このあと新月/満月が起こる射手座/双子座の軸は、学びの軸でだけでなく
移動もあらわします
よって旅と異文化理解、すなわち海外旅行/国内旅行は
射手座/双子座に深く関連します
アメリカの神話学者ジョーゼフ・キャンベルは世界中の神話・英雄伝説を分析し
神話・物語の多くは、分離・旅立ちの第一段階、通過儀礼(イニシエーション)の第二段階
そして帰還の第三段階に分けて人間の成長を描いていると述べています
惑星にサイクルがあるように、人生にもサイクルがある
そして冒険し成長するのは、男性の英雄だけではありません
女性、ヒロインだって旅をしていい
ヘルメス(水星)とともに射手座を旅するヴィーナス(金星)は
10月23日に天秤座29°26のビーナス・スターポイントで満金星になったばかり
ジェンダーに関係なく、ひとの成長に旅は欠かせない
新月は新しい意図を設定し、ライフに新たな種を蒔くタイミングです
2022年11月24日(7:58)月は射手座01°37′で新月になります
太陽が蠍座から射手座に移動するのが22日17:21、移動してすぐの新月
真夜中の明星、射手座を支配する木星が(副支配星でもある)魚座で順行に戻るのが不思議なことに、この射手座新月の日の朝8時02分
そして双子座を逆行する火星が、太陽とオポジットして逆行のピークになるのが次の満月14:41分、
12月8日13:10の双子座16°満月(つまり満月の火星は月と合)
火星の逆行が開始されて、すでに3週間ほど経ちますが、やはり実感として双子座の火星逆行は、水星逆行によく似ている感覚があると思います
双子座の支配星、水星はマインド(意識、知性、思考)ですが、元型の中で水星はもとから海王星とスクエア、
自然界がそうであるように、宇宙のシステムとして、すべては有機的なシナジー(エネルギーの相関)で結びつき、つながっていること
=一(One)の理解=全体図(BigPicture)の理解
そして蝕を通過して得た、自己の運命についての気づきを自己意識に統合すること。
宇宙にサレンダーする=宇宙を信頼して任せるしかないことが人生には存在すること、それが宇宙と世界の本質のひとつであることを学ぶことも
この射手座/双子座で起こる新月と満月の意図です
射手座は賢者ケイローンの姿であるので、牡羊座12°キロンが、射手座10°水星&9°金星と火星座同士の120°トラインであることは重要です
代価医療、漢方&ハーブやアロマといった薬草、そして占星術の知識は
この新月の意図の中心になるテーマです
小惑星キロン、傷ついたヒーラー。
他者の痛みは癒せるのに、自分の痛みは癒せない、痛みのパラドックス。
私たちは誰かにとってのケイローンであるのと同時に、自分にとってのケイローンを常に必要としています