:ReVision

魂の設計図に進化と統合を

2020/10/10 蟹座下弦の月のホロスコープ

 

 

 気持ちが揺れているときは、秋の空を見上げよう。

深呼吸しながら、自然と親しんでください。

気分転換と深呼吸が、何より大切な季節の変わり目です。

weathernews.jp

 

f:id:minaminosimano:20200926175228p:plain

 

 

2020年10月10日9時40分、月は蟹座17°10'で下弦の月になります。

次の新月までの約1週間は下弦の月のフェーズ(1/4ごとのサイクル)です。

新月転換までの最後の1週間になります。

 月を下弦にしている蟹座17°と天秤座17°太陽の90°スクエアと、

今年後半ずっと作られている牡羊座火星と、山羊座の3天体、土星冥王星木星山羊座ステリウムとの90°スクエアとが組み合わさり

活動宮のグランドクロスが形成されます。

 今回のこの下弦の月のフェーズから、激しいエネルギーのピーク時間が本格的に開始されます。

この激しいエネルギーが、日本にとっては衆議院解散総選挙として使われることを私は期待していましたが、解散はもう少し先になるようなので

現状では、おそらく第3波の出現が

ブラックスワン」(=危機的状況)の正体ではないか、と想定されます。

 逆行の牡羊座火星は、9月29日から10月20日まで山羊座土星冥王星木星に2回目の90°スクエア(waxing:第1四半期)を形成します。

この厳しさのピークは10月14日です。

www.nao.ac.jp

f:id:minaminosimano:20200613072943j:plain

 逆行している牡羊座の火星と、山羊座ステリウムの土星との90°スクエアが、オーブ(アスペクト範囲)0°になるのは9月30日06時49分

冥王星とのオーブ0°の90°スクエアが10月9日22時09分

木星とオーブ0°の90°スクエアになるのは10月19日14時37分

9月30日から10月19日の3週間の時間帯は星まわりの激しい時間帯として意識し

今から余裕をもってスケジュールを組んでおいてください。

とくにいつでも休息できるよう、生活全般に余裕をもたせることです。

 牡羊座火星と天秤座太陽、山羊座ステリウムのTスクエアは、働きすぎによる過労、人間関係が原因となる疲労、時間が足りない焦燥感を生じさせます。

土星は9月29日に順行のため留、ステーションとなり、抑圧的で不安を引き起こす可能性があります。

 芸能人の自死の報道が相次いでいますが、これらの検索はいますぐやめるべきです。

 山羊座ステリウムと双子座のノースノード(ドラゴンヘッド)は、長いあいだ150°クィンカンクスのジレンマ、捕捉され動けなくなるアスペクトを作っています。

 いま、過度にネット検索を続けると、逆行するため蠍座で留になる水星が、神経質、神経過敏になりやすく

過度なネット検索は神経を痛めます。

 自宅でリモートワークをしているかたは、これら不安を煽るマスコミの報道をシャットダウンしてください。

 社会を覆う「死の想念」に、巻き込まれる危険があります。

 すべての死には尊厳があり、原因を他者があれこれ詮索してはいけないのです。

3月の中旬から下旬にかけてのパンデミックによる世界の混乱は、火星がこの山羊座ステリウムと合になり、通過していったときに起こりました。

 合によって開始されるサイクルのwaxing:第1四半期の90°スクエアは、

サイクルが開始された時に存在していたテーマへの再試験、再度のテストをあらわします。

 いまは新しい何かを始めるより、3月に取り組んでいたテーマを再度、復習するほうが賢明な時間帯です。

 活動宮がクロスになる、この下弦の月のフェーズの激しさに輪をかけるのが、

蠍座の水星が10月14日に11°40で逆行を開始することです。

 水星の逆行は頻繁に起こる馴染み深い天体現象ですが

一般にはコミュニケーションの齟齬とテクノロジー機器の故障、移動の遅延などを引き起こします。

今回は蠍座から天秤座にかけて逆行します。

 蠍座にある時は、それまで隠されていた秘密の暴露、深層心理の表出、

寒暖差の激しい気象の変化に対応しようとするホルモンバランスの揺らぎ

火星が冥王星を刺激し、アドレナリンが活発化していることが原因となる

不眠や寝つきの悪さ

そして水星が天秤座に入ると、人間関係とコミュニケーションについて行き違いや誤解が生じやすくなります。

水星は10月14日10時05分に蠍座11°40で逆行を開始し

10月28日には再び天秤座に戻り、11月4日に天秤座25°53′で順行に戻ります。

 水星の順行時の留・ステーションポイントは天秤座25°53′です。

 水星が天秤座25°53′を通過したのは先月、9月23日でした。

 蠍座での水星の逆行は、順行に戻ったばかりの蠍座の支配星、冥王星山羊座で逆行していた期間に直面していた困難な問題

とくに自分の仕事や社会的責任(=山羊座)について、その課題を直視し、深く掘り下げ、白日のもとにさらすよう要求してきます。

 進化の土台づくりの最終形態、冥王星は根本的変容を求めています。

 水星が蠍座11°40で逆行を開始する9月14日、この日、水星の位置する蠍座の支配星、冥王星を中心とする山羊座ステリウムは、90°スクエアになる牡羊座の火星と天秤座の太陽と

