旧暦だと1月13日はまだ師走、新月なのでこの日は師走の一日になります。
このフェーズのあいだ、1月16日は、年に5~7回しかない大吉日、天赦日(てんしゃにち)です。
今回の山羊座の新月は、新年を迎え、新しいことに挑戦するのにふさわしいフェーズです。
新月は地球の黄道帯上で太陽と月が重なるタイミングであり、先のサイクルは終わりを告げ、新しいサイクルが始まります。
そして新月は、願いを宇宙に伝え、意図をかためる機会です。
心だけでなく身体も細胞が新しくなります。
新しい細胞を育むため、質の良いものを身体に取り入れ、細胞を活性化させるため
寒い日々が続いていますが、このフェーズは運動や筋力トレーニングを積極的に行うことも意識しましょう。
このあと、月が山羊座で満月になるのは半年後の6月30日です。宇宙に託した山羊座新月の願いがもっとも叶いやすい時は、山羊座で満月が起こる半年後の場合が多いでしょう。
しかし、その願いがあなたを真に幸福にする願いであるのなら、半年を待たず、その願いは叶います。
自分自身の未来に、心地よさや自分らしさを与えてくれると感じる願いを、新月の願いとして選び、リストを作成してみましょう。
願いは毎回、10個以内がおすすめです。
願い事は新月時間が過ぎてから書き綴りましょう。
このブログのブログ名のジャーナリングは、記述、書き綴りから来ています。
2021年1月13日14時ちょうど、月は山羊座23°13分で今年最初の新月になります。
新月は月が満ちていくサイクルの始まりであり、月が上弦になるまでの約1週間は新月のフェーズ(1/4ごとのサイクル)です。
新月のサビアンシンボルは山羊座24度「修道院に入る女性」奉仕と貢献が示されるシンボルです。
ある一定期間、特殊な環境に閉じこめられたり、自宅から一歩もでない生活をする人、というような意味もあるので、最近の日本人の状態、緊急事態宣言があらわされています。
個人としては神聖な対象に奉献すること、現在でいえば自分と他者の生命の尊厳を尊重することです。
日本の新月図では、冥王星が本来在位するナチュラルハウスである8ハウスで新月が起こります。
ダブルの意味で、冥王星が意味する死と再生、すなわち魂の成長と進化が強調されている新月図です。
冥王星が示すエンパワーメント、すなわち過去の人生で自尊心を傷つけられた自我を復活させる根源的な変容
そして生命を次世代に繋いでいく大きな創造性が、コロナ禍に傷ついた人々のあいだで開始されます。
山羊座は社会と時間に関連します。過去の社会的成功体験、築いてきたキャリアを捨てざるを得ない人も多くいるはずです。
ひとによっては社会的に大きな再出発と変容を経験します。
今回の新月における社会的な再出発は、より大きな自尊心の獲得と、魂の進化と成長につながる機会です。
冥王星だけでもパワフルですが、山羊座冥王星は魚座海王星とのあいだで、60°セクスタイルの長期座相を組んでいます。
これは人類全体の霊的な目覚めと進化を示す長期座相ですが、霊的な浄化のエネルギーが宇宙から注がれる、今年最初の偉大な新月がまさに起ころうとしています。
新月が起こる山羊座のルーラー(支配星)は土星であるので、新月図全体を支配しているのは水瓶座の土星です。
冬至の直後に水瓶座0度で木星と合になり、新しいサイクルを開始したばかりの冬至の影響力を最大限に発揮します。
水瓶座土星は社会の広範囲でのDX(デジタル化)、巨大IT社会の出現、オンラインとネットワークの進化
水瓶座の土星はいま自分が成すべき仕事を粛々と行い、個人は気づかないうちに仕事でも生活でも、スマホやパソコン、デジタル機器を使って、そこに繋がっていきます。
土星と90スクエアになりつつある牡牛座天王星、コロナ禍のソーシャルディスタンスは、人類をより大規模にネットワークで結ぶため、宇宙がデジタル化&オンライン化を劇的に進めるための契機にすぎません。
金星もまた同じ山羊座の5度にあります。忍耐強さと不屈の精神をけなげに支えているのは彼女です。いま社会が、いかに女性たちの我慢強さに支えられていることか。
