先週は蠍座の月と、射手座の金星が並ぶ様子を眺めていた。
今週は水瓶座の土星と木星、それぞれの近くに魚座の月、かなり膨れてしまった月を見ている。
10月21日はオリオン座流星群が極大。満月過ぎの月明かりの影響で、条件は良くないようです。
（1778011によるPixabayからの画像 ）
満月には、すでに水瓶座の木星も、天秤座の水星も、順行に戻っています。
あとちょっと、の辛抱のひともいるはず。でもせっかくの修正＆見直しの時間なので、満月までじっくり向き合うのも良い。
2021年10月20日23時57分、月は牡羊座27°26'で、ハンターズムーンの満月になります。
満月は、これまでのリソースが統合され、拡大基調のピークとなり(=星回りの意味合いも強まる）、また次の新月サイクルへの準備として、内向的な分析や、計画の修正が開始されるタイミングです。
また満月は、ひとの感情をピークに導きます。現状における不満の正体を発見できます。
宇宙を信頼し、もうすでに不要になっていると感じるものをリリース（解放）するのも満月のタイミングです。
日付が翌日21日に変わる直前の、深夜に起こる満月です。
天秤座の最終度数に向かう太陽は、天秤座23°火星（＝満月の月のある牡羊座のルーラー）を追い越していますが、まだオーブ4度で合の範囲です。
この太陽に触れている天秤座23°火星が、順行に戻った山羊座24°冥王星とオーブ1度で90°スクエア、
今回、天秤座/牡羊座でつくられる満月軸は、誰から見ても危ない火星90°冥王星と、火星が支配する牡羊座の満月まで巻き込んでの、
超危険な活動宮のTスクエアをつくります。
満月が過ぎたあとに、ぴったり90度になるので、満月が過ぎてもしばらく危険。
おまけに満月軸の牡羊座月側は、不和と争いの女神、準惑星エリスとも合。
爆弾の導火線にはすでに火が着いていて、誰もかれも、激おこプンプン丸です。特に月＆エリス＝女性、女性陣は怒っています。
天秤座であるため、相手がいる人、去年、火星が山羊座や牡羊座にあったときから、自我の確立のために何かと戦っているひと、パワハラ上司から独立をしようとするひと、明確な競争相手やライバル、敵をにらんでいる人もいます。
特定個人でなく、社会の権力者に怒っている人もいて、何らかの社会運動に参加しているひと、裏の目的があって、炎上を煽っている勢力もある。
ほとんどの日本人は、このエネルギーを衆議院の総選挙として使っているので、その点では生産的で、創造的です。
このところ、銀座でデモに参加している女性たちを私は支持します。
男系男子一点張りの権力者たち、天皇制を自分たちの理想どおりに変えたいと目論む保守強硬派から、
天皇制の未来を国民の側に取り戻す国民運動の始まりであると感じています。
（令和以降を共和制にするかどうかも、有識者会議＝権力側の政治家でなく、陛下と国民の双方の合意で決めるべき）
それぞれが、それぞれの事情で怒り狂っています。アドレナリン全開です。
このところ、毎日のように続いている刺傷事件、連続する通り魔事件は、火星が度数を進めて、冥王星に90°をつくっている星回りの悪い影響です。
小笠原周辺の海底火山は活発になり、八百万の神々も、また無辜の民も、みなそろいに揃って荒ぶり、たいへん危険な状態です。
しかし、前のフェーズと同様、この活動宮Tスクエアは満月3日前に順行に戻る水瓶座木星に調停されています。
とくに水瓶座木星120°トライン天秤座火星はオーブ1度という強さで。
水瓶座とは、問題が起こった時には距離を置いて対象を眺め、さらに高い視座まで昇ってから解決策（ブレイクスルー）を発見する、覚醒、目覚めのエネルギーです。
ソーシャル・ディスタンスの態度は、通り魔から身を守るのに役立ちます。
向こうからやってくる人を殺人鬼と思え、とまでは言わないが、あまりに刺傷事件が頻発しています。
しばらくは、すれ違う際も相手を冷静に観察して、逃げられる安全な距離を保ってください。
「護身術」としてのソーシャル・ディスタンスです。
水瓶座木星は「水瓶座の時代」というニューエイジ哲学そのもの。未来化を推し進めるグローバリズムと、人々のユニバーサルマインド。
