:ReVision

魂の設計図に進化と統合を

2020/11/22 魚座上弦の月のホロスコープ

 

 

11月22日は二十四節気小雪です。

 太陽も射手座に入ります。

nihon-nenchugyoji.com

 

 事前に予想されていた米国の選挙結果の最悪のシナリオは、大統領が共和党、議会の上下院が民主党という、政権と議会のねじれ現象、経済を停滞させる悪夢の出現だった。

 選挙の結果、この最悪なパターンのねじれ状態は避けられ、民主党新政権がすでに宣言している増税案を、共和党が多数を占めると予測される議会上院が否決するという楽観論、希望的観測が市場に広がっている。

 

jp.wsj.com

 

 ともかく、経済と金融を司る牡牛座(と蠍座)で起こった満月のフェーズのあいだに、

日本の株価が上昇し、30年前の株価を復活(=蠍座)させたことは、日本経済の未来を占う吉兆として、非常に喜ばしいことです。

 ただし13日の木星/冥王星の合(3回目)も、14日の火星の順行も、迎えるのはこれからで予断を許さない状況でもある。

 選挙前、米国の大統領選挙に関するメディアの多くが、トリプルブルーやブルーウェーブが起こるという民主党圧倒的有利の世論調査を報道していた。

 確かに勝利したのは民主党であり、12月の年末、冬至の直後に水瓶座で起こる木星/土星の合は、この結果を示唆している。

 けれど選挙の結果から分かった最も重要なことは、メディアの事前の世論調査とは違った結果の現実

現代社会の深刻な分断と軋轢、自分とは異なる考えをもつ人々に対する、他の人々の不寛容な態度が相変わらず続いている現実です。

www.bloomberg.co.jp

 主要メディアの解説は、新しい民主党の大統領の誕生ばかりを報道し、社会に残された分断、人々のあいだに根強く残っている不寛容、メディアに対する不信について、深刻には受け止めておらず、反省もしていない。

 現実として人々は取り残されている。意見の違うお互いを罵り、頑なに相手を拒絶し、不寛容な態度のままで。

 水瓶座の本来あるべき姿、希望も、博愛の精神も、彼らには届いていない。

 左派メディアも、民主党エスタブリッシュメント(支配階級)の両方も、彼らに信用されていないのだ。

 いずれにせよ米国の景気は、大統領が民主党の時代に種が巻かれ、共和党の時代に繁栄が享受できると言われている。

 旧来型の繁栄の時代はパンデミックと共に終わりを迎えた。

 まもなく巨大なエネルギーシフトが起こり、

 種まきの方の時代が始まろうとしている。

 

f:id:minaminosimano:20201109225155j:plain

 