ここが限界点にならないように、疲れている人は本当に休んでください。
山羊座はタイムスケジュールの大切さを私たちに伝えています。最終的には、ひとりひとりの自分の心と身体がもっとも大切です。
金星は10ハウスにある牡羊座のキロン(カイロン)と90度スクエアにあるため、女性のなかには過去(前世を含む)と同じように社会に裏切られたような、心の痛みを感じているひともいるはずです。
山羊座金星は7ハウスにあるので、社会的なパートナー関係にあるひと、周囲のひとにもっと甘えてください。
金星は山羊座にあるので、いまは我慢や忠誠心をもっとも尊い美徳だと勘違いしやすいかもしれませんが
最終的に、ひとは自分と自分の家族がいちばん大切です。
山羊座の金星は、支配している牡牛座にある天王星と地星座同士の120度トラインです。
また水瓶座の水星とは30度セミセクスタイルで結ばれ、水星と天王星間の90度も含めた長方三角形の複合アスペクト(ミディアム・ラーニング・トライアングル)にもなっています。
これら長方の三角形は、90°(緊張)→30°(解決に向けて努力)→120°(調和)の順番で開発プロセスが進みます。
あなたを甘やかしてくれるひとを頼ってください。また自分で自分を甘やかせることも大切です。
魚座18度海王星もここに60°セクスタイルで、個人ができることの限界を知らしめ、救済の角度を投げかけています。
ここは水瓶座のドラスティックでシニカルな視点の導入も必要です。
現在の状況で悪いのは、もう誰か個人ではありません。
夏のあいだに医療現場のために基金をつくり、リソースを投下すべきだったのは政府です。
混乱した経験の先にあるのは個人の内なる平和です。
多くの経験と学びの向こうに、個人の能力開発の達成があることを信じるときです。
太陽と冥王星が正確に合となるのは、新月の翌日、14日です。そして14日は、同時に天王星が順行に戻ります。
天王星は新月まで逆行し、翌日の14日17時36分に順行に戻ります。
現代社会の主人公は、水瓶座のルーラー(支配星)である天王星です。
牡牛座6度にある天王星は、牡牛座2度の火星と合になりつつあり、しかも順行に戻るため留であり、何か不測の事態が起こることを象徴しています。
天王星がライトニング、電気であるため、現在の大寒波による各地の停電も含まれています。
今回のフェーズのあいだ、1月18日に天王星は水瓶座の木星と正確な90度スクエア。
パラノイアに浸る人々、米国の大統領就任式直前もまた、荒れるのではないか?
(この混乱のあと、真に勝利するのは中国です。社会主義は本来、水瓶座の聖なる理想主義、中共のそれは欺瞞。これを陰謀論だと言うひともいる。私たちはすでに二極化した世界に生きています)
木星/天王星は、一言でいえばハプニング、エキサイティングな経験をしたい、興奮を拡大させたいと願っています。
私たち個人は、このフェーズのうちに新しい世界に心を開き、リスクを冒してでもチャンスをつかむ、発展と進化の衝動を経験します。
ただし拡大基調である木星が絡んだ贅沢、思いつきだけの行動は、損失につながる可能性があるので、衝動にあおられた行動は慎みましょう。行動はすべて慎重に。
牡牛座の天王星側に火星があるので、抑制や欲求不満を解消したいという欲望が渦巻いています。天王星&火星と木星の90度スクエアは、緊張と突然の変化を生むアスペクトです。
しかし下方の90度スクエア、すなわち牡牛座火星と水瓶座土星は防御的なアプローチに優れています。2020年に壊れず保存できた財産、人生の土台を保存&強化するため積極的に使うべきアスペクトです。
90度スクエアは、実際の天体の経過でも出生図でも、長期にわたってテンション(緊張)を維持できる優れた開発スパイラルです。心地よさだけではひとは進化しません。
日本の新月図のセンダント(地平線)は双子座16度、直下に月のノード軸のノースノード(ドラゴンヘッド)がいます。
双子座とその支配星である水星は、物事がどう機能しているか探る好奇心と思考、そして学習能力に関連しています。
