新型コロナウィルスは、その形状が太陽のコロナに似ていることから、この名前で呼ばれている。
流行の渦中にある私たちは、日蝕が来ると、今はやはりこのウィルスを思い起こされる。
蝕のシーズンは、先月末の半影月蝕の双子座満月から始まっているが、
今回の蝕のシーズンから、海外では本格的なコロナウィルスのワクチン接種が始まろうとしている。
社会情勢から見ても、日蝕とウィルスは何か相関を感じさせる存在である。
ワクチン接種による免疫の副反応など、薬害を心配する人も多いだろうが、
医学の飛躍的発展の意味も含めて、日蝕のシーズンに今回のワクチン接種が始まることには、かなり大きな人類史的意味があるはずだ。
医療と衛生に関連するとされる小惑星ヒギエア(#10 Hygiea)が獅子座に加わって、新月と牡羊座火星で火星座のグランドトライン。
副作用や免疫の副反応の問題は、牡羊座火星が牡牛座に抜けて、順行に戻った天王星と合になる来年以降、明らかになるはずだが
それでも、新しいワクチンが多くの人々を救うことになることは間違いない。
とくに免疫の弱い高齢者は副反応の心配が少ないとされている。
高齢者と高齢者ケアを管轄する山羊座にまだ土星(山羊座支配星)、木星、冥王星の3天体がステリウム(=惑星集中)で残っている現在、接種が始まるこのワクチンは
高齢者にとっては期待できる朗報になるはずだ。
テレビやネットなど情報メディアで、この新型コロナウィルスの画像をよく目にする機会が多いと思いますが
この画像をあまりに見すぎると、自分でも無意識に病を引き寄せてしまう危険があるので
情報は出来る限り、生活に必要な最低限に抑えてください。
新月は心機一転、新しい物事をスタートさせ、自分の願望を明らかにして、宇宙に願いを意図(マニュフェスト)させる好機です。
欲しいものや、叶えたい理想がある場合、それらを具現化した楽しい気分になるイメージ画像を集めて、新月の機会にイメージ・コラージュを作成することは、とてもおすすめです。
新月の願いは、自分にとって相応しいと感じる願い、心地の良さを感じる願いを願ってください。
願い事が、いわゆる社会的な成功の場合、それが実際には自分らしくない願いだったり、本来は本心から求めていない願いを、自己実現を達成する願いだと誤って思い込んでいる場合があります。
新月のたびに何度願っても願いが叶わない場合、もう一度自分らしさや、自分が安心できる状態が何か、心から求めている心地よさは何であるか
新月前の月隠の時間帯に内省してみることをおすすめします。
蝕はエネルギー値が高く、開いている宇宙のポータルに願いが届きやすい機会です。
自分の出生のホロスコープ(天体図)や、出生時の惑星が位置する度数のサビアンシンボルについて、書籍やインターネットを頼りに調べると、気づきの大きなヒントになります。
惑星中心バージョン
2020年12月15日、午前1時17分、月は射手座23°8'で皆既日食の新月になります。
月が太陽の位置から離れて進み、上弦の月になるまでの約1週間は上弦の月のフェーズ(=段階、太陽と月による1/4ごとのサイクル)です。
また次回の新月までの新しい29.5日間の月のサイクル(=周期)の開始でもあります。
さらに今回の新月は日蝕になるため、先の月蝕とともに次の蝕のシーズンまでの約半年間に起こる社会情勢の傾向(トレンド)を示す日蝕図になります。
個人にとって日蝕は人生の大きな変化、住居、人間関係、仕事のキャリア、健康など人生における各ステージの明確な変化
(太陽と月、その両者の関係性を含めた様々な分野)
そして国家にとっても大きな変化、新しい道の出現に関係します。
個人の出生図にある惑星や感受点が刺激される場合、変化はすぐさま現れる場合と、日蝕の前後1年のあいだ影響を及ぼす場合と、両方の可能性があります。
日蝕を起こす月のノード軸、太陽の黄道と月の白道の交叉点は双子座/射手座の19°56'。
