:ReVision

魂の設計図に進化と統合を

真西に沈む太陽🌞9月23日 秋分

 

 

 西洋占星術の秋は、風のサインである天秤座から始まります

 

 牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座と4つあるホロスコープのアングル軸のひとつ、天秤座の0°を太陽が越える瞬間、秋分になります

 北半球の昼と夜は、ほぼ同じ長さとなり、夜がもっとも長い冬至に達するまで、夜の時間がだんだん長くなっていきます

 

 今年の秋分は9月23日午前10時04分

 

UnsplashのMayur Galaが撮影した写真

 

 ゴールデンアワーの美しさは、天秤座のエネルギーそのもの

 

 自然界のサイクルでいえば、春分のころに撒いた種を刈り取る準備に入ります

George_Mason_-_The_Harvest_Moon_-1872

 

 収穫した実りをいかに等しく分配するかのフェア・トレードも、天秤座のテーマです

 

 ホロスコープのなかでは、12星座の始まり牡羊座から、乙女座までの6つの前半サイクルが「個」の確立をテーマにしているのに対して

天秤座以降の魚座までの後半サイクルは、「集合性」のなかでの生き方の確立をテーマにしています

 

 集合性のサイクルの始まりである天秤座では、自分からみた自己像ではなく、他人から自分がどう見えているかという、

自己の意識に他者からの視座が導入されます

 

 他者との関係性の中で自分のアイデンティティーを認識し、自他のバランスを取りながら人格的な成長を求めていこうとする天秤座のエネルギー

 12星座のなかで、もっとも成長への意欲があるのも天秤座です

 

 支配星である金星は、調和をはかるため妥協することを知っています

 自我を小さくすることで対象となる相手を受け入れ、包摂性を高める特質と

他者を引きつける魅力を持つ金星です

 

 秋分のエネルギーは、マンデーン=社会情勢の新しいトレンド(傾向)として、先の夏至図のエネルギーに加わります

 秋分の星回りを見ることで、冬至に至るまでの世界の新たなトレンド(傾向)を予測することができます

 日本の秋分図のアセンダント(東の地平線)、ライジング・サインは蠍座です

 世界の中で、秋分を期にもっとも変容する国と民族が日本と日本人です
 ASC直前に月のサウスノードがあり、蠍座支配星冥王星は3ハウス

 全国旅行支援が開始され国内の移動は激しくなるようですが

コロナ禍以前とはもはや異なった地域社会が姿を現すでしょう

 移動するのが水星/木星の軸(元型の双子座/射手座)

 10ハウス水星が秋分太陽と内合

minaminosimano.hatenablog.com

 

 水星は乙女座の支配星であり、金星は天秤座の支配星であるため、オーブ広めで近接する乙女座金星と水星は支配星交換(ミューチュアルレセプション)

 親和性が高いエネルギー交換が起こり、実用性に優れている3つの個人天体

 理論(セオリー)と実践(プラクティス)のバランスが体現され、国民は熱心に働きます

 乙女座金星は魚座海王星と共に人々に奉仕

minaminosimano.hatenablog.com

 

 (この軸を見るにつけ医療現場の働きには感謝しかない)

 

 牡羊座木星と天秤座太陽/水星の軸は、主観と客観の対立(コンフリクト)からの学びです

 木星牡羊座と同じ火の星座、射手座の支配星

 自我→自意識→自信過剰→主義主張。

 主観が強いことのネガティブ面は、波動が低いステート(状態)に陥った場合、バイアスがかかった物の見方が

成長や多様性の理解を妨げる

 結局、創造力が行き詰まる

 (高度経済成長の成功体験から抜け出せない今の日本…)

 

 太陽が支配する獅子座の月は、双子座本来のナチュラルハウスにいる冥王星と150°クインカンクス

 ジレンマの原因は、日本と日本人のアイデンティティそのものを変容させる必要があるから

 逆行する牡羊座木星=アスリートの祭典オリンピックは今や収賄事件が次々に摘発される始末

 東京オリンピックの挫折から日本人は何をぶのか

 

 火と風の軸、火と風は本来ひらかれているべきエネルギー

 (地と水は具現化や変容に集中するため、いちど閉じなければならない)

 双子座/射手座の和合について、例えば外国語を学ぶ事

 

 第二言語を学ぶ過程で、ひとは第一言語を自然、対象化することになる

自分がその言語空間で人格形成してきたことが、自分の感性や発想にどのような影響を与えてきたか内省することになる

 

 風の客観性は、いつでも火の側に別の視点、新たな可能性の気づきを与えてくれる

 

 10月4日にピークになる牡牛座天王星90°水瓶座土星

 革命の星座、水瓶座のエネルギーは2乗になって牡牛座に乗っている

(牡牛座/蠍座軸と水瓶座土星のTスクエアは、物価高が金融経済へプレッシャーをかけている現状)

 天王星側は月のノースノードと合。進化が進化を加速させる進化のドミノ

 

 天秤座は他視座、客観性を与えてくれます

 しかし水瓶座天王星はもっと高い視座からの相対化

 より普遍的な視座から現代を見つめ直させてくれる思想や理論を人類に与えてくれる

 牡牛座天王星90水瓶座土星は、人類共通の価値について、いまいちど人類に問いています

 民主主義は最後に必ず勝利するだろう

 しかし資本主義経済はどうなるでしょうか?

 物質至上主義のこれまでの資本主義

 これまでの資本主義のどこがいけなかったのか?

 土星水瓶座を抜けても、天王星は牡牛座に留まり

改革をまだ1/3ほどやり残しています

 現在はオーブ8度のゆるさで地の星座でトラインになっている天王星/冥王星

 2025年7月から双子座に抜ける天王星が、水瓶座冥王星と120度トラインになる頃

 また2026年2月20日牡羊座0度で土星海王星が会合する時

 まったく新しい文明が展開している

 

 いまの星回りは、現在の生活を支えてくれる様々な仕組みの価値を再認識させてくれる

 自己の基盤となるものの価値を再発見させてくれる

(ここが天王星/冥王星&金星の地の星座グランドトライン)

と共に、水瓶座の俯瞰的な視座から、その限界や盲点を浮かび上がらせています

 持続可能でなくなったものについては、それを補完する新たな道や解決策や方法、テクノロジーを求める必要性

 人類がより高い包括性、全体性を確立するために

 (双子座火星&乙女座金星&魚座海王星

探求すべき領域と従事すべき実践を明らかにしようとしている秋分点です

 

 今年の秋分図、3ハウス/6ハウスでのスクエア、教育、輸送、雇用といった国内問題を解決しようとするだけでも、日本は進化の糸口を発見できます

 

 終わりから始まりへ、個人領域の開始と最終、集合性の開始と最終、その両軸が地のグランドトラインとゆるいカイトのようになっている

 この秋分のフェーズのあいだに、問題の解決策を見いだし、いまの葛藤を統合していくことが必ずできます

 

 天秤座の支配星、金星

 ちょうど1ヶ月後10月23日、金星は蠍座に移動する太陽と天秤座29°26分で外合

 天の采配は今後も世界中の女性たちに味方し、ジェンダー平等の時代の潮流がさらに強まっていきます

 

 来年の秋分は9月23日PM3時49分です

 今日はこれで再見♡bless you♡