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魂の設計図に進化と統合を

2020/6/13 魚座下弦の月のホロスコープ

 

 

 魚座を移動している火星は、パンデミックを示す魚座海王星と、5月末現在はオーブ(範囲)10°で離れていますが、これから本格的に近づいていきます。

 今回の、月が魚座下弦の月になる6月13日

火星は魚座海王星と完全な0°合になり、

この日は月も合わさりトリプル合になります。

 火星が魚座を抜けるのは6月28日です。

 列島の梅雨入りと、梅雨明けの夏本番でまた雰囲気は変化するでしょうが、

日本は秋冬に備えて学ぶべきことが、まだあるのかもしれません。

 双子座にいる太陽と逆行金星は、風サインらしい学び、とくに復習の大切さです。

 社会はこれまで得てきた学び、

ソーシャル・ディスタンスを初めとした

新しい生活様式ニューノーマル(新常態)に

どれだけ慣れているか、

まさにこれから試されていきます。

双子座の新月から開始した柔軟宮のサイクル

双子座を移動していく太陽と月はこれから

この魚座火星と柔軟宮のTスクエアのサイクルを次々に形成しながら、

ニューノーマル生活様式に対して

より柔軟に、フレキシブルに、適応力をもって慣れていくレッスンを私たちに促します。

 韓国ではソウル首都圏で2週間の段階的な自粛要請が再度、発表されていますが

日本でもこれからCOVID19のクラスターが頻発する一部の地域では、

現在の北九州市のような、いくつかの段階的な自粛要請が始まるかもしれません。

 それでも柔軟宮のフェーズのあいだは、

社会は以前よりも柔軟に、フレキシブルな適応力をもって、クラスターの問題に対処していこうとするはずです。

 その柔軟宮のレッスンの結果が、夏至に起こる蟹座の金環日蝕の頃に、新しい世界として出現します。

 いま世界や日本で起こりつつある出来事は、6月21日夏至の金環日蝕から始まる、ニューノーマルの世界をすでに予兆しています。

 宇宙は人類に行動制限を課して、そのあいだに今よりさらに進んだ超オンライン化の世界をつくらせようとしています。

 おそらく、それが地球環境に負荷をかけない良い結果を自然界にもたらすからなのでしょう。

 

 月が下弦となる時間は調整タイムです。

 双子座の新月のころに立てた計画を見直しましょう。

 とくに今回は金星のみならず水星とダブルの逆行期間が開始されます。

 6月後半は18日に水星逆行開始、

21日に蟹座0°の金環日蝕

23日に海王星の逆行開始

25日に双子座の逆行金星が順行に戻る

28日に火星が支配する牡羊座入り

30日に山羊座木星&冥王星の今年2回目の合

7月2日には逆行土星山羊座に再移動など

 5月中旬同様の大きなエネルギーシフトの変化の時です。

 宇宙を信頼し、未来の時間に不要なものは、整理整頓しながら手放していく時間です。


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水星は5月29日に蟹座に星座移動し、さらに

6月18日13時59分から、蟹座14°45′で逆行を開始します。
水星が順行に戻るのは7月12日17時26分、蟹座5°34′です。

 水星が逆行を始める蟹座5°34′の留(ステーショナリー)ポイントを通過するのは

6月2日です。

 この日から水星逆行前のシャドー・フェーズが始まります。

 この日前後に思いついたアイデアや考えは、とても重要なアイデアになる可能性があります。

 逆行を開始する6月18日前後もアイデアに恵まれます。

 手帳や日記に、メモしておきましょう。

 逆行を始めた水星が、7月12日に蟹座5°で順行した後、逆行を開始した蟹座14°を

抜けるのは7月27日です

(順行後のシャドーフェーズ)。

 大切なデータは逆行前に、バックアップをとっておいてください。

 水星が逆行する期間は、移動と通信、コミュニケーションについて、上手くスムーズにいかなくなることが起こりやすくなります。

 ひとは内省的になり、自分の思考やコミュニケーションのあり方について、

再考をうながされます。

 計画しているアイデアは、耐久性のある現実的なアイデアであるかどうかを試されます。

 自宅や家族を示す蟹座での水星逆行です。

さらなる学びが必要とされている地域では

ふたたび自宅待機など外出自粛の要請があるかもしれません。
 移動、通信、コミュニケーションをつかさどる水星を支配星としている双子座で

逆行している金星が、順行に戻るのは6月25日なので、

6月18日から25日までの8日間前後は非常に混乱が生まれやすくなります。

 この期間には、より多い地域での自粛要請があるかもしれません。

 もしくは、いま計画されている県境をまたぐ移動の制限の緩和は、いったん延期になる可能性もあります。

 その前の6月6日頃、先の射手座月蝕の満月が、コミュニティでの内需が良いかたちで刺激されているような星回りだったので、

域内経済や域内観光のような近場

地域内で完結できる地域経済の景況感は、6月前半は活発化している印象もあります。

 国民の内需の動向を示す蟹座水星60°牡牛座天王星アスペクトは、このフェーズにも引き継がれています。

 ともかく現在の双子座&柔軟宮の学びは、

予測されている秋冬の大流行に備える大切な学び、復習の時間です。

 現在と似ている星回り、第1次大戦のころのスペイン風邪の第2波は、変異して、第1波よりも有毒化したのです。

 いま、しっかり学んで全員が慣れておけば、秋冬に起こるであろう最悪な事態を、日本は和らげることができるはずです。

 