2020年11月22日13時45分、月は魚座0°20′で上弦の月になります。

 月が満ち、満月になるまでの約1週間は上弦の月のフェーズ(1/4ごとのサイクル=周期)です。

 蠍座新月を前に、冬の本格的到来を迎えた地域から感染の急拡大が広がっています。

 蠍座新月から始まる1ヶ月のあいだは、牡羊座火星/天秤座金星/山羊座ステリウムで形成された活動宮のTスクエアのなかにいます。

 よって政府の新型コロナ対策分科会の緊急提言、5つのアクションの緊急提言に従うこと

 提言通りの行動を今すぐ起こすことで、必ず拡大を防ぐことができます。

 私は蠍座新月の頃には、この緊急提言の効果がさっそく現れる期待をもっています。

 過去の2回と同様、13日の木星/冥王星の合の前後にピークが来るとすれば

国民による自主的な回避行動が行われるはずです(欧州でも、ロックダウンの成果が蠍座新月以降に出てくるだろう)。

 緊急事態宣言を出さずに第2波を乗り越えた経験から、日本社会はすでに多くを学んでいます。

 現首相の太陽星座は射手座、彼は筋金入りの楽観主義者です。

 よほどのことがない限り、全国的な緊急事態宣言を発令するつもりはありません。

 柔軟宮の射手座らしく、国民を現実に適応させようとする、より柔軟な施策を打ち出してきます。

 新月前にファイザーのワクチン開発成功のニュースがあり、世界の株価も高騰しています。

 来年1月14日に牡牛座の天王星が順行に戻るまでは、臨床結果を用心深く見守るべ

きであり、死者数が桁違いに多い欧米から優先的に接種が行われるはずです。

 来年は天王星が順行に戻る1月14日以降は、1月末に水瓶座で水星が逆行するまでのあいだ、全天体順行期間がやってきます。

 さらに来年は2月から12月まで約1年がかりで、水瓶座土星/牡牛座天王星の90°スクエアが続きます。

 これはコロナ禍によってダメージを受けた世界経済を、産業構造の改革、イノベーションと新しい産業の創出によって克服していこうとする90°のアスペクトです。

 新しいワクチンはあまりに新しいバイオ技術による生成であり、接種後にさまざまな副作用が分かるはずです。このワクチンの副作用やコロナの変異が、土星/天王星90°として現れる可能性があります。

 現在の活動宮Tスクエアには、やはり命の危険があります。

政府が国民に無理やり接種させようとする事態にならないよう、臨時国会を監視するべきです。というか国民に義務化するというのなら、国会議員から真っ先に接種してみせるべきです(真に愛国心があるのなら)。

  太陽は射手座に入ったばかりであるため、月が同じ柔軟宮の魚座に入ったところで

上弦の月になるフェーズです。 

前の週の蠍座新月で、活動宮Tスクエアに参加していた金星も

この前日の21日に蠍座に入り、魚座の月と水星座同士の120°トライン。

 活動宮のTスクエアがようやく外れます。

 深い癒し、ヒーリングの感覚に恵まれるフェーズです。

 理由は各人ぞれぞれだと思いますが、ほっとひと息つくことができます。

  心身、とくに心と感情、内面の女性性を癒すことが、生活の中心テーマであるのは、デトックスをテーマにしていた蠍座新月から同じく引き続いています。

 今年の山羊座ステリウム(=惑星集中)には、女神パラス・アテナから名付けられた小惑星パラスがくっついていたため、女性たちは皆、知恵と戦いの女神パラス・アテナとなって全力で社会と家庭の内外、とくに医療と介護の現場で戦い続けてきました。

 リトリート(静養)に向いているフェーズです。

 とくに睡眠、時間の許す限りよく眠り、今年の戦いの疲れを癒していくべき時です。

 活動宮のTスクエアは外れていますが、牡羊座火星はまだ真ん中の度数15°

 冥王星山羊座23°、火星の方がスピードは速いので、まだ90°スクエアで緊張は残っています。

 90°スクエアの緊張とは、困難を乗り越えるために、テンションが高い状態が続くことです。

 新時代に向けた自我の獲得という、ポジティブな方向でこのエネルギーを使ってください。

 これは本当の自分を知るためのエネルギーです。

 自分らしさに気づくために、そして人生の新たな側面を切り開いていくために、この活性化されるアドレナリンを使うことができます。

  2つの社会天体、土星木星はついに冥王星を通過し、未来を指し示す水瓶座に向かってすすんでいます。

  土星山羊座の後半度数27°に至り、社会全体に未来意識が浸透してきます。

 今回の魚座上弦の月のフェーズのあいだ29日に、魚座の支配星、海王星が順行に戻ります。

 その魚座海王星は双子座/射手座にある月のノード軸と柔軟宮のTスクエア。

 次の満月は、満月軸が月のノード軸に差し掛かる直前での半影月食です。

 射手座の首相は、何か重大な決断を下すはずです。

 衆議院解散、または渡米して、新しい民主党の大統領と会談するかもしれません。

 運行の太陽が、彼の太陽&水星と重なる星座が射手座であることを考えると、海外での会談を予測するのがいちばん妥当かもしれません。

 米国がTPPに戻ることはないようですが、新しい多国主義(=双子座)の貿易と防衛の協力関係の構築が待たれます。

 運命の軸である月のノード軸の、進化と学びの方向性、ノースノード(ドラゴンヘッド)は双子座にあり、多国間での協力関係こそが、現在の諸問題を解決する解決策です。

 個人においても、太陽もサウスノードのある射手座を運行しているので、ここは柔軟に、フレキシブルに、睡眠時間も確保しながら、新しい時代に向けての学びを進めていける時です。

 月が満ちてくると同時に、月末の蝕の満月に向かってエネルギーが充填されていく感覚が強まります。

 そして月末、2020年11月30日18時30分、月は双子座8°38'で半影月蝕の満月になります。

 蝕のシーズンが始まり、双子座&水瓶座の属する風サインへのエネルギーシフト、大きな切り替えポイントが始まります。