活動宮のTスクエアを形成します。

この星回りは、米国の最高裁判事の人事や大統領選挙をめぐる分断にみられるような、個人が信じる社会正義(=山羊座&天秤座)についての戦い、怒りによる二極化として現れます。

 荒れる社会の空気から、個人の内なる平和を保つため、他者の怒れる感情から自分の身を守る態度が大切です。

 水星が順行に戻るのは11月4日ですが、現在、逆行している火星が

順行に戻るのが11月14日であるため

この活動宮Tスクエアの激しいフェーズの最中に

個人が日常生活で使う個人天体である

蠍座の水星と牡羊座の火星が、同時に逆行しているという独特の辛さが感じられると思います。

 水星が逆行する10月14日、水星は牡牛座天天王星と180°オポジションとなり、これまでとは違う物事の見方、新たな発見をもたらしてくれます。

 先の牡羊座満月では、天秤座太陽と牡牛座天王星の間で150°クィンカンクスができ、

満月軸の牡羊座の月と牡牛座天王星が30°セミセクスタイルであったことから

長い三角形の刺激的な複合アスペクトを作っていました。

 先の牡羊座満月の頃抱えていた問題は、

内省と識別(=乙女座金星)の結果、

ようやく解決の糸口を発見することができます。

 乙女座にある金星と月は合になり、蠍座水星と牡牛座天王星の神経質な180°オポジションを調停します。

 乙女座の金星と月は、識別能力を高めてくれます。

 真に正しい情報だけを取捨選択できるよう、深い真実だけを求めて止まない蠍座の逆行水星を、手助けしてくれます。

 そして乙女座のエネルギーはヘルスケアとメンタルヘルスを助けます。

 日常生活をより健康的に過ごすための内省と知恵を与えてくれます。

 乙女座は内省とジャーナリングの星です。

来年2021年の日記や手帳のページを開き、来年の計画を設定し始めましょう。

 未来に希望を抱いてください。

 ジャーナリング(書き綴り)するだけで、大きな癒しが感じられるはずです。

 蠍座の水星の逆行は、思考(=水星)が

感情と肉体をどのように刺激するかを理解し

心身の健康を維持するために必要なものを見つける手助けをしてくれます。

 それは人生が根本から変化するような、目からウロコのアイデアです。

 とにかく生きてさえいれば、まわりや社会的状況はかならず変化し、星回りも変化していきます。

 今の激しい星回りは、大きな霊的変化を個人と社会の宇宙から要求されているからです。

 牡羊座の火星は、たとえ逆行している最中であっても、先ずは個人がとにかく生き抜いていくことをサポートし続けています。

 私たちはもうすでに、コロナの第1波と第2波を経験済みです。以前とは大分、勝手が違います。 

 火星が山羊座ステリウムを通過した3月中旬から下旬の時と、同じテーマについて、私たちはテストされようとしてはいます。

 しかし3月中旬の時間帯から学んだ教訓を誰もが生かすことができれば、半年前に経験したようなパニックを防ぐことができるでしょう。

 現にいま,世界は3月中旬ほどの絶望に覆われていません。

 日本でのコロナの死者が海外に比べて圧倒的に少なく、海外ほど社会が混乱していないのは

日本社会が「安定」という底力、社会の真の実力を、この山羊座ステリウムのもとで十分に発揮できているからです。

 14日の段階では、月のノード軸、双子座のノースノードと射手座のサウスノードは、天秤座太陽と牡羊座の火星の180°オポジションレクタングル(長方形)で調停しています。

 過去からの理想や目標にあまりに固執しすぎることはやめ

コントロールできないものは宇宙に手放し、忍耐強く、

世界が不穏な空気に包まれていたとしても

自分の内面を安全な場所へと切り離し

身の回りの平和を維持することができることを、今は信じるべき時です。

天秤座の太陽と、天秤座の支配星として乙女座を運行する金星は、仕事と私生活のバランスをとるために、いまこそ忍耐と努力(=山羊座)が必要であることを示しています。

 万が一、バランスが崩れると、動揺と欲求不満のストレス、燃え尽き症候群、誤った決断を下してしまう危険があります。

10月8日は二十四節季の寒露です。寒暖差の激しいときです。

毎年、冬になると「冬季うつ」になりがちな方、自覚があるかたは

今が激しい時間帯であることを意識して、休息を多めにとるようにしてください。

不安に襲われるときは、まずは深呼吸です。深呼吸を続けてください。気持ちが落ち着いてきます。

 金星はスケジューリングが好きな星座、乙女座にあり、イベントの計画は楽しさいっぱいです。

 少数分散型であれば、遠出だって問題ありません。行動するとき、三密にならなけらば良いだけの話です。

 クリスマスケーキやおせちの予約など、今から年末に向けて、楽しいイベントを仕込んでおくことは、かならず良い気分転換になり、とてもおすすめです。

10月17日04時31分、月と太陽は天秤座23°53'で新月になります。

試行錯誤してきた自他のバランスとパートナーシップについて、新たなスタートラインに立てる時です。