全国的に自粛要請が解除され、自由で華やいだ雰囲気のハロウィン＆11月を迎えることができるのを喜び、深く感謝します。
太陽（創造性）は23日に蠍座に入り、30日には火星も蠍座に入り（火星は蠍座のルーラー冥王星の1オクターブ低い波動）
この国の権力の行方が帰結しようとしている。
2021年10月29日5時05分、月は獅子座5度で下弦の月になります。
下弦の月がさらに欠けていき、新月になるまでの約1週間は下弦の月のフェーズ（＝期間、段階。太陽と月の1/4ごとのサイクル）です。
次の新月（種まき）に向かい、内省し、不要になったものをデトックスしながら、修正していくフェーズです。
とくに今回は蠍座に入った火星が、不要なものを排除するのに役立ちます。
いまの自分の成長を妨げている、無駄な部分は何ですか？
火星は冥王星が発見される以前の蠍座のルーラーであり、4惑星が順行に戻ったこの月末の期間に、古くなった習慣や、思いこみを捨て去ることは、目的を成し遂げるための最強のツール、エンパワーメントの最高の手段となります。
獅子座の月と蠍座の太陽のあいだで作られる下弦の月は、今年のクリスマス・イブに3回目のぴったり90度スクエアを迎える水瓶座土星/牡牛座天王星に巻き込まれて
不動宮同士のグランドクロスが作られます。
太陽側にはやや離れていても、30日には蠍座で最強となる火星がくっついています。
（45年周期の）土星/天王星のサイクルは、土星がつかさどる社会のシステムや伝統・慣習を、天王星がつかさどる革命のエネルギーがリベラル化させていく
世界のニューオーダー（新秩序）の出現、よりリベラルな潮流を志向する社会の新しいルールの導入に関連します。
牡牛座にある天王星は、土星のある水瓶座のルーラー＝支配星であるため、現在のホロスコープのなかで水瓶座＆天王星のエネルギーは2乗になっており、
世界の枠組みを新しい方向に革新・発展させようとする水瓶座的エネルギーは強烈に出現します。
日本にとって、この不動宮同士のグランドクロスはもちろん、リベラル志向の新政権が誕生することが暗示されています。
岸田新首相は与党内ハト派の宏池会のリーダー、よって12年前の水瓶座木星＆魚座天王星180°蠍座土星＝2009年9月の民主党政権誕生のような、政権交代は起こらないと読むのはメディアの予想と同じです。
ただ星回りが野党に味方する力は強く、おそらく与野党はかなり拮抗した勢力になり、また連立内のハト派勢力＝公明党の存在感と影響力が増すような選挙結果が予想されます。
岸田政権の今後の政権運営によっては、来年2022年の参議院選挙で与野党逆転が起こりかねない、かなり緊張した政権運営が、
このグランドクロスとともに誕生する新政権に運命づけられています。
水瓶座土星90°牡牛座天王星のあいだはまだオーブ（＝アスペクト範囲）がひろいため、順行に戻ったばかりの水瓶座7°土星と下弦の月になる獅子座5°月と蠍座5°の太陽のあいだでのTスクエアが強めに強調されています。
私たちはウィズ・コロナの社会実験に参加しています。
この場合、水瓶座土星90°牡牛座天王星は、経済分野での社会実験です。
また身体（＝牡牛座）、健康と公衆衛生を守るための社会実験でもあります。
多くの個人は、DXやIT化といった新しい（水瓶座的）経済システムのなかで、自分のリソース（＝資質や能力、財産）を発揮していく流れのなかにあります。
それほどDX＆IT化していなくても、水瓶座は志を同じくする仲間とのコミュニティ形成に関連するので、地域や仲間で成り立つ互恵的経済システムなら、延命できるかもしれません。
水瓶座＆天王星は、これまでの常識から外れる新しい観念＝山羊座的伝統から逸脱した新しい価値や価値観、ユニークさやアートを支持します。
知る人ぞ知るオタク文化、常連さんに支持されるユニークなお店、動物の保護運動や子ども食堂など、地域の発展に参加する店舗は、SNSで拡散され、人々に根強く支持されます。
もたらされるのは、生きていくためにユニークさが必要＝個性化しなくてはならない、そんな気付きです。
そのきっかけを与えてくれるのが、この週のこの不動宮同士のグランドクロス＝（リソースに関する）ブレイクアウトの経験です。