今回の新月は射手座20°5'の水星もコンジャンクト(合)。
さらに東京チャートで新月&水星はホロスコープの3ハウス、水星を支配星とする双子座のナチュラルハウス。
これらが魚座海王星と柔軟宮のTスクエアで組み合わさり、射手座の武器である右脳的直観力が最大限に引き出されます。
新月自体がインスピレーションに恵まれる偉大な時間帯ですが、このエネルギーが蝕のエネルギーとして半年間降り注ぐことは、
これから始まる激動の新時代を生き抜いていこうとする人類にとって、非常に喜ばしい天からの恩寵です。
射手座自体が高い精神性を求める星座ですが、知性を司る水星が合となり、より高尚な知的思考と、精神性を高めてくれるコミュニケーションを他者に求める側面が強まります。
多くのひとが、この日蝕の後から、何か新しいスキルやツールを手にすることになるはずです。
双子座のノースノード(=ドラゴンヘッド)は、射手座のナチュラルハウスである9ハウスにあって、
射手座の元型(アーキタイプ)が意味する真実探究、哲学的な信念体系、高等教育、聖なるビジョン、リスクがとれる楽観主義、
これら射手座らしい高度な精神性が、強烈に強調されている新月です。
新月のサビアンシンボルは射手座24°「コテージの門にとまっている青い鳥」
青い鳥は幸福というプレゼントを運んでくるサンタクロースです。
幸せになる、という意図をこの新月では固めてください。
慎重であっても、全員が今は未来に希望を抱くべきときです。
コテージ=家のシンボルであるため、自分の家が欲しいひと、自分にふさわしい場所に住居を移動したい願いをもっているひとは、新月の願いに住居に関する願いを書き綴ってみてくっださい。
新月段階で金星は蠍座の最終度数、新月の翌日、金星も射手座に入ります。
上の方の小惑星追加の新月図を見て分かるように、金星は結婚と夫婦関係を司る小惑星ジュノーと共にあります。
心から信頼するパートナー、そして志を共にするコミュティに所属する願いもまた叶えてくれます。
サンタクロースが幸せを運んでくる 素晴らしい射手座の新月です。
(2ハウスの蠍座金星は、皇室の結婚、内親王の結婚と、結婚一時金、婚約者の実家の借金の問題を思い起こさせる)
この射手座新月&双子座のノード軸は、ここしばらく魚座18°海王星と柔軟宮のTスクエアをつくり
その柔軟宮Tスクエアを牡羊座20°まで進んでいる牡羊座の支配星、火星が調停(コンプロマイズもしくはメディエーション)しています。
政府がGOTOキャンペーン(双子座)を無計画に進めてきたカルマ(=因果応報)を、国民は今まさしく被っていますが
このカルマの結果としての感染から、国民ひとりひとり個人は、自分の生命力と免疫力でもって乗り越えていくフェーズです。
政治家が国民に向かって自助しろ、などと絶対に言ってはいけない言葉ですが
(国民は政治家に命令されなくても自助している。政治家は公助のため全身全霊で働く使命があるはず)
しかしながら国民は政府が無策であるため、みずから自分と家族を守るため自助、自衛しなくてはならないのが今の現実です。
この牡羊座火星は、牡羊座23°、不和と争いの女神である準惑星エリス(#136199)と合
山羊座23°冥王星とオーブ(範囲)3°で活動宮同士のスクエア、つまり「行動変容」によって自分で自分の身を守らなくてはいけません。
いずれにせよ、進化と学びの方向性、月のノード軸のノースノード(ドラゴンヘッド)が双子座にあることから、
今後半年間、個人は未来を生きるための新しい知識を引き寄せていくことができます。
自分に本来備わっている力で、自分自身を助けることが可能なのです。
政治家のあいだでは権力闘争が見えないところで開始されています。
政治のくだらなさに怒りを感じる国民も多いだろう。
しかし怒り(=冥王星90火星)はまた、自分自身の変容のため健全に使うことができます。
