新しい予算規模の武器や装備品を本当に運用できるのか。
(核武装は緊縮財政的考えなので私は反対である)
小粒でも強い国産の軍需産業育成のためにリソースを投じて欲しい。
自衛隊員の命を護る、国民の命を守る、安全保障のビジョンを描いて欲しい。
首相と政権に(山羊座的)強力なリーダーシップを感じられず、また牡羊座木星=新時代への信念やビジョンがよく分からないままなのである。
電通とオリンピックの汚職&統一教会の問題=保守政党のカルマのシャドーも、順行冥王星よろしく明確な調査結果や救済策が分からないまま闇に隠れてしまって
薄気味悪い12ハウス山羊座だが
国民に朗報なのは、牡牛座の月のNN&天王星によって満月軸が調停(バランス)されていることです。
満月図のアセンダントが水瓶座♒なので、アセンダントの支配星が満月軸を調停している。
解決策としてのアイデア&テクノロジーをあらわす水星/天王星のハイヤーマインド:どちらも逆行しているので、高度な視座→解決策のアイデア導入によりガラッと変化するというより
練度→高度へと徐々に上昇していく流れ、
天王星がもたらすライフの質【QOL】の向上、具体的な能力やリソースの洗練さ、成熟度が深まる兆しがある。
自分の専門分野について、繰り返される練習、熟練、修練、洗練、練度が、高度化=高度な専門性をもたらします。
学びは、水星逆行を利用した復習が、基礎的なレベルアップ=本物の実力をつけてくれる。
ライフの基盤の質をレベルアップさせるべき時であり、また心の問題も堅実な日常生活の向こうに、解決の糸口、解決策のひらめきが訪れます。
金星はもう冥王星を通過して、水瓶座に抜けています。満月図の水瓶座アセンダント(東の地平線)のすぐ上。
新しい1年が始まりました。
水瓶座&天王星は、未来のビジョンとより良い暮らしを求める発明や解決策を象徴します。
地の星座との絡みは、生活全般の将来へのサステナビリティ:持続可能性もいまのテーマです。
太陽のある山羊座のルーラー:支配星:土星は水瓶座の1ハウスにあるのです。
「自分らしさ」を進化させる新しいビジョンが生まれている。
ポジティブな変化を選択するなら、未来は現在の延長ではなくなります。
何かの分野の本物のプロフェッショナルになるため、宇宙のテストを受ける時です。