:ReVision

魂の設計図に進化と統合を

2020/5/30 乙女座上弦の月のホロスコープ

 

 

 月が上弦になる時は、困難に立ち向かい、

挑戦していく激しさを後押ししてくれます。

5月30日、月はいま乙女座にあります。

いったん考えを整理して、どこで壁にぶつかっているか、落ち着いて分析してみましょう。

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 日本は憲法(天秤座)によって言論と表現(獅子座)の自由を保障(水瓶座)されています。

 風サインでの惑星逆行の悪い影響と見られる現象、

芸能人の政治的発言を過度にバッシングする魔女狩りの風潮がみられ、懸念しています。

 他者の権利と尊厳を侵害や棄損しない

自由な意思の表現の範疇において

大多数のひとが個人的な批判や批評の範囲を越える圧力を

特定の個人に与え、個人の表現の自由を萎縮させる風潮が行きすぎると

やがては「占いは迷信」「前世論はカルトの入り口」のように、占いのような一般の自由な思想や趣味を表現することも

いつか世論の圧力によって禁止や封殺されてしまう危険があります。

 中世のヨーロッパでは実際に多くの女性が魔女狩りの恐るべき迫害と弾圧を受け

戦前の日本でも思想と信仰の自由は制限や禁止がなされ、市民が投獄されたりしました。

 今年の夏至は蟹座0°で日蝕が起こります。

 蟹座のエネルギーに属する祖国への愛と皇室への敬愛は、あくまでそれぞれの個人に自然派生している素朴な愛情です。

 愛情とは無理やり他者に押しつけるものではなく、個人の権利、人権だと私は考えます。

 すべての市民は、双子座の多様性の理解、天秤座の法治主義と外交努力、人間の理性の光である自由と平等、人権の尊重という水瓶座、これら風サインを充分に働かせて

個人が自由に愛する権利、蟹座(愛国心)を

国家権力やメディアや大衆が勝手に悪用し

ひとの権利の迫害や弾圧や戦争に利用しないよう警戒する必要があります。

 蟹座の愛(愛国心)を誰かが悪用して

自国や他国の若者を戦地に行かせたり

この国や世界のどこかで戦争を始めたりしないよう、すべての市民は国際社会のなかで

リアリズムの追及と戦略の風サインを、正常に働かせておかなければならないのです。

 ひとの進化の方向性を示す、月のノード軸のノースノード(ドラゴンヘッド)は双子座を移動しています。

 これからは理性的で客観的な情報リテラシーの共有がとても大切な時代になってきます。

 蝕の季節は、地震と戦争が起こる危険が高まります。

 

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 2020年5月30日12時30分、月は乙女座9°11で今月2回目の上弦の月になります。

 次の射手座満月までは上弦の月のフェーズ(1/4のサイクル)です。

 この上弦の月のフェーズは、6月6日の射手座満月の月蝕と、6月21日夏至の蟹座0°日蝕

(二至二分のアングル、春分夏至秋分冬至になる牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座の0°はエネルギーの転換点、大きなターニングポイントです。今年の冬至水瓶座0°で木星土星の合。)

の両方において起こることの予兆を確認することができると考えられます。

 まず最初に、次の6月6日の射手座満月の月蝕では、射手座の月と双子座の太陽の満月軸と

魚座の火星&海王星が合となり柔軟宮のTスクエアが形成されますが

その直前となる今回の上弦の月のフェーズは

月が同じ柔軟宮の乙女座に入っており、月蝕と同じ柔軟宮のTスクエアが形成されます。

 最初の39県の自粛が解除された直後の週末から、ちょうど2週間あとの週末になります。

 魚座海王星に向かいあう乙女座の月(大衆心理)は、医療と衛生でパンデミックの問題を解決しようとしており、

双子座新月以降、ずっと空気感染の90°スクエア魚座海王星で苦しめられている双子座金星

肺と呼吸をあらわす双子座で逆行している、この金星をなんとかしようと頑張っている

双子座太陽の政府ですが、やっていることはアベノマスクを配るだけ、というようなTスクエアです。

 ここは現在の中国や韓国で見られている突発的なCOVID-19のクラスターの再発が暗示されている気がします。

 リカバリーな気配があった先の双子座の新月を、すでに打ち消そうしている柔軟宮のTスクエアです。

 ただしパンデミックを表す魚座海王星を刺激する火星はオーブ9°手前にいて、まだ近づいている段階ですので、

クラスターの頻度と規模は、その最初の段階ではないかと思われます。

 もしもこの上弦の月のフェーズでクラスターが多発してしまっていた場合、

本格的におおきなクラスターが頻発するのは、火星が海王星と合になっていく射手座満月の月蝕のあとからではないかと思います。

 マンデーン(社会情勢)としては、

あまりに頼りない中央政府に変わって

現場の力として頑張っている国民は、

乙女座があらわす医療と衛生観念を武器に、経済崩壊の不安や焦り、欲求不満、自制心の欠如が引き起こすクラスターを

なんとか制圧しようと国民一丸となって奮闘しているフェーズです。

 個人(パーソナル)のレベルは、この社会の問題にどう対処すればいいのか?