冥王星は古くなって機能しなくなっているものを手放すよう、私たちに要求しています。
新年を前に心機一転して、自分を新しい時代に合わせるため、バージョンアップ、変革していく新月です。
新月の起こる射手座の支配星、木星は山羊座28°56'、山羊座最終度数、29°44'土星ともうほぼ重なり、まもなくほぼ揃って(土星が17日、木星が19日)水瓶座に移動し、
21日の冬至の直後、水瓶座0°29'で22日に日付が変わった午前3時に土星/木星に合になります。
19-20年の惑星サイクル(=2つの惑星が合で開始される公転周期)である土星/木星のサイクルが水瓶座0°で始まります。
占星術の2つの社会天体、土星/木星の惑星サイクルは、社会の広範囲での新しい構造と規範の誕生、新しい常識のルールと登場です。
前回の土星/木星サイクルは2000年5月28日、地のサイン牡牛座22°で起こりました。
次の土星/木星サイクルは2040年10月31日に水瓶座と同じ風サイン、天秤座17°で起こります。(1981年もまた、天秤座での木星/土星サイクルが始まって、その予兆が開始されています。)
前回までは過去200年間、地のサインで起こり続けた木星/土星の惑星サイクルは、今後200年間は風サインで起こり続けます。
これは過去、人類が重視してきた地のサイン的な物質主義、資本主義、権威主義から脱し、
風サインの示す知的な発達と知的財産、リベラルでフラットな価値観とコミュニケーションがより重視される時代に変化していくことがあらわされています。
「水瓶座の時代」とは、地球の約26000年周期の歳差運動により、春分点の位置する星座は約2000年ごとに移動するため
2000年前には魚座にあった春分点が、水瓶座に移行する占星術的な時代(エポック)のことを指します。
2000年前、春分点のあった魚座の時代をもっとも代表しているのが祈りと救済のキリスト教文明です。
そこから、人類は水瓶座の時代に移行しようとしています。
まもなく水瓶座0°で起こる土星/木星の合は、その水瓶座の時代が始まる、最初の一歩だと考えます。
しかし残念ながら、今の時点で人類はとても水瓶座の時代を迎えているとは言い難い現状です。
水瓶座の光である自由、平等、博愛の精神はまったく世の人々にいきわたっていません。
世界中で人々は分断され、差別と貧困に多くの人が喘ぎ、人間らしい権利の多くが社会的に保証されないままです。
しかし今後20年、次の2040年の木星/土星サイクルが始まるまでのあいだに、
人類はより自由で平等な博愛の精神で、ひとつにつながっていくことを信じています。
水瓶座のマーク=♒は、波動、バイブレーションを示しています。
魚座の時代に人類が学んだ平和への祈り、その愛の波動によって人類はひとつとなり、かならず新しい文明を創造することができるはずです。
新月で太陽と月に願いを託された、伝令の水星は、この日冬至に山羊座に入りますが、この日にはもう、土星も木星も、山羊座にはいません。
山羊座最終度数の土星は、牡牛座7°天王星とオーブは広いが、すでに90°スクエアになりつつあり、
ニューエコノミー(=牡牛座天王星)としての社会のデジタル化、オンライン化が急速に進んでいます。
蝕の時間帯は、意識が宇宙へ向かうポータルが開くときです。
ひとつの時代は確かに終わり、もといた世界には完全なかたちで戻ることはできません。
射手座の新月は、不浄を燃やす聖なる火の性質をもち、高い精神性を取り戻す手助けをしてくれます。
未来は今よりもっと良い人生、良い時代が必ず来ることを信じるべき時です。
子どもの頃は誰もがみな、サンタクロースを信じていたように。
2020年12月22日08時41分、牡羊座0°34で月は上弦の月になります。
お茶、乳酸菌、発酵食品、免疫を高める食生活を。私は頻繁にコップの水に塩を入れた塩うがいと、国産蜂蜜を舐めています。効いてる感じはあります。