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2020年6月13日15時24分、月は魚座下弦の月になります。

 次の新月転換、6月21日の蟹座0°金環日蝕まで、最後の下弦の月のフェーズ

(1/4ごとの月のサイクル)になります。

 先の射手座月蝕の満月までできていた柔軟宮のTスクエアがとけて、雰囲気がガラリと変わっています。

 月のノード軸のサウスノード(ドラゴンテイル)だけは射手座に残り、柔軟宮のテーマを支えています。

 下弦の月の日のアセンダントは、蟹座日蝕図と同じ蠍座にあり、国民は復活と再生をテーマに意識を集中させています。

 蟹座日蝕の雰囲気が、日本の社会には、すでに色濃く出ています。

下弦の月魚座22°にあり、魚座20°で完全な合になっている海王星と火星とトリプルで重なりあっています。

 普通に事故には気をつけるべき時ですが

何より、このフェーズから山羊座で逆行している木星&冥王星魚座海王星の60°セクスタイルがオーブ5°ではっきりアスペクトをとり始めます。

 このアスペクトは2月の魚座新月頃、世界にパンデミックを広げた感染拡大の星回りです。

 私は当時から、これは人類が高い精神性と協調性で、恐怖とパニックを乗り越えるべき星回りだと考えています。

 ただし、やはり当時と同じように人びとは楽観的になりすぎてしまうと思うので

私たちは自分と家族を守るための行動、

ソーシャル・ディスタンスしながら生活を維持していく思考を働かせ続ける時です。

 移動を示す双子座にある太陽と、月は下弦をつくるので90°、通勤などで移動の最中に、うっかり不注意が原因でCOVID19に感染してしまうリスクがあります。

 魚座のトリプル合は、通勤を示す山羊座冥王星木星との60°セクスタイル以外にも、

蟹座と120°トラインになっており

家族や仲間と海辺やプールに遊びにいく時や、映画や観劇、会社の飲み会など居酒屋で一緒にビールを飲んでいる時など、

蟹座&魚座的な行楽で人混みに出かけるのは危ないので、このフェーズではこれらの予定はキャンセルした方が良いかもしれません。

 一方で、蟹座水星は牡牛座天王星には60°、

これは国民の内需の動向を示すアスペクトです。

 天王星が示している孤立した家族と身内のみでの楽しみ、

牡牛座なのでバーベキューは楽しいはずですが、他者とあまり接しない、近場での域内観光、牧場でソフトクリームを食べたりするのは出かけて楽しそうです。

 国産の和牛や牛乳の価格は、このあたりで国内消費ですこし持ち直しそうな感じです。

 いかなる場所でも、他者と密に接しなければ、家族やカップル、仲間だけで孤立して過ごすイベントは大丈夫だと思います。

 逆行金星は双子座8°で、牡羊座のキロン以外とほとんどアスペクトをとっていません。

 為替取引など相場は予測できない乱高下が起こりやすいので、相場に関わっているひとは気をつけてください。

 牡羊座のキロンと60°なので、ワクチンや薬の開発関係は良いサポートをし続けているとおもいます。

 漢方とかサプリメント、身体に良いオーガニックな食品のメーカーなども好調です。

 相場でも製薬メーカーの売買はこのフェーズでは好調だと思います。

 水星逆行が始まる6月18日から21日夏至日蝕をはさんで金星が順行する25日までの8日間、

地域によっては、行動制限される地域もある可能性があるので、

動いて準備する必要があるひとは、動けるうちに準備しておくと良いはずです。

 もちろん、楽しんで息抜きも必要ですが、感染にだけ気をつけてください。

 いまの時間は柔軟宮のリズムですので、

とにかく柔軟性をもってフレキシブルに、ケースバイケースで適応力をつけていく時です。

 牡牛座、獅子座、蠍座水瓶座の不動宮の強いひとは、自分の信念に意固地にならずに、

そのほかのひとたちも、

新しい生活様式を学ぼうとしないひとに怒りを抱かず、

深呼吸して、息抜きやリラックスも取り入れながら、初夏の季節を楽しんでください。

 昭和が平成に変わった頃、1989年の天安門事件は、今とおなじような星回りの時期に起こっていますが、

いまの香港は同じような状況になりつつあります。

 次の蟹座金環日蝕のシンボルは、古い旗を降ろして新しい旗を揚げるシンボルですが、

香港は自由と民主主義という旗を、中国によって降ろされようとしています。

 核兵器をもつ超大国、中国とアメリカの対立が、どこまで激化していくか分かりません。

 これから、蝕のシーズンのあいだに、歴史的な出来事をいくつも目撃するはずです。

 この歴史に立ち会うために、私たちはみずから選んで、いまの現世に転生しています。

 現実から目をそらさず、現代史の大いなる転換、人類の物質主義の終焉、ひとつの歴史の終わりの瞬間を直視し、記憶してください。

 現代を生きるすべてのひとが今回の歴史から学び、学んだ教訓を次世代に伝えていく役割を担うことになります。

 いよいよ月は欠けていきます。

 夏至は21日の朝6時44分です。

 金環日蝕は同日15時41分、蟹座0°21′です。