このグランドクロスは、自分のリソースを使って、他の人を感動させ、また気づきを与え、感謝や賞賛を得ることができる、自分のオリジナルな才能や能力に気づかせます。
また急激な未来化が進む現在において、自分自身のリソース開発に、現実社会からのフィードバックを受け入れ、それを改善する機会も与えてもくれます。
水瓶座＆天王星は、ブレイクスルー（打開策）を発見させてくれる、電気的な覚醒、目覚めのエネルギー。
水瓶座＆天王星のエネルギーを最高位とする、この不動宮同士のグランドクロスは、個人のリソースを社会に対して限りなく発達＆洗練させてくれるダイナミクス（力学）です。
リソースの開発のために、タフで持続的な集中力をもたらします。
しかも今回は、蠍座の火星が不屈のパワーの維持の味方になります。
ひとの人生は世界でひとつだけの花、生きているだけで、それぞれオリジナルなものに出来上がっていきます。
生きてるだけで、まるもうけｂｙさんまです。
自分には何もない、と卑屈になることはいまのご法度です。
どんな生き方がしたいのか、どんな行動をしているときに、自分は気持ちよさを感じるか？
順行に戻った天秤座水星は逆行期間に多くを学び、すでに答えを知っています。
天秤座は他者から謙虚に学び、法則性を見つけ、成長を求めるエネルギー。
天秤座水星は同じ風のサイン、水瓶座木星と120°トラインのリラックス＆調和する角度。
また27日に魚座20°海王星に90°スクエアになる射手座22°金星も、水瓶座22°木星とは妥協を見つけられる適応の60°セクスタイル。そこから風と火の3者での小三角。
この下弦の月のフェーズではほとんどぴったりの風と火の60°。
木星はもちろん射手座のルーラー。よって射手座金星60°水瓶座木星の波動は共振しています。
直観的ひらめきとアイデアを次々に獲得させ、このフェーズは一貫してやる気に満ちています。
広々とした視野、未来への足掛かりを手にします。
そして未来の社会を共に創っていこうとする、同じ共同体に属する他者への寛容さ、それが選挙の結果、政治の理想と希望であることを切に祈ります。
射手座22°金星が、魚座20°海王星と90°になり発見した「自分だけの真実」は、このあと魚座海王星と120°トラインを形成していくことになる蠍座太陽＆火星によって、さらに深堀りされます。
来年4月に魚座で海王星と合になる木星（射手座のルーラー）が、私たちにもたらすであろう新しいルネサンス、そのビジョンの手がかりを、11月は見つけることができます。
18ヶ月のあいだ、射手座を移動した月のノード（交点）のサウスノード（ドラゴンティル）が気づかせてくれた、自分の信念＝生きる理由、前世からの課題を解決するヒントです。
ただマンデーン（社会情勢）で見ると、魚座海王星90°射手座金星は石油＆天然ガス価格のさらなる高騰の暗示です。
蠍座太陽＆火星はやがて牡牛座13°天王星と180°オポジットになるので、物価インフレ懸念から各国の金利の利上げ、金融緩和のテーパリング縮小ができる国から始まります。
11月19日の牡牛座の月蝕の満月は、各国政府の金融政策の転換に影響するはずです。
これは年末から牡牛座/蠍座に移動する月のノード（交点）軸のテーマを暗示する月蝕の満月です。
クリスマスイブの3回目の土星90°天王星の時、経済＆金融の金星は、12月12日に山羊座冥王星と合になり、19日から逆行になっている状態です。
大きな経済危機の到来、おそらく金融当局による物価インフレ抑制の失敗が原因となり、その端緒が牡牛座満月に向かう時間帯、蠍座太陽＆火星が牡牛座天王星と180°となる11月5日-18日のあいだに見えてきます。
米国FRBの利上げ＆テーパリングの決断が遅かった、ということか。
黒田さんも来週は利上げ示唆で円高誘導だYO！悪い円安、このままだと、やばいよやばいよ！
11月19日の牡牛座月蝕の満月を皮切りに、蝕のシーズンが始まります。
2021年11月5日6時15分、月は蠍座12°40'で新月になります。
(Gerhard G.によるPixabayからの画像 )
