:ReVision

魂の設計図に進化と統合を

2021/10/6 天秤座♎新月のホロスコープ

 

 

 日本は民主主義国家であるため、たとえ菊のカーテンの内側であっても、国事や国税に関することについて国民はオープンに議論することができ、賛成と反対どちらの意見でも自由に発言することができる。

 天皇制という国家の権威を詐欺などに悪用しようとする個人や団体がないか、国民は自己防衛のためにも(ルールの範囲内で)自由な報道を知る権利があり、

また国税の使われ方について監査し、誰でも自由に意見することができる。

 

 騙されたかたちの元婚約者の困窮に国民が同情するのは、同じく権力の側でない国民の自然な感情の発露だと思う。

 宮内庁は、この国民の自然な感情を全否定し、皇族のメンタルヘルスを守るべき自らの仕事をせず、むしろ国民に責任を転嫁し、その言論を封殺しようと躍起になっている。

 国事と国税に関する国民の自由な議論を、民間の個人への誹謗中傷と同罪と断罪して、ネット世論の公平性までも規制しようと言論統制を試みているのだ。

 

 基本的人権の保護と、国事や国税に関する国民の意見交換は、どちらも保護されるべき権利であり

国民がネット上で公的関心事について、自由に意見を述べることに国家権力が介入することは、どうしても憲法に違反しているのではないのか。

 

 皇室からの依頼や警視庁の忖度により、民間の不正や脱法行為がもみ消されたのではないかという疑念、法体系の範囲での国民の知る権利が、戦後の皇室の人権と対立している、この問題だけでない。

 本来、国民の側にあるはずの国家の主権が捻じ曲げられ、まるで中国共産党のような今のビックテック、そしてマスコミの報道姿勢は明らかに力のある側の都合が良いように偏っている。

 報道の自由や市民の知る権利どころか、ネットでの自由な言論まで抑え込もうとする、現在の星回りで最も強い水瓶座のエネルギー、その低い波動=全体主義的傾向が、いまは世界を暗く覆い始めている。

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(David KacsによるPixabayからの画像)

 

 真実をすべて覆い隠しているカオスの渦、天体図の惑星が6つも(キロンも入れると7つ)逆行している混沌と混乱のなかで10月はスタートしました。

 

 今回の天秤座新月ほど、自分の心と精神が、バランスと調和を強く必要としている時間はありません。

 私たちは自分にとって都合の悪い真実、意見の違う他者とのあいだで起こる、怒りや憎しみといったマイナスの感情、この居心地の悪さを、

現実の社会のなかで自覚し、他者と認め合い、自分と違う意見やイデオロギー、多様性を許容することを学ぶ必要があります。

 自分自身の心の内側にある平和と善意、自分が本当はどんな人間であるか、新月が教えようとしている、その真実を知る事を、いまは恐れないでください。

 

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 2021年10月6日20時05分、月は天秤座13°'24で新月になります。

 太陽と月が重なる新月は、ひとつのサイクルの終わりと、新しい28日間のサイクルの始まりを表します。

 新月は新しい種を蒔くタイミング、通常の新月は新たなスタートを始めるのに適しています。

 しかし今回の新月は、惑星の多くが逆行や順行のために留になっていることから、何の準備もせず、未知の世界にいきなり飛び込むには特に注意が必要であることが示唆されています。

 

 今回の天秤座新月は、直前に火星とぴったり合になったばかりであり、しかも火星は牡牛座13°天王星とほぼぴったりの150°クィンカンクス、葛藤とジレンマのアスペクト(=天体間角度)。

 火星/天王星のあいだでのかなり高温な電気的エネルギーの蓄積、そしてエネルギーが行き場を失い、制御できなくなる、ジリジリ→ドカンの恐れのある星回りです。

 結果としては攻撃や破壊といった有害な結果を生じさせる可能性があります。

 人の感情でいえば、それぞれの個人レベルで不平等で不正義だと感じる事象への苛立ちと鬱憤、怒りの暴発です。このブログの私の最初の文章がその表れです。

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 私はヤフコメを荒らしたりしません。

 しかし天皇制の意義や廃止論、共和制という選択肢、憲法改正まで踏み込んだ公的議論について、過度なネット検閲までも可能にしようとする扇動者や勢力については怒り心頭です。

 

 この機会を通じて、昭和天皇や皇族軍人の戦争責任を含めた、先の大戦の総括および敗戦後の憲法象徴天皇制について、有識者だけでなく一般国民も巻き込んで、広く議論を行うべきです。

 この問題のあとでは、新たに天皇制に反対する層が出現し、共和制を支持する国民の存在があるでしょう。

 皇室をめぐる正確な情報や、国民の感情的な問題までネット検閲=蓋をして、憲法改正まで踏み込んだ幅の広い議論が可能でしょうか?

