ネオワイズ彗星は、今世紀に肉眼で見える数少ない彗星だそうです。
月が上弦になるとき、太陽と月は
90°スクエアのチャレンジする角度
困難に立ち向かい、試練を乗り越える機会を与えられています。
危機はいつも、気づきと目覚め、新たな視座の獲得をもたらしてくれるチャンスの機会です。
2020年7月27日21時33分、月は蠍座4°56で上弦の月になります。
月が満月になるまでの約1週間は、上弦の月のフェーズ(1/4ごとのサイクル)です。
太陽はすでに獅子座に入っています。
新月には山羊座ステリウムの土星と向かい合い、ハードな試練を人類に課していましたが、
上弦の月まで来ると、意識は山羊座ステリウムが与えてくるプレッシャーから、ようやく少し離れています。
太陽に引き続いて、山羊座ステリウムの課題を担当しようとしているのが
順行に戻ったあとで、蟹座15°まで進んでいる水星です。
水星は牡羊座16°の火星と90°スクエアになり
この後、山羊座ステリウムとTスクエアを形成し
新月からスタートした、新しい課題の解決するよう、プレッシャーを与えてきます。
今、社会的に問題になっている悩みは引き続いていますが
個人はブレイクアウトの好機です。
獅子座太陽の、自分らしい自己表現を目指して
社会生活や職業生活において、いまだ納得していない蟹座の感情的な課題について
蟹座の心と感情を納得させる方法を探る時です。
獅子座で自己表現、自己実現する以前に
まずは蟹座で自分らしいライフスタイルや家庭生活、感情と心の有り様を納得しておく必要があります。
牡羊座16°火星は、とくに「自分らしさ」について、水星が逆行していた時に感じていた
自分らしさ、について思いを巡らすよう、
時に激しい怒りや生存競争の最中に身を置かせながら、再考をうながしています。
また、さらに問題になるのが、双子座20°金星と山羊座ステリウムが、ジレンマのアスペクトである150°クィンカンクスになることです。
この双子座金星にオーブ0°で90°スクエアを投げ掛けているのが
魚座海王星は山羊座ステリウム側に60°セクスタイル、過度な楽観がCOVID19を広げていくアスペクトです。
Gotoキャンペーンの中止も含めた、COVID19を感染拡大させないための
移動の問題を再認識せざるを得なくなってきます。
個人も双子座のテーマである、移動や他者とのコミュニケーションの取り扱いについて
150°の不調和と不均衡のなかで妥協点、解決策を探していくことになります。
進化へのヒント、月のノースノードは双子座にあります。
どうしても見つけておくべき答えが、情報やひととの繋がりのなかにあります。
この上弦の月には、月と太陽の90°には牡牛座天王星が絡んで、不動宮のTスクエアになります。
このタイミングで、すでに動けなくなっているひとは、ブレイクアウトの課題を個人として背負っているはずです。
牡羊座火星の自分らしさ、獅子座太陽の自分らしい生き方
火の星座がもたらす情熱、ここに思いの中心をもってくることが、より生きやすくなる今の生き方です。
水星が獅子座に入ると、より直感的なアイデアに恵まれます。
情熱はさらに高まりつつあり、月は満ちていきます。
8月4日0時59分、水瓶座11°45′で
水瓶座の満月になります。
翌日8月5日には水星も獅子座に入り、夏らしさを楽しむことができるはずです。