:ReVision

魂の設計図に進化と統合を

2021/7/31 牡牛座♉下弦の月のホロスコープ

 


f:id:minaminosimano:20210729221428j:image

満月のピークを乗り越えて、現状における結果と成果を理解し、新月の再出発が始まる前に、もう一度、再調整する必要性に気づかされるのが下弦の月のフェーズ(期間、段階)です。

 

www.astroarts.co.jp

 

 2021年のほぼ1年間、長く形成される牡牛座天王星90°水瓶座土星のハードアスペクトは、2020年にパラダイムシフトが起こったあとの最初の時代、風の時代、新しい世界秩序が到来していることが示されます。

  誰もがいまは、天王星が運行している牡牛座が意味する、自分のリソースや価値観を、風の時代到来にすりあわせていくことを時代に要請されています。

 星回りの厳しさがそのまま反映されているのが今の世相ですが、どんな個人にとってもこの厳しさは他人事ではないはずです。

 

 先週土曜日の満月のサビアンシンボルが突然の雷雨だったので、天候も不安定です。(あの開会式でも雨がぱらついたのに驚いたけれど)

news.yahoo.co.jp

 

 さて新月転換までのラスト1週間です。

f:id:minaminosimano:20210729171544j:plain

 

 2021年7月31日22時16分、月は牡牛座8°33'で下弦の月になります。

 月がさらに欠けていき、新月になるまでの約1週間は、下弦の月のフェーズ(期間、段階。太陽と月の1/4ごとのサイクル)です。

 

 この下弦の月は、先に述べた2021年の牡牛座天王星90°水瓶座土星の、牡牛座14°天王星側に月がやってきて、獅子座8度まで進んだ太陽との間で不動宮同士のTスクエアがつくられます。

  90度のスクエアは、ストレスと危機を含んだ強いエネルギー展開です。

  Tスクエアはそのエネルギーのさらなる高まり、ブレイクアウトのための行動力と、ディフェンスにも利用できるダイナミックな強みがあります。

 天王星は、価値観の大胆な変化を月(感情面)に要求しています。

 私たちのホロスコープのなかの牡牛座は、安定的な満足と充足をつねに指向していますが、90度スクエアによってエネルギーが2乗になっている天王星水瓶座のエネルギーは、いまは変化のための覚醒を呼び起こそうとしています。

  どんな苦しみも、今は変化を受け入れることをうながすための動機にしかすぎません。

  より自分らしい方向にしか、変化できないのが現在の星回りです。

  その意味でも、このフェーズは誰にとっても覚醒の機会が訪れる、ひとによっては雷鳴とどろくショックを経験する時間帯になるはずです。

  牡牛座、獅子座、蠍座水瓶座の不動宮は、自分の生まれながらの才能に気づいているからこそ、その点だけは絶対に譲らない、だからこそプライドが高く、その分頑固です。

  今の時間帯の苦しみは、この頑固さを脱ぎ捨てる、脱皮のための苦しみです。

  誰もが自分に先天的に属している本来の資質、能力、真の才能に目覚めようとしているところです。

  逆行している木星は、拡大と成長、そして成功のための社会天体ですが、28日に水瓶座に戻っています。

  この感染症の感染拡大は、風の時代の到来を、人類に教えています。もう、もとに戻ってはいけないものが、たくさんある、という事です。

(風の時代は、グローバリズムの進展の結果として、空気感染のパンデミックが多発する可能性がある)

  現実においてソーシャル・ディスタンスは続きますが、ひとはむしろソーシャル・ネットワークによって、繋がり続ける必要があります。

  コロナ禍だからといって、他者との繋がりを絶つのでなく、むしろDXやオンライン化を利用して、もっと他者と、それも志が同じ新しい仲間と出会い、繋がっていく意識が大切です。

  8月22日の2回目の水瓶座満月は、月は水瓶座最終度数にあり、水瓶座26度の逆行木星とオーブ3度以内で重なりあっての満月ですが、

この満月の頃には、自分なりの答えと、風の時代の自分らしい生き方に、到達できるはずです。

  唯一、順行している天王星以外の逆行している外惑星(冥王星海王星土星木星)は、物事を進展させないという意地悪をしているのでなく、大切な忘れ物を取り返す時間の猶予を与えているのです。

  2回目の水瓶座満月には、2021年に最も強いエネルギー、水瓶座&天秤座が、それぞれが求めている答え、ブレイクスルー(解決策)を与えてくれるはずです。

 

  水星もまた、28日に獅子座に移動しています。

  同時に火星も運行している獅子座は、スポーツとアスリートの星です。

  成功であっても、失敗であっても、自己の限界に挑戦する人間の姿は尊く、私たちはアスリートを称え、その汗や涙から、多くを学びます。

  日常の生活に必要な個人天体(水星、金星、火星、そしてもちろん太陽と月)はすべて順行しています。

  私たちは、それぞれが今の自分の等身大の、個人としてのベストを尽くすだけです。

 

  30日金曜日には火星は、金星が先をいく乙女座にイングレス(星座移動)します。

  何だかんだで、オリンピックが終わる予感の寂しさに気づくでしょう。

(パラリンピックを始める誠意が根本的に欠けている日本政府←星回りで乙女座が強まると、みなが批判的になるので困る)

  夢を見る時間は過ぎて、乙女座的な内省と現実主義、分析と批判的な傾向が強まります。

   扇動時なマスコミ報道に踊らされない、客観的な視点、対象から距離を置いた、ある意味でのドラスティックさ(水瓶座的な態度)が必要ですし、乙女座の季節にはそれが可能です。

  まずは地に足のついた生活を黙々と続けることです。

 

  最近よく目にする、獅子座=芸能人の離婚のニュースから、乙女座金星らしい人間関係の整理整頓に思いをはせるひとも多いはずです。

  乙女座を進む金星は、牡牛座だけでなく、天秤座のルーラー(支配星)です。

  ホロスコープのなかの6ハウス&乙女座までは個人領域、7ハウス&天秤座まで行って、ひとはようやく他者からの視座に気づきます。

  健全なパートナーシップに入るためにはまず、自分の力だけできること、自分の力で自分を幸せにすること

そして自分がしたいことが何か、それをパートナーとシェアできなくなったとき、新しい家族の在り方や、親友としての再出発など、それぞれにふさわしい人間関係の構築(=天秤座)を模索する時間が続いています。

 

そして、いよいよ新月転換です。

このフェーズのうちに古い意識を脱ぎ捨て、新しいビジョンをつかまえる準備を始めましょう。

2021年8月8日22時50分、月は獅子座16°14′で太陽と重なりあい、獅子座の新月になります。


f:id:minaminosimano:20210729224800j:image