 

 天秤座新月&火星の対向180度、火星をルーラーとする牡羊座10度には、傷ついたヒーラー=小惑星キロン(カイロン)があります。

 このキロンでさえ、いまは逆行です。

 傷ついているのは内親王だけでなく、国民の多くもまたこの騒動で傷ついていることが、この小惑星キロン(カイロン)から分かります。

 国民は皇室を素朴に敬愛したい、良き臣民でもありたい、という個人的な愛についての尊厳を傷つけられたのです。

 これは個人の価値観をめぐる対立です。

 どちらも金星をルーラーとする牡牛座/天秤座のあいだで起こるべくして起こる、ホロスコープに本来ある金星の150度の葛藤の物語です。

 

 新月の対向にあるのがキロンでなければ、それぞれの個人が、日本人としてのアイデンティティを汚された、という感覚がなかったのなら、事態はまた違っていたでしょう。

 牡羊座キロン=傷ついたアイデンティティが、問題をよりプライベート化させています。

 皇室に対する価値観が違う場合、とくに世代間の断絶の向こう側では、簡単に感情的な理解の共有、相互理解ができない問題です。

 それなのに宮内庁と、有識者と呼ばれる世論操作のための勢力は、国民だけを一方的に断罪し、まるで中世の南北朝時代に帰ったような国賊と朝敵の扱いです。

 怒りのあまり仕事場のドアを開けた拍子に、左手の甲を怪我してしまいました。

 

 宮内庁が国民を加害者呼ばわりしなければ、私はこの婚姻を華麗にスルーしようと思っていました。

 天秤座の水星逆行のなかで、間違いなく意見の違う誰かと激しい口論をすることになるからです。

 しかし私は、現在の牡牛座天王星90°水瓶座土星の星回りのもとで、この怒りや不満を有意義な政治的議論という、未来志向の創造性にエネルギー転換するべきだと考え直しています。

 これまでセンシティブな議題だった戦前の昭和天皇と皇族軍人の戦争責任論、憲法改正による天皇制の廃止や共和制への移行など、より踏み込んだ政治的議論や研究が、今後は国民に広くなされるべきです。

 (いずれにせよパンドラの箱は、こうして開いたのだ。)

 

 牡牛座にある天王星は逆行しているため、本来の牡牛座的特質=忍耐力を失わせ、無謀かつ衝動的に行動させる危険があります。

 牡牛座は人間にとっての最初のリソース=身体そのものであるため、私のように怒りで我を失い、不用意な怪我をする場合もあります。

 火星/天王星の組み合わせなので、仕事中や料理中には刃物や尖ったものに注意が必要です。

 (私の左手の怪我も、尖ったものに刺さったような傷跡)

 不道徳なひとは、うしろから愛人に刺されます。

 まもなく発表される新しい内閣には、またスキャンダルが噴出するかもしれません(このスキャンダルは、敵対している内部勢力からの密告で開始される)。

 

 よってこの電気負荷の高い高温エネルギーを、有意義な創造性や生産性に向かわせるための、意識的な自我のコントロール、自制心が必要です。

 

 新月サビアンシンボルは天秤座14度「真昼の暑い時間帯に、男が昼寝をする」

 シエスタすること、そして潜在意識の力を借りて、右脳(直感)と左脳(思考)、自我と潜在意識をうまく両立させる技術が示されるシンボルです。

 解決したい課題を抱えている人が、寝ることによる意識の潜伏期を経てのち、目覚めた時や、リラックスしてぼんやりしている時に、

ふっと潜在意識からブレイクスルー(解決策)が浮かぶ、という体験がもたらされます。

 私のように、自我がコントロールできないくらい世の中に怒っている人、自分以外の誰かに不満がある人は、とりあえず、ふて寝しましょう。

 

 世の中に対する怒りの対処法、最善の選択肢は、意識的に前向きな形の活動に身を投じることです。

 新月にくっついている水星はまだ逆行して、新月のあと逆行の中日を折り返します。

 人生と生活、様々な計画の修正や調整、見直しを集中的に進めるべき時であり、この新月のフェーズ全体を通して、疲れた時の仮眠には右脳的な直感、インスピレーションが期待できます。

 

 山羊座冥王星は、新月から日付が替わってすぐ、7日午前3時頃に逆行から順行に戻ります。

 ついについに、社会生活に関連する最大の外惑星のひとつ、人生を根本から変容させてくれる根源の力が個人に戻ってきます。

 怒りや憎しみという冥王星の破壊的パワーを乗り越えた先にあるのは、人生をもう一度エンパワーメントしようする、魂の再生と復活の物語です。

 