今年のテーマの一つが、オープンマインドな心で新しい事を学ぶことです。新月からそのことは強調されています。
柔軟宮の双子座は適応力に優れ、ダイバーシティ、多様性を理解し、見聞きしたこと、学んだことを広めたい、広報したいと願っています。
双子座のルーラーである水星が、新月図で滞在しているの水瓶座7度の9ハウス。
水星は双子座と同じ風のサイン水瓶座にあるため最高の気分でいます。
水瓶座にともにある土星とともに、ユニバーサルマインド、左脳的思考回路を最大に引き出します。外国語の上達、科学的予測、アイデアの閃光に恵まれます。
9ハウスを支配する天体は射手座の支配星である木星、水瓶座で水星のとなりにあります。
思考はより洗練され、高度なものに導かれます。
また9ハウスが意味する人権、教育、法律がよりリベラルで、社会主義的に扱われることが示されています。
国会で特措法改正が予定されていますが、いま国民が待ち望んでいるのは広範囲でのセーフティネットの実現、政権中枢と癒着した特定の営利団体だけが恩恵をうけるのでなく、困窮した人々が等しく救済される法律と財政出動です。
これらは、射手座の現首相のビジョンと意志が明確にされ機能するのなら、間違いなく実現できる政策です。私は期待しています。
水星は水瓶座7度、月末31日から水瓶座26度で逆行を始めますが、順行に戻るのは水瓶座11度ですので、1月15日頃、水星がこの水瓶座11度を水星が通過してから、水星逆行前のシャドーフェーズが始まります。
15日頃に思いつくアイデアや計画は非常に重要です。手帳にメモしておいて、水星逆行中にそのアイデアや考えがどう変化するか、水星逆行中は自分のアイデアや思考を客観的に観察する好機です。とくにアイデアの現実化、耐性と強度を再確認できます。
ともかく今回は水瓶座での逆行ですので、リモートワークの方々のパソコンでデジタル機器、サーバー関連の確認を含めて早めのデーターのバックアップを、メールの送受信も慎重に。
緊急事態宣言中なので、サーバーの負荷によるダウンという最悪事態も想定されます。交通関連も大雪による渋滞の可能性があり、今回の水星逆行は早めの対策を。
双子座は兄弟姉妹に関連しますので、兄弟姉妹間の人間関係の問題を解決する良い機会です。
7ハウス山羊座金星ですので、年長の姉妹との関係である場合が多いかもしれません。
1月20日に太陽は水瓶座に入り、この日は二十四節気の大寒(だいかん)です。
一年で寒さがもっとも厳しくなる頃です。
寒さが厳しいと、ひとは深い思索にふけり、沈考します。
人類史のなかで、産業革命と科学が最初に発展した地域はヨーロッパの寒い地域でした。
これは厳しい寒さが、ひとを内省的にさせ思索に導くことと関係しています。不動宮の水瓶座は、寒さのなかで沈考し、深い洞察から発見の閃光に至ります。
厳しい寒さと思索の関係は、水瓶座と天王星のエネルギーが、人類に与えている素晴らしい宇宙的影響です。
日本時間20日は米国の新しい大統領就任式です。
日本と日本人は、この先は完全に米国を頼りにできなくなります。
中共の「デジタル・レーニン主義」、水瓶座のエネルギーを悪用し、水瓶座のあやまりである全体主義パワーを使う大国から、領土と民主主義を守る戦いを始めなくてはならなくなるでしょう(銀英伝のような二極の戦いですよ・・・)。
香港で起こっている弾圧は、もはや対岸の火事ではありません。
それでも、この太陽水瓶座入りのタイミングで、私たちは2020年の山羊座ステリウムの重苦しい運命論から、人生を未来のほうに切り離すことに成功します。
月は山羊座から牡牛座にかけて、土星、木星、海王星という、いまの時代を創造している大きな外惑星を通過しながら満ちていきます。
このあいだ、誰もが新しい時代の空気感を積極的に吸収して、人生を前に進めていこうとするでしょう。
2021年1月21日6時02分、月は牡牛座1°2分で上弦の月になります。
21日の日の入り後、宵の時刻には、上弦の月と火星が牡牛座の空に並んで輝く様子を観察することができます。
私たち人類は月や星ぼしから、いつも祝福されている存在です。皆さんの2021年に幸運と祝福を☆彡