水瓶座の木星が17日に順行に戻ることによって、全体主義的傾向と同調圧力の強い現代において、真の自由、平等、博愛を達成しようとする、新しい時代の流れが再び戻ってくることを期待しています。
デモの話に戻るなら、これまで権力の側でなかった人々が、目覚めによって新しい法と自由、平等の精神を社会に根付かせていくことを期待します。
最後の勝者は国民です。
議論の先に「自分の意見」を勝ち得た人々です。
満月のサビアンシンボルは牡羊座28度「予想が裏切られて演奏に失望する観衆」
現代でいえば、お騒がせ系YouTuber。政治家のYouTuber化。まるでYouTuberみたいな政治家。
水瓶座22°木星は、魚座20°海王星と山羊座24°冥王星のミッドポイント（中間点）として、社会に大きな影響を与えています。
もしかすると、大衆は魚座海王星/山羊座冥王星のシャドーの部分に揺さぶられています。
何事も、煽っている勢力が影に隠れているかもしれません。
野党をネットでしつこく攻撃していたのは、実は与党が雇っていたIT会社の組織だった、というような現代の闇、カラクリが今後は明らかになってくるでしょう。
再生可能エネルギーを進めてきた先進国の今の資源高の現状も、まさしくがっかりして失望している人びとの状況そのものです。
再生エネのインフラが整わないうちに、化石燃料分野への資金の流動性や、サプライチェーン確保の努力をやめてしまった結果、旧来のエネルギー価格がこんなに高騰しているのです。
人類は地球に優しく、という夢を見て再エネ分野に投資してきたはずなのに、いざ脱原発、脱化石燃料を始めると、石炭や天然ガス、ガソリン価格が高騰して、冬の本格到来を前に、にっちもさっちもいかなくなっている。
まもなく、ラニーニャ現象の厳しい冬が来る。
19日、水星は天秤座10°7'で順行に戻り、次に逆行するのは来年の年始です。
順行に戻る水星が天秤座10°7'を通過したのは、先月の乙女座の新月の頃でした。
乙女座らしい学び方、復習と反復という点では、かなり実りの多かった水星の逆行期間であったはずです。
水星を支配するが双子座、月のノード軸が双子座/射手座にある18ヶ月の学びの年、学習に最適な年が終わろうとしています。
天体とは逆回りに移動している月のノード軸は、今年の年末に双子座/射手座から、牡牛座/蠍座へと移動します。
去年2020年がパラダイムシフトの年であるなら、今年は新しい風の時代のエネルギーに本格的に挑戦し、成長していく年です。
2021年はもう２ヶ月半しか残されていませんが、今年3回目の牡牛座天王星90°水瓶座土星は年末であり、挑戦するエネルギーはこれから、まだまだ高まっていきます。
未来に対する挑戦や、成長の機会はまだ十分に残されています。
もしかすると、3回目の牡牛座天王星90°水瓶座土星は、コロナ禍の医療危機でなく、資源価格の高騰による景気後退の局面になるのかもしれない。
今の悪い円安が、水星順行＆満月でいったん円高トレンドに移行しても、まもなく利上げするであろうドルや、資源国通貨に対する円の下方圧力は変わらない。
けれども未来型に進化していこうとする意欲を失わない限り、社会も個人もこの難局を新しい時代への挑戦としてとらえていく機会に変えていけるはずだ。
日本人は、もとから創意工夫のエコな民族、オイルショックのたびに省エネを進め、社会を進化させてきたのだから。
無いものはない。有るもはある。もったいないの精神でどうにかなる！
こんな楽観的な気分が社会と個人のに戻ってくるのは、楽観主義の権化、射手座のルーラー木星が順行に戻ってきてくれる恩寵です。
私はガースーが人間的に好きだった！
太陽は23日には不動宮、蠍座に入ります。
月相の転換も活動宮から不動宮に移っていきます。
活動宮のフェーズのあいだに気づいた自分がやりたいことについて、それを可能とする自分のリソース、能力の再開発に目がいきます。
2021年10月29日（金曜日）午前5時05分、月は獅子座５度で下弦の月になります。
衆院選の投開票は仏滅、ハロウィンだ！