 山羊座冥王星は国家権力、そして新月と共にある火星はリーダーシップであり、誕生したばかりのこの国の新しいリーダーは、本来であれば、みずからの主張とその正当性を力強く国民に発表するべきタイミングです。

 しかしキッシーの聞く力というバランス感覚(=天秤座の美徳)が、国民の意見には耳を傾けず、派閥の長老の意見だけを聞いた党内人事や組閣という

政治上でのバランス感覚の欠如を生み出すようでは国民が困ります。

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 個人にとって冥王星が順行することは、不要な執着から解放される時です。

 山羊座冥王星の順行は、現実世界において新しく夢中になれる対象、情熱を注ぐべき相手を見つけることができます。

 

 山羊座が意味するのは仕事をはじめとする生活上の安全保障(セーフティネット)、そのルーラー土星水瓶座にあり、このあと11日に順行。

 公私のバランスを意識した働き方改革、セキュリティの未来化とリスクヘッジを再度、リフレッシュ&更新する準備です。

 もちろん本格運用のスタートは、せめて10月19日の水星順行のあとです。

 新月に意識すべき事のひとつがこの点です。

 

 天秤座のルーラーは金星です。

 金星は冥王星と同じく7日に、射手座に入ります。射手座は木星をルーラーとしているため、この金星は楽観的な拡大志向を求めます。

 晴れ渡る秋の空、自然界からの恵み、秋の味覚。

 射手座金星と、魚座を運行している海王星に共通している、ワイルドな手つかずの野生、自然への愛です。

 海外ではどこも物価インフレが進行していますが、新鮮な食べ物が手に入る、生産性が豊かな日本の暮らしに感謝をする機会です。

 おすすめは果物狩りです。

 果物のクエン酸血液サラサラ、コロナ予防にもなります。

 射手座なので海外旅行や語学留学のチャンスですが、どこも国境が閉鎖に近いので、逆行している天秤座水星は諦めざるを得ないでしょう。

 

 射手座の金星はドライブ日和、車の運転が爽快ですが、あおり運転のような相手のあるトラブルや事故には注意が必要です。

 

 金星の星座移動によって、もたらされるのは精神と物質の双方の豊かさを求める、レベルの高い幸福感です。

 射手座の支配する木星は、物質と精神、両方の豊かさを拡大させようとする星です。

 順行している個人天体(太陽、月、火星、水星)が天秤座にある季節、ひとは喜びと平和な楽しみを求めるべきです。

 経済的には、新月転換はリベンジ消費のようなバブルの傾向を日本社会にもたらすでしょう。

 スタグフレーション(不景気の物価高)への不安に怯えている市場の株価も、新月転換で少し上向きになるかもしれません。

 岸田政権にはまだ市場のご祝儀相場がありませんが、新内閣の顔ぶれから、一部の個別銘柄には人気が集まるかもしれません。

 ただ金星の親元、牡牛座天王星はまだまだ逆行しているので、資源高も続いて世界の市場は10月相場も予測不可能な乱高下でしょう。

 12月の木星魚座入り(=再生エネルギーへの政策転換)に備えて、原油天然ガスの価格に注意が必要です。円安でガソリン価格もまだ上がると思っています。

 

 冥王星の順行からわずか5日後、10月11日11時17分に今度は土星水瓶座で順行に戻ります。

 この新月の週は変化していく世界にとって重要な変化のフェーズに突入します。

 脱コロナ自粛、WITHコロナの世界の大規模なテストが開始されていきます。

  順行に戻る水瓶座土星は、革新的な社会実験に挑戦します。

 全体としては感染第6波のかたちで失敗はするでしょうが、社会も個人もこの秋分のフェーズから学ぶことが多いはずです。

 WITHコロナの世界の土台づくり=新秩序(ニューオーダー)に全員が参加しています。

 また個人は、逆行のあいだにより未来志向にリフレッシュした人生の目標に、もう一度焦点を合わせることができます。

 この新月のフェーズに与えられる、もうひとつの良い機会です。

 

 2021年10月13日12時25分、月は山羊座20度で上弦の月になります。

 水星が天秤座で順行に戻るのは、この上弦の月の週、10月20日牡羊座満月の前日です。

 金星がある射手座のルーラー木星も順行になるのが牡羊座満月の直前18日、10月は年末に向けてエネルギーが次々シフトチェンジするので、

この秋は煮詰まっているひとほど意識的な気分転換を積極的に。

 

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