(4月30日♑28°-♑26°06)
冥王星のターンは翌日の満月にも大きな影響を与えます
冥王星はあと半年もしないうち、
冥王星が12星座(ゾディアック)を回るサイクルは248年であるため
米国の独立宣言は1776年7月4日であるため
米国はいままさに最初の冥王星回帰を迎えています
前回の水瓶座入りの直後1781年3月のことです
フランス革命は1789年 7月14日
つまり歴史的なサイクルで見れば
米国の独立宣言やフランス革命に匹敵するような
歴史の転換
文明の転換がまもなくやって来る
冥王星は死と再生の星です
象徴的な死と、実際の意味での死
冥王星は変えなければならないもの
葛藤が大きければ大きいほど
大きな統合を経験します
葛藤は創造力の源泉です
アンチテーゼがあるからアウフヘーベンは起こる
なので葛藤、対立、分離、矛盾、執着、これらはすべてリソースです
占星術の冥王星は、自分にパワーを与えるニーズ(=欲求と必要性)をあらわします
冥王星が逆行していた期間は
このパワーとコントロールについて
内省の機会を与えられてきました
前の星座、天秤座での個人の限界や挫折の経験をとおして
冥王星は精神的な成長と魂の進化の必要性を気づかせます
失敗や挫折を、魂がいつまでも記憶して忘れないのは
同じ失敗を繰り返さないため記憶している
前世から繰り返してきた失敗や危機を、現世、いまこそ乗り越える
自分の醜さから目を背けない、シャドーワークに取り組ませようとする冥王星
自分のシャドーを意識化する作業
シャドーとは心の暗部のことです
自分自身から無意識に排除、放棄、拒絶、隠蔽し、他者(天秤座)に投影している心の側面
心理療法の言葉では、抑圧された無意識と形容される
歪んだ、不健全な形で表現されている心の暗部を意識の光の中に統合する
冥王星は蠍座のルーラーであるので10月25日の蠍座2°新月に関係しています
次の新月はソウル・ジャーニー、
魂の進化の旅を続けるために必要なエネルギーチャージの機会になります
冥王星は魂の器です
既存の器(コンテナ)に内容物(コンテンツ)を小さくすることで無理やり詰め込むのでなく
古い器を壊してから、新たに大きな器をつくる道を選ぶパラダイム・シフト
進化と同じくらいの激しさで、
退化への欲望を魂は持っている
冥界に引きずりこもうとするハーデスの力は非常に強烈です