  柔軟宮はオープンマインドな柔軟性と適応力を武器に、問題を臨機応変に、フレキシブルに解決していこうとするエネルギーです。

 必要以上に不安になることも、あまりに楽観的になることも、両方が危険です。

 牡牛座天王星90°水瓶座土星が教えてくれたソーシャル・ディスタンスなど

これまで学んだことを日常のなかで粛々と続けていき、

どのような場所でクラスターが発生しているか理解し、そのような三密している場所をできるだけ避けることです。

 乙女座に月があり、これまでどおりの衛生観念も大切です。熱中症の予防もかねて、夏マスクや夏仕様の手袋の習慣を。手洗いも。

 ダイキンによると、クーラーは消さずにかけたまま、室温設定をあげてから窓を開けて換気すると良いようです。

 最悪の場合、いまは国産の治療薬のアビガンやイベルメクチン、レムデシビルが病院にあります。

 魚座の火星と乙女座の月を、まだ逆行せず順行している牡牛座天王星が調停して支援している60°と120°の良好角度からのサポートは

上記のような地に足の着いた国民の協力体制

未来を先取りしつつ、現実的な対処も可能にしているアイデア(天王星)、現実的な問題解決を可能にする高い視座でもって、私たちをサポートしてくれる働きだと思います。

 先月の牡牛座新月の頃に、不動宮の90°スクエアに巻き込まれていた苦しさを思い出すと

たとえ惑星の逆行が多くても、柔軟宮である分の慣れと臨機応変さ、適応力がある印象を受けます。

 月が上弦となる日の前日、水星は蟹座にイングレス(星座移動)しています。

 水星がその前の星座、ホームベースである双子座に移動したのは5月12日であり、

双子座の新月になった23日には

双子座20°で逆行の金星と合となり

5月29日には蟹座に抜けてしまうので

18日間であっという間にホームベースの双子座を駆け抜けたことになります。

 立て続けに起こった惑星の逆行を、双子座支配星の水星がサポートしてくれた感覚があります。

 金星逆行と水星逆行が同時にあり、日蝕のある6月後半はどうなるのか?

 やりたいことがあるひとで、いま動くことが可能なひとは、動けているあいだに、先手をうっておいたほうがいいことが、あるのかもしれません。

 上弦の月となる日は水星は蟹座1°50′にあり、すでに逆行している水瓶座1°40′の土星とオーブ0°の150°クィンカンクス。

 不調和と不均衡、動きたくても動けないジレンマのあるアスペクトです。

 水星側には月のノード軸、双子座のノースノードが合になっているので、頭ではソーシャル・ディスタンスの有効性を理解しています。

 しかし蟹座の水星には自分の生活も優先させようとしている大衆の動きがあらわされ、

水瓶座土星の側についている逆行中の木星冥王星山羊座の国家権力は、

すでにリーダーシップの欠如が露呈し、国民に行動の自制を求めても、もはや制御できないでしょう。

 双子座の太陽、政府はとりあえずアベノマスクを配ろうとしていますが、すでに金星は逆行し、

マスクどころか国民や中小企業が必要としている給付金さえ満足に届けることができるかどうか怪しくなっています。

 国民は国民で身を守り、また水瓶座の初期度数、若いリーダーを求めて政治を変革しなければいけないと考えはじめていますが、

国民はCOVID-19の対策と自分の生活の立て直しでいっぱいいっぱいであり、

まだ役立たずの政権を解散総選挙にまでは追い込めずにいるはずです。

 それでも、この上弦の月のフェーズあたりで、政府の無能を確信し、新しい政治を求める目覚めを得るのだと思います。

 6月21日の夏至には、蟹座0°に太陽と月が来て、政府も大衆も政治や社会システムを変革する必要があるとはっきり認識します。

 おそらく土星水瓶座で順行していた時に活躍していた地方の若いリーダーを、この国の新しいリーダーとして求めるような政治の動きが出てくるでしょう。

水瓶座の初期度数は、若く革新的なリーダーを求めているからです。

アメリカでいえばニューヨーク州のクオモ知事のような)

 個人レベルでいえば、山羊座らしい労働意欲、ハードワーク、忍耐、自己抑制と自己規律によって、

双子座の新月のあと、再建していこうとしている社会に貢献することができます。

 来月末には木星冥王星は2回目の合があります。

 個人は進化の基礎を創造し続けることができる星回りです。

 今年の7月まで、3回ある蝕のシーズンの2回目が始まります。まえは去年の年末から今年の1月の蟹座20°月蝕、3回目は今年の11月から12月。

 宇宙のエネルギーのポータルが開きます。

 ぜひ新しい生き方に踏み込んでいってください。

 私も応援しています。

蝕が来ると体調を崩しやすいひとは、あらかじめ注意が必要です。

6月6日4時12分に、月は射手座15°34′で半影月蝕の満月になります。

 

 双子座で逆行している金星は、6月3日に内合です。

 

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